読売TV『あさパラ!』が岡田晴恵の容姿をからかうセクハラ的バッシング! 千原せいじは「医療崩壊は岡田のせい」とデマ

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2度の不倫騒動でも関西ワイドショーに出演し続ける千原せいじが、岡田晴恵叩き

 せいじは、いかにも憎々しげな表情を浮かべながら、こんなことをまくし立て始めた。

「先生、僕すごい不思議なことがあって、コロナのことを、世界中誰も理解してない、『コロナって何なんだ』『コロナって』って言うてるときに、この人テレビに出て『コロナとはあーだこーだ』言って。『対応できる』『こうやってやるんだ』ってしゃべりまくっとったでしょ」

岡田教授が当初から主張してきたのは、前述したように検査の拡充や隔離の徹底だった。これは感染症対策のセオリーにのっとったものであり、世界中の誰も理解していない話などではないし、のちにその正しさは証明されている。

「コロナのことを何もわかっていないときに」などと言って批判するなら、初期にメディアで、「ただの風邪」「インフルエンザと同じようなもの」「人が死ぬような病気じゃない」「暖かくなれば収束する」などと、その危険性を断定的に矮小化した自称専門家たちのほうがはるかに罪が重い。

 この日、同番組に出演し、下劣な岡田攻撃に笑っていた宮沢准教授だってそうだろう。吉村府知事のブレーンでもある宮沢准教授はこの間、「K値」などという理論をもちだし、まるで感染が自然に収束するかのような印象を与えていたが、「K値」の提唱者は感染症の専門家ではなく、「K値」じたいもきちんとした検証はまだされておらず正しいかどうかはわからない。しかも宮沢准教授は4月にコロナについて〈梅雨になれば状況好転の可能性は大いにあります〉〈このウイルスの伝達力は、インフルエンザ並かそれ以下と考えられます〉などと楽観的なツイートしていたが、いまの状況を見てもそんなことが言えるのか。

 リンゴが「喋りまくってたというか、この人が言うてたのは、PCRをものすごく推奨してて、最初何言っているか全然わからないんですよ、みんな。でも、それがそうなんやってなってきてから、ちょっとなんか王道感が」といちおう経緯を整理するのだが、せいじは再び雑駁な話に戻し岡田教授を攻撃する。

せいじ「そうなんですけど、なんでこの人だけがコロナのことについて、たとえばPCRがエエとか、そんなの専門家の人なら絶対知ってることやから、他の専門家も言うたらええのに、この人だけがコロナの情報持ってる、みたいな感じで、喋りまくってたから、なんなんや、この人、と思ってたんや」

 頭が悪すぎてどこから突っ込めばいいのか。“PCR検査が必要なら他の専門家も言えばいいのに言わなかった”、のだとしたら、論理的に考えれば、批判されるべきは、言うべきことを言わなかった他の専門家のはずだが、そうではないらしい。しかも「この人だけがコロナの情報持ってるみたいな感じで喋りまくってた」「なんなんや、この人」って、ようするにせいじは、岡田教授の主張の内容ではなく、ただただ存在が気に食わないだけではないか。

 リンゴも「言われたら、そうですけど。この人がやっぱりいちばんコロナに詳しい?」などと同調し、宮沢准教授に投げかける。

 すると、宮沢准教授は芸人ばりの大げさな顔芸で「まさか、まさか、まさか」と答えてスタジオを爆笑させ、せいじも、我が意を得たりと「でしょー! 俺、思うてた、この人、怪しいなあて」と一際大きな声で叫ぶ、という具合だ。

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