豊洲盛り土問題で犯人が石原慎太郎だとわかった途端、ワイドショーが一斉沈黙!「下から聞いただけ」も嘘だったのに

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

 繰り返すが、テレビのワイドショーやニュース番組は、ここ数日、この「盛り土」問題を大々的に取り上げ、出演者も「なぜこうなったのか」「誰の指示でやったのか」と犯人探しや縦割り行政批判をしたり顔で繰り返してきた。それが、いざ“石原戦犯”を指し示す証拠が出てきたとたんに、一斉に別人のように黙りこくったのだ。

 ほんの一昨日まで、行政批判に目を輝かせていたテレビはどこへいったのか。この奇怪な状況が意味するのは、やはり、石原批判がいまでも“メディアタブー”になっている、という事実だろう。

 本サイトでは何度か解説してきたが、周知の通り石原氏は芥川賞選考委員まで務めた大作家で、国会議員に転身後は都知事にまで上り詰め、その間、ずっと保守論客として鳴らしてきた。そのため、“作家タブー”のある出版社だけでなく、テレビなどマスコミと非常に密な関係を築いており、日テレなどは幹部がべったりで、テレ朝は石原プロモーションと結びついているため、ほとんど手が出せない。

 この結果としてマスコミの間でできあがったのが、どれだけ石原が税金で贅沢三昧をしても、都政の不透明なカネの動きが判明しても、はては公務のサボり疑惑が浮上しても、ほとんど追及を受けることがないという、グロテスクな“石原タブー”だった。

 今回の東京新聞による石原発言のスクープ前後のテレビマスコミの豹変も、この構造がもろに出たということだろう。

 しかも、これはたんにマスコミのへっぴり腰に呆れ果てているだけでは済まない。実は、石原が“コンクリートの箱”案をもち出した背景には、設計事務所やゼネコンとの癒着疑惑もちらついている。さらに、豊洲新市場をめぐっては業者の落札をめぐる不正疑惑も浮上している。

 しかし、この調子だと、石原タブーとともにこうした疑惑追及そのものがうやむやになってしまいかねないのだ。この国のテレビはいったいどうしてしまったのだろう。
(宮島みつや)

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

豊洲盛り土問題で犯人が石原慎太郎だとわかった途端、ワイドショーが一斉沈黙!「下から聞いただけ」も嘘だったのにのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。宮島みつやの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 安倍の教育無償化はやっぱり嘘だった
2 欅坂・平手が「今年はひどいことばかり」
3 柳広司、中原昌也らが東京五輪に疑問の声
4 安倍がネトウヨ『報道特注』に出演熱望
5 日馬富士暴行で貴乃花批判のおかしさ
6 マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
7 内田樹が喝破!安倍独裁を容認させるもの
8 美輪明宏が安倍と支持者を一喝!
9 政権が原発被害隠しにDASH村利用
10 “菅官房長官語”の非人間性を証明!
11 稲垣、草なぎ、香取と日本財団の関係
12 鶴保前沖縄担当相に辺野古利権疑惑
13 国連が安倍政権のメディア圧力に勧告へ
14 たけしが安倍を「軍国主義」と批判!
15 安倍政権が乱発するトンデモ閣議決定
16 今年も紅白はジャニーズが私物化
17 オリラジ中田が日馬富士事件で松本批判?
18 27時間からさんま&中居が消えた理由
19 葵つかさが「松潤とは終わった」と
20 マツコがいじめ、弱者叩きの構造を喝破
1国連が安倍政権のメディア圧力に勧告へ
2加計学園で設置審委員が内情暴露!
3直撃!前川前次官が加計認可の動きを批判
4日本大使館が「民進党は米国が分裂させた」
5テレビが封印した安倍とトランプの映像
6義家前文科副大臣が加計疑惑に茶番質問
7萩生田が前川前次官にシンゴジラを観ろ
8欧米で安倍と訪日トランプに嘲笑の嵐
9安倍政権が乱発するトンデモ閣議決定
10鶴保前沖縄担当相に辺野古利権疑惑
11内田樹が喝破!安倍独裁を容認させるもの
12マツコがいじめ、弱者叩きの構造を喝破
13沖縄タイムス記者が官邸と百田に反撃
14安倍の教育無償化はやっぱり嘘だった
15山口敬之めぐり文春vs新潮がバトル
16安倍がネトウヨ『報道特注』に出演熱望
17「朝日、死ね」足立議員のトンデモぶり
18 柳広司、中原昌也らが東京五輪に疑問の声
19JASRACが坂本龍一を騙しうち!
20『シン・ゴジラ』の3・11暗喩に園子温が

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

連載一覧へ!

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」