『花子とアン』も描く白蓮の駆け落ちは朝日新聞の仕込みだった!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
byakuren_01_140717.jpg
NHK連続テレビ小説「花子とアン」公式サイト「葉山蓮子役 仲間由紀恵インタビュー」より


 ついに開始以来最高の25・9%という高視聴率をマークしたNHK連続テレビ小説『花子とアン』。物語はいよいよ佳境を迎えつつある。花子の略奪結婚に続く大事件、仲間由紀恵演じる蓮子のモデルとなった人物による「白蓮事件」の章に突入しているからだ。
 
「白蓮事件」というのは、伯爵家の娘で大正天皇の従妹にあたる歌人・柳原白蓮(本名・伊藤燁子)の不倫駆け落ち事件のこと。白蓮は25歳年上の炭坑王の夫・伊藤伝右衛門と結婚したが、それは政略結婚で結婚生活は不幸なものだった。そんな時、年下の社会運動家の宮崎龍介と出会い駆け落ちを決意。この駆け落ち劇は新聞にも大きく取り上げられ、世間を騒がす一大スキャンダルへと発展した。

『花子とアン』でも今週は、葉山蓮子(白蓮)のもとに宮本龍一(宮崎龍介)が来訪し再会。ついに駆け落ちを決意する展開になっている。

 そんな中、「文藝春秋」8月号に、駆け落ち相手の宮崎龍介の告白手記が掲載された。今回掲載されたのは宮崎が亡くなる3年半前の昭和42年6月号に掲載された手記を再録したもの。「文藝春秋」は、「いま再び脚光を浴びる『白蓮事件』の真相を知るために、全文を再録する」と書いているが、その内容は確かに事件の真相を知る上でも、そしてドラマを観る上でも興味深いものだ。

 手記は、龍介が創刊した社会運動の機関誌「解放」に原稿を持ち込んできた白蓮との出会い、そして次第に白蓮に惹かれていく龍介の心情、さらには一緒になった後の生活などが克明に描かれている。

 しかし、この手記で驚かされるのは、なんといっても今週から来週にかけて放映されている駆け落ち劇の舞台裏だろう。

 龍介の手記によると、燁子は親戚のお祝いに行くという名目で上京。そのまま行方をくらまし、龍介と駆け落ちをはたす。ところが、このとき、朝日新聞が「『筑紫の女王』伊藤燁子 傳右衛門氏に絶緣狀を送り 東京驛から突然姿を晦ます 愛人宮崎法學士と新生活?」という見出しでスクープ(1921年10月22日大阪朝刊)。さらに、同紙には白連が夫に送りつけた“絶縁状”が掲載されるのだ。そして、この朝日報道をきっかけに、夫・伝右衛門からの反論が別の新聞に掲載されるなど、スクープ合戦に発展。世間を揺るがす大騒動に発展していくのである。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

白蓮れんれん (中公文庫)

  • amazonの詳細ページへ
  • 楽天ブックスの詳細ページへ
  • セブンネットショッピングの詳細ページへ

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

『花子とアン』も描く白蓮の駆け落ちは朝日新聞の仕込みだった!?のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。NHK朝ドラ朝日新聞の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表
2 トランプ差別発言に有本香と玉川徹が
3 『永遠の0』は恐い!元特攻要員が批判
4 Nスペ731部隊検証にネトウヨ錯乱!
5 ウーマン村本こそ“最強反戦芸人”だ!
6 吉永小百合が「9条は変えさせない」
7 トランプ的どっちもどっち論横行の日本
8 日本の外務省が文大統領と同様の発言
9 葵つかさが「松潤とは終わった」と
10 綾瀬はるかが毒ガス製造の元兵士を取材
11 ネトウヨ高須院長に息子が苦言!
12 テレ朝が萩生田に全面謝罪した背景
13 欅坂46平手欠席の背景にブラック労働
14 寂聴「憲法を汚した安倍は世界の恥」
15 幹部から新人までほとんどが商売右翼
16 『朝生』で百田尚樹が徹底論破され大恥
17 水木しげるが描いた慰安婦「地獄だ」
18 イノッチが夫婦別姓反対派を一蹴!
19 グッディ!土田マジギレ真の原因
20 ローラが所属プロと奴隷契約トラブルも
1吉川晃司が安倍の核禁止条約拒否を批判
2長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表
3加計幹部が官邸訪問、安倍と下村が
4久米宏、さんま、村本も東京五輪批判
5綾瀬はるかが毒ガス製造の元兵士を取材
6テレ朝が萩生田に全面謝罪した背景
7高橋洋一ら安倍応援団が特区ビジネス
8市原悦子が語る戦争と安倍政権への怒り
9長崎のメッセージも安倍には届かず!
10安倍応援団が発狂状態でメディア攻撃
11グアム北ミサイルは存立危機事態でない
12仲代達矢と桂歌丸が語った戦争体験
13手塚治虫が描いた戦争をいま読み直す
14閉会中審査、小野寺防衛相も隠蔽体質
15寂聴「憲法を汚した安倍は世界の恥」
16幹部から新人までほとんどが商売右翼
17極右丸出し”日本ファースト”は小池命名
18ネトウヨが『ひるおび』を勘違い攻撃
19安倍の「人づくり」名称のルーツは?
20岸田『ひるおび!』出演にネトウヨが
PR
PR 飲むだけで女性のカラダの悩みを解消!?

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」