覚えておきたい!安保法制肯定ジャーナリスト・文化人(前編)

松本人志から日テレ青山、八代英輝まで…安保法制成立に手を貸した“戦争協力者”ランキング10位〜6位

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●7位/宮家邦彦(元外交官・評論家)

安全圏にいたのに「私はイラク戦争も現場で見ている」と豪語する元外交官は米国の代弁者

影響度★★
犯罪度★★★★★

 例の戦後70年談話のメンバーでもあり、湯川さん後藤さん殺害事件のときも一貫して安倍政権の姿勢を擁護してきた宮家。今回も徹底的に安保法制肯定発言を主張してきた。

 だが、この人が一番、興奮するのは、安倍政権批判というよりアメリカがらみの指摘があったときだ。

 たとえば、9月8日に安保特別委に参考人として呼ばれた際、山本太郎参院議員にイラク戦争に加担したことの検証がないとツッコまれたときには、「米国の違法な戦争の片棒を日本が担いだなんて言うのは慎め」と逆ギレ。また、『朝まで生テレビ』でも、パネラーのひとりが日本をコントロールする米国の「ジャパンハンドラー」について言及すると、「そういうことを言うもんじゃない!」とムキになって否定していた。

 この興奮ぶりを見ていると、何かアメリカと特別な関係があって、その代弁者として安保法制擁護をぶっていたのか、と疑いたくなる。

 しかも、彼のタチの悪さはそれでいて、“つねに自分がいちばん詳しい”と言わんばかりの態度、そしてあたかも俯瞰しているかのように解説する点だ。

 ゲストコメンテーターとして呼ばれたテレビ番組では、イラク戦争時、在イラク日本国大使館兼在ヨルダン日本国大使館公使で当事者だったことから、「私はイラク戦争も現場で見ている」などと誇らしげに豪語。安保法制に現実的な危険性がないことを主張した。

 「前線に行っていたわけじゃないでしょ?」と別のコメンテーターから突っ込まれると、だんまりを決め込んだが、安全な部屋にいただけの人間がしたり顔で戦争をわかっていると語る厚顔ぶり。先の戦争も、こういう官僚がきっと後押ししたんだろうなあと思わざるをえない。

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