櫻井よしこ、西岡力ら日本の右派と韓国の諜報機関が癒着と韓国メディアが報道! 櫻井は否定も両者をつなぐキーマンの存在

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櫻井よしことともに文在寅攻撃を繰り返す、元駐日韓国大使館公使

 その一端がかいま見えるのが、桜井氏が2018年に出版した『韓国壊乱 文在寅政権に何が起きているか』(PHP新書)という嫌韓本だ。同書は元駐日韓国大使館公使の洪熒(ホン・ヒョン)氏という人物との共著だが、洪熒氏は桜井氏の国基研の客員研究員で、櫻井氏のネット番組にも頻繁に出演したり、櫻井氏が執筆する記事にもコメントを寄せたりしている。

 ところが、『PD手帳』によると、この洪熒氏は前身のKCIA時代から韓国の諜報機関・国情院の出身で、日本での活動資金も国情院が提供し続けてきたのだという。国情院担当記者や元国情院幹部が洪熒氏の経歴について証言、さらに告発者である元職員も洪熒氏について、退職した国情院の先輩に国情院が資金を提供していた旨を証言しているのだ。

 番組では、洪熒氏と元国情院院長の李丙琪(イ・ビョンギ)氏の密接な関係を指摘していたが、このイ・ビョンギ元院長は朴槿恵前大統領の側近で、安倍前首相と朴前大統領がカネで慰安婦問題を封じ込めようと強行した2015年の「日韓慰安婦合意」の秘密交渉の仕掛け人だったことが、文在寅政権の検証により明らかになっている(ちなみに、この「日韓慰安婦合意」は日本の右派からも評判が悪く、安倍政権を批判する声が上がったが、『PD手帳』はそんななかで、櫻井氏は「外交的に大きな成果」と強く支持していたことを指摘していた)。

 洪熒氏がKCIA、国情院の所属だったという明確な証拠はないが(ちなみに『PD手帳』は洪熒氏と櫻井氏に直撃したが、両人は取材を拒否)、洪熒氏の経歴を見ると、韓国陸軍士官学校を卒業し、軍、国防部に所属した後、外務部へ転職、駐日韓国大使館で参事官と公使を務めている。

 韓国陸軍といえば、軍事独裁をしいた韓国右派の源流・朴正煕大統領の出身母体だ。

 また、洪熒氏の日本での言論活動を見ていると、国情院のPRのような主張も展開している。

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