本日施行! 日本を戦争に導く「安保法制」の危険な中身と、安倍政権の民意無視の暴走を改めて振り返る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
abe_150911_top.jpg
自由民主党HPより


 本日、安保法が施行された。これまで日本が守ってきた「専守防衛」は破られ、日本が攻撃を受けてなくても自衛隊は武力行使が可能になり、アメリカとともに他国の戦争に参加することになる。

 しかし、言わずもがな、この安保法は問題だらけのシロモノだ。そもそも、集団的自衛権の行使は憲法9条に反しており、明確に憲法違反である。しかも、安倍首相は「集団的自衛権の行使は限定的」などと言うものの、武力行使が可能になる新3要件は基準があやふやで、安倍政権は何ら明確な回答をできていない。さらに、集団的自衛権行使の根拠としていた「ホルムズ海峡での機雷掃海」も、安倍首相自らが「具体的に想定しているものではない」と答弁。もはや立法事実さえない。

 また、アメリカへの後方支援では「武器ではなく弾薬」という理由で自衛隊が核ミサイルを運搬することも事実上、可能になる。殺傷能力のある核ミサイルはあきらかに「武器」であり、これを提供することも憲法9条に違反している。

 と、問題を挙げだしたらキリがないのが「安保法」だが、憲法違反であるという重要な指摘を聞かず、与党は強引に押し進めてこれを採決。この国会手続き自体が立憲主義に反しているが、このような安保法の問題点を追及するべく野党5党が2月19日に共同で安保法廃止法案を提出したものの、与党はこの法案の審議を拒否しつづけている。

 安倍首相はきょうの国会で、安保法施行について「日本を守るためには、(アメリカと)助け合うことのできる同盟となったわけでありまして、それは間違いなく、絆を強めるわけでございます」と述べた。つまり、立憲主義を否定し、憲法違反を犯してまで、どこまでもアメリカに追随するつもりなのだ。このことにより日本はテロの標的とみなされ、危険は増大するが、安倍首相はそれもまた悲願である憲法改正の道具にするだろう。

 戦争ができる国になる、この安保法を絶対に認めるわけにはいかない。昨日につづいて本日も国会前では大規模な反対デモが行われているが、7月の参院選によって何としても安保法は廃案に追い込まなくてはならない。そのためにも、いま一度、安保法がいかにデタラメで危険なものなのかを指摘した過去の記事を再掲するので、ぜひ目を通してみてほしい。
(編集部)


◎ 安倍首相の詭弁&「安保法制」本当の狙いはこれだ!

自衛隊機の緊急発進急増も嘘…まるで“サイコパス”安倍首相の安保法制会見の詐術を検証(2015年5月15日)
http://lite-ra.com/2015/05/post-1098.html

「平和と言い換えろ!」安倍政権が安保法制強行で「戦争」という言葉の取締りを開始(2015年4月20日)
http://lite-ra.com/2015/04/post-1042.html

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

本日施行! 日本を戦争に導く「安保法制」の危険な中身と、安倍政権の民意無視の暴走を改めて振り返るのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。安保法制安倍政権安倍晋三憲法編集部の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 昭恵夫人がヘイト運動家にメッセージ
2 俳優・宍戸開が真っ当な安倍批判を連発
3 宮崎駿が『永遠の0』を酷評
4 下村博文がセクハラ被害記者に「犯罪」攻撃
5 羽生結弦パレードに和田政宗ら右派勢力が
6 「安倍はトランプに捨てられた」と海外で酷評
7 元家族会の蓮池透が「安倍は嘘つき」
8 財務省の矢野官房長がテレ朝に圧力
9 松本人志『ドキュメンタル』のセクハラ
10 キムタク・マツコ共演の裏で中居が…
11 たけし独立に沈黙の文春に林真理子が「忖度か」
12 日本会議から勧誘の電話!会話を公開
13 安倍の嘘つきは小学生時代からだった
14 柳瀬秘書官が「安倍命の官邸についていけない」
15 首相案件文書に安倍首相と加計理事長の相談が
16 りゅうちぇるの意見が真っ当すぎる!
17 長尾敬、杉田水脈…安倍チルがセクハラ暴言
18 セクハラ被害のテレ朝記者に卑劣個人攻撃
19 AKB48「Teacher Teacher」に批判の声 
20 セクハラかばう麻生財相の女性蔑視発言
1林芳正文科相に関する記事の削除とお詫び
2セクハラかばう麻生財相の女性蔑視発言
3羽生結弦パレードに和田政宗ら右派勢力が
4安倍首相が大阪でやらせ応援プラカード
5村田諒太が安倍政権の国民栄誉賞に異論
6柳瀬秘書官が「安倍命の官邸についていけない」
7「安倍はやめろ」抗議デモが国会前を埋め尽くした
8加計獣医学部講義で小川榮太郎のデマ本が
9下村博文がセクハラ被害記者に「犯罪」攻撃
10財務省の矢野官房長がテレ朝に圧力
11柳瀬秘書官、安倍、加計が一緒にゴルフ
12「安倍はトランプに捨てられた」と海外で酷評
13財務省・福田次官のセクハラ否定がヒドい
14長尾敬、杉田水脈…安倍チルがセクハラ暴言
15柳家小三治「総理いつまでやってんだ」
16田崎史郎が「僕“でさえ”会ってると思う」
17昭恵夫人がヘイト運動家にメッセージ
18上念司もケントと同様、加計の客員教授
19セクハラ被害のテレ朝記者に卑劣個人攻撃
20高畑勲監督が「日本の侵略戦争」を問うた幻の映画企画