「国益に反して何が悪い?」池上彰が朝日叩きとネトウヨの無知を大批判!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
ikegamiakira_140921.jpg
画像は『ここがポイント!!池上彰解説塾』(テレビ朝日)公式サイトより


 11月14日、ついに朝日新聞の木村伊量社長が辞任した。だが、15日の朝刊に掲載された辞任のことばを読むと、中身のない反省の言葉が並んでいるだけで言論機関としての矜持は皆無だ。

 いや、社長の対応だけではない。一連のバッシングは明らかに官邸や右派勢力による不当な圧力なのに、それに抗する姿勢をまったく見せることができず、自分たちが損ねた慰安婦問題の信用性を回復するために新たな史実を発掘しようとする気概もない。いまの朝日は食品偽装が発覚したレストランみたいに、ただ頭を低くして嵐が通り過ぎるのを待っているだけだ。
 
 一方、そんな朝日と対照的に、最近、言論人としての原理原則を強く打ち出しているのが、その朝日にコラムの掲載拒否をされて話題になった池上彰だろう。池上は、朝日の言論封殺の被害にあったにもかかわらず、「週刊文春」(文藝春秋)での連載で、「罪なき者、石を投げよ」というタイトルの文章を発表。他紙も同様に自社批判を封印していることを指摘したうえで「売国」という言葉を使う朝日バッシングの風潮に警鐘を鳴らして、読者から高い評価を得ていた。

 その池上が、ここにきて、さらに踏み込んだ発言をしているのだ。

 たとえば、そのひとつが「世界」(岩波書店)12月号での発言。この号は「報道崩壊」が特集なのだが、池上はジャーナリストの二木啓孝との対談で、朝日バッシングを取り上げ、こんな本質的な問題提起をしている。

〈今回、一番私が違和感を覚えるのは、「国益を損なった」という言い方です。極端な言い方をすれば、メディアが「国益」と言い始めたらおしまいだと思います。〉
〈これが国益に反するかどうかと考え始めたら、いまの政権を叩かないのが一番という話になるわけでしょう。それでは御用新聞になってしまう。私は、国益がどうこうと考えずに事実を伝えるべきで、結果的に国益も損ねることになったとすれば、その政権がおかしなことをやっていたに過ぎないと思います。〉

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

池上彰教授の東工大講義 学校では教えない「社会人のための現代史」

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 2枚目のFAXを封殺、官邸の情報操作
2 稲田夫が籠池と財務局との交渉に同席
3 籠池と松井の接点を大物府議の元秘書が
4 籠池証人喚問で自民党議員の質問に唖然
5 昭恵夫人付役人から籠池に予算化報告
6 宮古島、石垣島が米中戦争の捨て石に!
7 安倍首相のオカルト行動を昭恵が証言
8 安倍政権御用ジャーナリスト大賞
9 国税の税務調査を使った報道への圧力
10 籠池の依頼で昭恵夫人が口利きか
11 厚切りジェイソンが日本のお笑い批判!
12 安倍100万円振込票と長女の目撃証言
13 安倍が防大卒業式で軍人勅諭ばり訓示!
14 つるの剛士が「親学」の広告塔的役割
15 恵俊彰が田崎史郎を「政権の代弁者」と
16 『夫のちんぽが入らない』の深い意味
17 松本人志が森友問題から逃げた!
18 籠池独占取材した菅野完爆弾会見の中身
19 日本会議が森友学園をネトウヨと排撃
20 安倍応援団の情報操作に騙されるな!
PR
PR
1籠池独占取材した菅野完爆弾会見の中身
2小籔千豊「教育勅語は悪くない」は無知
32枚目のFAXを封殺、官邸の情報操作
4 昭恵夫人付役人から籠池に予算化報告
5安倍が防大卒業式で軍人勅諭ばり訓示!
6籠池理事長が「安倍首相から100万円」
7籠池理事長の豹変の裏に官邸からの圧力
8籠池理事長が稲田朋美との関係を証言
9安倍100万円振込票と長女の目撃証言
10甲状腺がん「原発と関係ない」に反論!
11教育勅語復活論者の現代語訳はニセ物だ
12迫田、松井、昭恵も証人喚問せよ
13安倍応援団の情報操作に騙されるな!
14“第二の森友学園”関係者を最高裁判事に
15森友で橋下と松井が国の圧力暴露も…
16昭恵夫人の口利きで8千万円の予算が
17田崎が“籠池が稲田にセクハラ”の噂を
18籠池証人喚問で自民党議員の質問に唖然
19松井知事が森友認可前に私学課に圧力?
20籠池の依頼で昭恵夫人が口利きか
PR
PR

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」