産経ソウル支局長無罪、「表現の自由」は日本より韓国の方がマシだった! 日本は権力批判を有罪にして封じ込め

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

 本サイトでは以前加藤前ソウル支局長が起訴された際、韓国よりもとんでもない日本の言論弾圧事件について紹介したが、その記事を改めて再掲したい。

 この事例と比べれば、朴大統領が男性と密会していたとの記述は虚偽としつつ、「公人としての大統領の業務遂行については公的な関心事」「公職者に対する批判は可能な限り許容されるべきであり、公職者の権限が高ければ高いほど許容される範囲はより広くあるべきだ」と公益性を認める判決を出した韓国の方が、日本よりまだマシだということがよくわかるだろう。
(編集部)

********************

 産経新聞・加藤達也ソウル前支局長がソウル中央地検から在宅起訴された問題で、日本のメディアが一斉に批判の声をあげている。一面に熊坂隆光社長名の声明を掲載した当事者の産経新聞はもちろん、朝日、読売、毎日も大きく紙面をさき、「言論、報道の自由に対する侵害」と韓国当局を強く非難した。

 政治家や識者も同様だ。橋下徹大阪市長が「とんでもない。名誉毀損で刑事罰に処すなんて民主主義の国とは思えない」とコメントしたのをはじめ、「日本と違って韓国は言論の自由はないのか」「韓国の司法は日本と違って政権と癒着し、独立していない」「国家権力の言論弾圧以外の何ものでもない」といった声が噴出している。

 たしかに、韓国、ソウル中央地検の今回の行為は徹底して批判されるべきだ。それがどういう報道であれ、外国の報道機関を国内法で処罰するのは国際社会の常識に反しているし、そもそも橋下氏がいうように、名誉毀損で言論機関、メディアを起訴すること自体が、民主主義国家としてありえない恥ずべき行為である。

 だが、ひとつだけ訂正しておきたいのは、今回の事件は右派メディアや嫌韓論者が叫ぶような、「韓国だから起きた」特殊な言論弾圧事件ではない、ということだ。
 
 実は日本においても、同様の「名誉毀損」を使った国家権力による言論弾圧は起きている。今から20年前、私自身がその当事者として、今回の産経新聞ソウル支局長と同じように、日本の検察から名誉毀損で起訴されているのだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

「噂の真相」イズム―反権力スキャンダリズムの思想と行動

  • amazonの詳細ページへ
  • 楽天ブックスの詳細ページへ

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

産経ソウル支局長無罪、「表現の自由」は日本より韓国の方がマシだった! 日本は権力批判を有罪にして封じ込めのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。検察産経新聞編集部の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

1 村上春樹が貫く歴史修正主義批判「書いておかないとまずい」
2 水木しげるが描いた慰安婦「兵隊以上に地獄」
3 葵つかさが「松潤とは終わった」と
4 今秋発足「防災庁」の職員は「国家情報局」の半分しかいなかった!
5 阿川佐和子結婚手記に不倫略奪婚は?
6 香取慎吾隠し子報道はジャニーズのせい
7 市川沙耶と熱愛・野島アナに二股の過去
8 吉高由里子が元カレに言った一言
9 村上春樹が『騎士団長殺し』『猫を棄てる』に込めた歴史修正主義批判
10 りえママ、娘にたけしとの不倫を強要!?
11 田崎史郎が『モーニングショー』から消えた! 原因は玉川徹?
12 結婚した綿矢りさの大失恋体験
13 三笠宮家に夫妻、母娘の断絶が!
14 五輪マラソン開催で宮根誠司、小倉智昭が札幌を理不尽ディス「なんにもない」
15 高須院長が村上春樹に「日本人ですか」と差別丸出し攻撃を仕掛け批判殺到!
16 維新応援団・野村弁護士が懲戒、橋下徹にも請求が
17 高市首相の熊本地震視察は北朝鮮並みのプロパガンダ!
18 安倍が原爆被爆者訪問をやめて散髪に
19 小倉優香の番組中「辞めさせてください」の本当の理由は番組のセクハラ
20 〈#ミサイルよりクーラーを〉は正しい 自民党が避難所へのエアコン設置を遅らせてきた
マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄