読売新聞の元北京総局長がナベツネ忖度体制の記事潰しを告発!「読売は中国共産党に似てる、日本の人民日報だ」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
yomiuri_01_160611.jpg
読売新聞会社案内サイト「読売新聞へようこそ」より


 世界一の発行部数を誇る読売新聞がいよいよおかしなことになってきた。“紙面統一”の名の下に安倍政権に不利な報道が徹底的に排除されているのだ。

 たとえば、「今世紀最大級の金融スキャンダル」といわれたパナマ文書問題では登場する日本の企業名や著名人の名前が伏せられていた。あるいは、沖縄で起きた米軍属による女性殺害事件も他紙が詳細を報じているにもかかわらず、米軍関係者の関与については容疑者が逮捕されるまでは一行も触れていなかった。これらのことは、すでに本サイトでも既報のとおりだ。いずれも、政権にとってマイナスにならないようにという配慮ではないかとされている。

 実は、こんなことは氷山の一角なのだ。一般社団法人日本報道検証機構が8日、全国紙の「安保法制」関連報道の分析リポートを発表した。昨年5月〜9月の間の朝日、毎日、読売、産経の安保法制関連記事に出てくるコメントの数を調査したのだ。このうち、デモ関連の記事に出てくるコメント数の比較は圧巻だ。朝日214、毎日178に対して、なんと読売はたったの10。産経の11より少なかった。

 社論として安保法制賛成なのはいいとして、読売の読者にはあれほどの盛り上がりを見せた安保法制反対デモの参加者たちの声がほとんど届かなかったことになる。つまり、世の中で起きている「事実」でさえ、政権に都合の悪いことは報道しないという姿勢なのだ。同じように、沖縄では辺野古基地反対派の声はほとんど載らない。読売新聞だけを読んでいると、あたかもアベノミクスもうまくいっているような錯覚になるとさえいわれる。

 それだけではない。読売新聞では、政治的スタンスとは全く関係なく、特ダネを連発する記者には「禁止令」が出るらしい。リスクがあるから他紙より突出してはいけないというのだ。

 そのことを生々しく伝えているのが『習近平暗殺計画 スクープはなぜ潰されたか』(文藝春秋)である。著者の加藤隆則氏は読売新聞の元北京総局長。1988年に読売に入社、2005年以降は中国特派員として活躍し、その功績が認められて上海支局長、中国取材を統括する北京総局長を歴任。名実ともに、読売の中国報道をリードしてきた人物だ。とくに、胡錦濤政権から習近平政権への権力の移行期には、自らとっておきのネタを掘り起こし、署名記事で世界に先駆けてさまざまなスクープを報じてきた。

 ところが、そんなさなか、この敏腕記者に「特ダネ禁止令」が出され、「緊急帰国命令」まで出されたのだという。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

習近平暗殺計画 スクープはなぜ潰されたか

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

読売新聞の元北京総局長がナベツネ忖度体制の記事潰しを告発!「読売は中国共産党に似てる、日本の人民日報だ」のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。ナベツネ圧力渡邉恒雄読売新聞野尻民夫の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 河野太郎のパフォーマンスがひどい! 行政改革目安箱を私物化
2 大坂なおみを賞賛し黒人差別に抗議した自民党議員がツイートを削除し謝罪
3 ジャパンライフ山口会長逮捕 焦点は消費者庁の立入検査中止問題だ
4 自民党のネット誹謗中傷対策メンバーの平井卓也が女性蔑視書き込み
5 デジタル担当相・平井卓也は電通と組んでネット情報操作を始めた張本人
6 ジャパンライフの広告塔に田崎とNHK島田も
7 止まらない岡田晴恵バッシング!「週刊新潮」が「予言外れた」と的外れ批判
8 区立中学の性教育に自民党が圧力!
9 安倍政権が消費者庁のジャパンライフ立入検査ツブシ、内部文書が
10 安倍晋太郎が山口会長に「金儲けの秘訣を教えて」と懇願した夜
11 葵つかさが「松潤とは終わった」と
12 菅政権で「公費不倫」の和泉洋人首相補佐官が“再任、官邸官僚のトップに
13 倒産したジャパンライフと安倍側近
14 靖国神社が天皇に参拝を要請する前代未聞の傲慢行動
15 テレビ局に圧力の橋下、次は安倍と…
16 『バイキング』坂上忍パワハラ報道は政権批判潰しだった!
17 乃木坂46歌唱で『セーラー服を脱がさないで』歌詞の女性蔑視に非難殺到!
18 香港の国家安全法制報道で安倍応援団の「デマ認定」フェイクに本田圭佑が
19 小倉優香の番組中「辞めさせてください」の本当の理由は番組のセクハラ
20 「桜を見る会」ジャパンライフ招待問題にマスコミが消極的な理由
1菅政権で「公費不倫」の和泉洋人首相補佐官が“再任、官邸官僚のトップに
2菅官房長官がテレビでもポンコツ露呈!『報ステ』では徳永有美に陰険クレーム
3 菅官房長官のトークのポンコツぶりが話題に!
4安倍首相は本当に病気だったのか? 辞任表明以降一度も病院に行かず
5つるの剛士が畑泥棒を「近くの工場で働いてる外国人」「あそこ怪しすぎる」
6デジタル担当相・平井卓也は電通と組んでネット情報操作を始めた張本人
7安倍首相が昨晩、フルコースを完食しワイン、ゴルフの約束まで! 
8ジャパンライフ山口会長逮捕 焦点は消費者庁の立入検査中止問題だ
9菅政権の官房長官に決定 加藤勝信厚労相がコロナ対応で見せた無能
10菅義偉“総理”誕生で権力のために不正を働く「忖度官僚」だらけに
11総裁選で自民党がまた新聞社に圧力文書!
12大坂なおみの黒人差別抗議マスクに冷ややかなマスコミとスポンサー
13大坂なおみを賞賛し黒人差別に抗議した自民党議員がツイートを削除し謝罪
14台風を理由にテレビ討論欠席も菅官房長官は“災害対応おざなり”の常習犯!
15小泉今日子が怒りの反論「共産党から出馬」ガセ情報は内調の仕掛けか
16菅内閣が「第三次安倍政権」化! 6月の時点で密約説
17河野太郎のパフォーマンスがひどい! 行政改革目安箱を私物化
18三浦瑠麗が特別講師「N高政治部」で麻生太郎が民主主義否定の暴言
19日産への政府保証1300億円は「半沢直樹」のモデル日本航空の倍!
20『バイキング』坂上忍パワハラ報道は政権批判潰しだった!

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄