安倍首相「憲法改正で高等教育無償化」はまやかしだ! 法律で可能な無償化をツブし、改憲で思想教育の狙い

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自由民主党ホームページより


 安倍首相による「2020年の新憲法施行」宣言が波紋を広げている。行政の長が具体的な改憲日程を口にしたことが憲法違反であることはもちろん、「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」とぶち上げた件が実は護憲派の分断を狙った「詐術」であることは先日の記事で指摘した。

 だが、今回の宣言でもうひとつ許しがたいのが、憲法改正のダシに「高等教育の無償化」をもち出したことだ。

 安倍首相は「熟読しろ」と言い放った読売新聞のインタビューのなかで「憲法において国の未来像を議論する上で、教育は極めて重要なテーマだ」とし、維新の会が改憲草案で盛り込んだ教育無償化を「維新の積極的な提案を歓迎する」と述べて賛同を示した。また、日本会議系の改憲イベントで公表されたビデオメッセージのなかでも、安倍首相は「高等教育についても、全ての国民に真に開かれたものとしなければならないと思います」と言及している。

 つまり、「憲法改正をすれば高等教育も無償化されますよ」と、いよいよ本格的に国民に刷り込みをはじめたのだ。

 だが、すでに大きなツッコミが数多く起こっているように、この安倍首相の発言は「とんでもない大ウソ」だ。記憶に新しいが、民主党政権時、政府は高校授業料の無償化を実施している。無論、憲法なんて改正していない。改憲なんてせずとも、教育無償化は実行できるのだ。

 しかも、この高校無償化に猛反発していたのは、いわずもがな自民党である。事実、12日午後の時点でも自民党のHPにはいまでも「高校授業料無償化の問題点!」「理念なき選挙目当てのバラマキ政策には反対です」と記載されている。

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