共同通信が西村康稔コロナ担当相の“休業補償拒否発言”を報じた記事をこっそり差し替え! 裏で西村サイドから圧力か

2020.04.19 11:55
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

「世界で見当たらない」発言は誤報ではない! 西村担当相はテレビや国会でも同様の発言

 この不可解な改ざんに、全国紙の政治部記者がこう首をひねる。

「もし、最初の記事が間違っていたり、西村大臣が言ってもないことを書いていれば、『訂正』という措置をとるはず。ところが、それをやらずに、記事をこっそり正反対の論調に変えてしまった。これはやはり、裏で何か圧力があったとしか考えられない」

 実際、周辺を取材してみると、やはり、西村サイドから圧力がかかっていたようだ。

「この記事は経済部が出した記事なんですが、西村サイドからかなり強硬な抗議が来たという話を聞きました」(共同通信関係者)

 もっとも、共同の最初の記事が誤報だったわけではない。知事とのテレビ会談で、西村コロナ担当相が、記事にあったような“休業補償している国は世界にない”という意味の発言をしていたのは事実だ。ところが、西村大臣は、発言の引用が正確でない、と言ってきたらしい。

 実際、記事の抜粋を掲載するネット版の記事では〈西村氏は「世界のどの国も休業補償していない」と述べ〉という記述は削除されていたが、加盟社向けに配信した正式な記事では、この記述は残っており、〈西村氏は休業補償として一定割合の損失補填を行っている国は「(世界で)見当たらない」として〉に修正されていた。

 つまり、西村大臣が「(世界で)見当たらないと言ったのは休業補償ではなく、事業者への損失補填だ」と抗議してきたということだろう。

 しかし、共同は最初の記事でも地の文で、「事業者への補償」と明記しており、発言の意味を歪めているわけではない。

 しかも、西村大臣自身が翌12日、NHKの『日曜討論』に出演した際も、「事業者に対する損失補填とか休業補償の枠組みは、諸外国、我々もすべて当たりましたけども、そういう仕組みを取っているところは見当たりません」と発言しているし、13日におこなわれた参院決算委員会でも、「諸外国の例を見ても事業者に対する休業補償をやっている例は見当たらない」と雑駁に答弁しているのだ。

「共同の記事が出たあと、イギリスやドイツの例を出して西村大臣の発言を『嘘だ』と非難する声が殺到したため、慌てて抗議したんでしょう。『休業補償ではなく損失補填と言った』と細かい違いを持ち出し、記事を訂正させることで、自分への批判を抑え込もうとしたんじゃないか」(前出・全国紙政治部記者)

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

共同通信が西村康稔コロナ担当相の“休業補償拒否発言”を報じた記事をこっそり差し替え! 裏で西村サイドから圧力かのページです。LITERAは政治・マスコミ・ジャーナリズム・オピニオン・社会問題や芸能(エンタメ)・スキャンダル・カルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。休業補償、共同通信、安倍晋三、新型コロナウイルス、編集部、西村康稔の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

1 高市早苗“G7ドタキャン”言い訳の嘘と本当の理由を徹底検証!
2 検察・国税の元担当記者が明かす癒着
3 自衛隊が小学生まで「自衛官勧誘」目的のパンフレット作成
4 吉高由里子が元カレに言った一言
5 RADWIMPS野田洋次郎の優生思想丸出し差別発言の背景にあるもの
6 葵つかさが「松潤とは終わった」と
7 高市首相の熊本地震視察は北朝鮮並みのプロパガンダ!
8 また出た関東連合本!比較して読み解く
9 小出の所属事務所が女性叩く情報リーク
10 ネトウヨ「Dappi」敗訴判決で自民党事務総長の関与が濃厚に
11 辻仁成が告白「彼女に新しい人が…」
12 結婚した綿矢りさの大失恋体験
13 三笠宮が日本軍の南京での行為を「虐殺以外の何物でもない」
14 高市早苗が「戦争をしたがっている」ことを証明するトンデモ発言集!
15 朝ドラ『まんぷく』の憲兵より本物の憲兵のほうがヒドい
16 今秋発足「防災庁」の職員は「国家情報局」の半分しかいなかった!
17 小泉防衛相ら靖国参拝 靖国のグロテスクな戦争礼賛の本質
18 読売テレビが子ども相手に竹田恒泰の「フェイク皇室史」刷り込み放送
19 市川沙耶と熱愛・野島アナに二股の過去
20 フジ系『最高のオバハン』が結婚詐欺師の名を小室氏と一字違いの「小室敬」に
マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄