NHKは『とと姉ちゃん』のモデル・大橋鎭子の戦争反対の思いを描くことができるのか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
totoneechan_01_160507.jpg
NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』番組サイトより


 4月からスタートしたNHK連続ドラマ小説『とと姉ちゃん』が絶好調だ。視聴率はスタートから20%台をキープし、最高24.6%をマーク(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。平均視聴率23.5%を記録した前作『あさが来た』超えも期待されている。

 このドラマの主人公・小橋常子のモデルとなっているのは、戦後、雑誌「暮しの手帖」を創刊した大橋鎭子氏。「暮しの手帖」といえば伝説の編集長・花森安治氏(ドラマでは唐沢寿明が演じる)が有名だが、女性に向けた生活雑誌をつくろうと最初に提案したのは、この大橋氏だった。

『とと姉ちゃん』でも描かれているように、大橋氏は早くに父を亡くし、それからは母と2人の妹との生活を守るために奮闘。親交のあった作家・柴田錬三郎はそんな大橋氏のことを〈仕事はもちろん、日常茶飯事にこれほど重宝な人間は、またとあるまいと、おもわれるオール・マイテイの女だつた〉と評している。

 ファッションページでは自らモデルをつとめ、着物から直線裁ちでつくることができる普段着を提案。「誰にでも必ず出来る」料理記事や、「暮しの手帖」の代名詞ともいえる消費者目線の「商品テスト」企画、そして戦後、市井の人びとの生活に寄り添う雑誌をつくってきた大橋氏。じつは、この雑誌の誕生には、花森氏と大橋氏の確固たる思いがあった。

 それは、「戦争に反対しなくてはいけない」というものだ。

 まず、大橋氏が女性のための出版物を、というアイデアをもったのは、終戦直前のことだった。

〈戦時中の青春期、彼女は防空壕に身を潜め、平和な時代が訪れたなら、何をして生きようかと考えました。男の人に使われる仕事では、家族みんなを養えない。わたしは自分で事業を起こして、家族を幸せにしよう。そうだ、女性のために、暮らしの知恵が詰まった本を作るのはどうだろう〉(暮しの手帖社『暮しの手帖別冊 しずこさん』より。以下同)

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 安倍が朝日の加計学園報道をテロ認定!
2 松本人志が「冤罪あっても」共謀罪支持
3 共謀罪成立で横浜事件の恐怖が再び
4 室井佑月が共産党に「ネトサポつくれ」
5 村上春樹が「歴史修正主義と闘う」宣言
6 木村拓哉帰国でJがトンデモ情報操作
7 室井佑月が共産小池晃と安倍答弁を分析
8 葵つかさが「松潤とは終わった」と
9 京大の入学式にまで…JASRACの強欲
10 佐野元春が共謀罪反対「治安維持法だ」
11 加計学園疑惑に決定打、安倍側近が圧力
12 共謀罪が衆院委員会で強行採決の暴挙
13 加計学園総帥が「首相の後ろ盾ある」
14 報ステ後藤謙次の安倍批判がキレキレ!
15 秋篠宮家の料理番がブラック告発
16 『夫のちんぽ』著者が抱える恐怖とは
17 生前退位ヒアリングで「天皇はおかしい」
18 共謀罪強行採決を許すな!国会前デモ
19 中居がすべらない話でJのタブーに!
20 スノーデンが警鐘鳴らす日本の監視体制
PR
PR
1報ステ後藤謙次の安倍批判がキレキレ!
2『あさイチ』が基地に苦しむ沖縄を特集!
3共謀罪が衆院委員会で強行採決の暴挙
4加計学園「総理の意向」文書は本物!
5佐野元春が共謀罪反対「治安維持法だ」
6加計学園疑惑に決定打、安倍側近が圧力
7松本人志が「冤罪あっても」共謀罪支持
8 共謀罪に周防監督らも猛反対の声
9安倍の9条加憲は日本会議幹部の発案
10室井佑月が共産小池晃と安倍答弁を分析
11安倍が朝日の加計学園報道をテロ認定!
14ガンダム“生みの親”が安倍首相批判!
15室井佑月が共産党に「ネトサポつくれ」
16水木しげるが50年前に書いた文章が発掘
17安倍の改憲で高等教育無償化はまやかし
19安倍が改憲質疑で「読売を読め」
PR
PR

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」