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紗栄子vs梨花がママ友バトル!梨花が陥ったアラフォーママの落とし穴
紗栄子と梨花がバトルとな?(左/紗栄子公式ブログより 右/「Rinka Happy Life」より)
11月18日、ダルビッシュの突然の交際宣言に驚いた人も多かっただろう。相手の女性は女子レスリング一家の山本聖子という離婚直後のバツイチ子持ちの女性だったから。これまでダルビッシュは多くの女性との熱愛報道を頑に否定していたのに──。
そこで気になるのがダルビッシュの前嫁の紗栄子だが、ダルビッシュの交際宣言直前の「女性自身」(11月25日号)には気になる記事が。
「最近、紗栄子さんの人気が急上昇しているんです」
えっ、紗栄子って昨年の嫌いなママタレランキングで堂々の1位じゃなかった? いつの間に人気者になったの? そんな疑問が浮かぶが実は、この人気はタレント・紗栄子のことではない。ママ友からの紗栄子の人気が急上昇らしいのだ。
記事によると紗栄子は6歳と4歳の男児を都内のインターナショナル幼稚園に入れているが、今回、ママ友たちからの絶大な人気で次男のクラスの「クラスマザー」に選ばれたらしい。これは各クラスにおいて先生と保護者たちのコミュニケーションを取り持つPTAやリーダー的役割を担う、ママ友界の“ボス”となったのだという。
世間やネットでは嫌われキャラの紗栄子だが実生活では意外にも好評価──。しかもこの幼稚園の一学年下にはママたちの憧れの的だった梨花の長男も在籍している。
「梨花さんは心なしか不機嫌な様子で…。『梨花さんの前では、紗栄子さんの話ができない』という声も出ています」(「女性自身」より)
ママ友界の“マウンティングランキング”で紗栄子が梨花を抜き、下克上が起こったことを伝える記事。キャリアの上でも人気でもダントツだった梨花が、紗栄子に惨敗? そういえば梨花はファッション雑誌「sweet」の看板モデルを卒業してその後任は紗栄子だし、紗栄子は大物音楽プロデューサーで音楽家の大沢伸一との交際も伝えられたり、公私ともに順調らしいし。だったら、またもやママ友バトル勃発か!? と思いきや、しかしどうもこの記事はこじつけっぽい。
紗栄子は現在27歳、そして梨花は41歳と結構な歳の差があり、ファンの世代がまったくちがう。モデル梨花に憧れていた人が、モデルとしての紗栄子に憧れの対象が変わるというのは、考えにくい。
また、仕事上もモデルとして20年以上世代のアイコンとして君臨し、プロデュースした店も繁盛している梨花と、ダルビッシュと離婚後にモデル活動を始めた紗栄子の間にはかなりの差があり、下克上が起きたという感じでもない。
それでも、紗栄子のほうが、ママたちから憧れられているのだとしたら、もともと紗栄子と世代が近いからとか、あるいは、ママとしては紗栄子のほうが先輩だから、だろう。紗栄子の長男は6歳で、梨花の長男は3歳でまだ入園したばかり。紗栄子のほうが母親としての経験値は高いから、頼りにされたとしても当然の話ではないか。
母親の仕事上のキャリアや、父親の職業、シングルマザーであることなどの“マウンティング”的なことと関係なく、単純に「母親」という面だけで紗栄子がママ友たちの信頼を得ているのだとすれば、むしろ健全であり、梨花がそのことで特段落ち込む必要もない。
記事にあるように梨花がその状況に居心地の悪さを感じているのが事実だとしたら、これは梨花に限らず、多くのアラフォーママが陥りやすい失敗でもあるようだ。
社会状況の変化で多くの女性が働く現在、梨花のような“アラフォーママ”たちは急増しているという。その実態を描いた『35歳から子育てをはじめました!』(主婦の友社)によると、「いまや4分の1以上のお産が、35歳以上のママによるもの」でアラフォーママやパパが実に数多く存在する時代になったという。
そのためママ同士も世代のギャップ、そしてお付き合いに関して様々な問題や悩みが生じてくる。
「子どもの遊び場に行くと、まわりは20代後半から30代前半のママがほとんど、なんてことも。つい身がまえてしまったり、若いママに話を合わせようとがんばったり」
「近所に年下のママが多く、ついていけない話題も。無難に子どもの話で共通点を見つけて話そうと努力するけど、正直疲れる」
「地域ママたちの交流会があっても、まわりは私よりずっと若いと思うと行く気になれない。今後、幼稚園でのつきあいが避けられなくなるので、すごく不安」
若いママ友の存在に気おくれし、会話やフットワークにもついていけず疲れ果ててしまうことも多いのだ。
「このあいだなんか話が合うから同世代ママだ──! と思ってたら連れてた子 子どもじゃなくて孫だったってことがあったしね…」
「若いママ同士の会話にも入りにくい」
しかも、若いママの方がママ歴が長いが、自分の方がすごく年上で育児の相談をするのを躊躇してしまうなんてことも多いという。
「子育て支援センターに行くと、若ママ軍団とアラフォーママ軍団に自然に別れる。アラフォー軍団は人数が少ないので浮きがち…。」
若いママの派閥に入れず、コミュニケーションに悩み、浮いてしまうと悩むアラフォーママ。子育てする女性にとって孤立は大問題だが、アファフォーママはそうした危険性も高くなる。
そしてアラフォーママの悩みは世代間ギャップやコミュニケーションだけではない。例えば育児疲れがなかなかとれず、抜け毛、肌荒れ、痔や尿漏れといったトラブルも高齢出産後には起きやすいという。
「若くないので、自分と夫が元気なうちにいろいろなことを教えねばと、ついあせってしまう」
体力的な問題から、活発に動く子どもについていけない、子どもが大人になるまで健康でいられるかなどの将来への不安。また高齢ママで子どもがいじめられないかなど、若いママとは違った悩みも多いのだ。そうした気負いもあって、アラフォーママは育児に頑張りすぎる傾向もあるようだ。
そう考えると確かに梨花は頑張りすぎているのかもしれない。出産後も新雑誌「オトナミューズ」の看板モデルとして活躍する傍ら、ライフスタイルブランド「MAISON DE REEFUR」をプロデュースして成功させている。そして世間のママから絶大なる人気を得てもいる。そして育児だ。梨花は仕事が多忙でも長男のことを優先させ、また幼稚園への送り迎えをしている。関係者からはこんな声も。
「育児はこうあるべきだ、と頭で思いこんでしまい疲れてしまっているようで。これまでの奔放で明るく自然な振る舞いが少なくなったように感じます。今年5月には進行していた密着番組をドタキャンしたりと、やっぱり育児が大変なのかなと周囲では心配する声もあります」
もうこうなったら梨花もキャリアやプライドを捨て、ママ先輩・紗栄子に教えを乞うのもいいかもしれない。
(林グンマ)
最終更新:2015.01.19 04:03
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