NHKで「原発いらない」発言! 過激でまっとうな加賀まりこのルーツとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
kagamariko_141006.jpg
『純情ババァになりました。』(講談社)

 今、女優の加賀まりこが熱い。女優としての活躍はもちろんだが、老いてますます、その発言の過激さに拍車がかかっているのだ。少し前にもNHKのトーク番組『スタジオパークからこんにちは』にゲスト出演した際の発言が大きな話題を呼んだ。

「生きて行く上で、たまたま私たちはこの地球に、つかの間お邪魔しているだけじゃない? 着飾ったり、気負わなくてもいいと思う。だから戦争もいらないし、原発もいらない」

 籾井勝人が会長となって、安倍政権の広報機関になりさがってしまったNHKで、政権の政策に真っ向から対立するような発言を堂々と行ったのである。しかも、この発言は戦争や原発について訊かれたものではなかった。加賀の普段から飾らぬ自然体について司会の戸田恵子に訊かれ、現在のパートナーと付き合ってから着飾る事をやめたことを明かした後の発言だった。そのためネット上では「さらりと持論を言えて素敵!」「彼女の発言だからこそ説得性がある」「凛々しくて憧れる」「あっぱれ」と反響を呼び、ネット検索ランキングも急上昇したのだ。

 だが加賀の歯に衣きせぬ発言は、何も今に始まったものではない。自身も「小さい時から思った事は何でも口にする毒舌家」と公言し、そのために若い頃から「生意気」とのレッテルさえ貼られてきた。 

 特に加賀が『夜のヒットスタジオSUPER』(1989〜90年/フジテレビ系)の司会を務めた時の発言の数々は、その後の加賀の「小悪魔」「生意気」というイメージを決定づけた。

 番組初回で「歌手に媚びない司会」と宣言した加賀は、その言葉の通り出演アーティストたちをこき下ろした。人気絶頂のB`zが出演した際には、ボーカルの稲葉浩志に向かって、「稲葉クンはいい男だと思いこんでたけど、リハーサルですっぴんの顔見たら『なんだ』って思っちゃった」と笑い、一方の松本孝弘に対しては「こっちは不細工ね」と言い放つ。

 南野陽子には「案外と色黒ね、時代劇では 綺麗な人だと思ったけど」、CHAGE and ASKAには「(CHAGE)Cを取ったらハゲじゃない」などなど。またステージで歌う直前の吉幾三の頬にキスをして、吉がキスマークをつけたまま歌ったこともあるなど、まさに言いたい放題。
 
 しかも、こうした毒舌は年下の芸能人にだけ向けられる訳ではない。こんな大物作家との痛快トラブルもある。当時、仲良しだった作家の長部日出雄と銀座で飲んでいた加賀。同じ店に偶然居合わせたあるベストセラー作家が長部に「いいねぇ、女優さんと仲良くして」「僕なんて映画の原作持ってても、口なんかきいてもらったことないよぉ」とネチネチと話しかけてきた。次の瞬間、加賀は立ち上がり、こう啖呵を切ったという。

「アンタなんか最低よ! 本が売れたからってナンボのもんよ、書いているものと人格はエラい違いじゃないの!」

 この時、加賀はその作家の顔を知らなかったが、実は彼女はこの作家の原作映画に3本も出演していたという。「権威にたてつくチンピラでいたい!」という、いかにも加賀らしいエピソードではないか。

 こうした加賀の気質はどこからきたものなのか。加賀の著書『純情ババァになりました。』(講談社文庫/2008年)には、そのルーツが描かれている。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

純情ババァになりました。 (講談社文庫)

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

NHKで「原発いらない」発言! 過激でまっとうな加賀まりこのルーツとは?のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。ルーツ林グンマの記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 三浦瑠麗が戦前賛美、その御用学者体質
2 松本人志追及に井上公造が「圧力ない」
3 長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表
4 日本の外務省が文大統領と同様の発言
5 吉永小百合が「9条は変えさせない」
6 Nスペ731部隊検証にネトウヨ錯乱!
7 中居ジャニーズ残留とキスマイ
8 トランプ差別発言に有本香と玉川徹が
9 『永遠の0』は恐い!元特攻要員が批判
10 ウーマン村本こそ“最強反戦芸人”だ!
11 葵つかさが「松潤とは終わった」と
12 工藤静香が『Mステ』で二宮に姐御発言
13 欅坂46平手欠席の背景にブラック労働
14 ネトウヨ高須院長に息子が苦言!
15 仲代達矢と桂歌丸が語った戦争体験
16 綾瀬はるかが毒ガス製造の元兵士を取材
17 テレ朝が萩生田に全面謝罪した背景
18 トランプ的どっちもどっち論横行の日本
19 幹部から新人までほとんどが商売右翼
20 『朝生』で百田尚樹が徹底論破され大恥
1吉川晃司が安倍の核禁止条約拒否を批判
2ウーマン村本こそ“最強反戦芸人”だ!
3 Nスペ731部隊検証にネトウヨ錯乱!
4菅官房長官が壊れ始めた!トンデモ会見
5加計幹部が官邸訪問、安倍と下村が
6久米宏、さんま、村本も東京五輪批判
7綾瀬はるかが毒ガス製造の元兵士を取材
8テレ朝が萩生田に全面謝罪した背景
9高橋洋一ら安倍応援団が特区ビジネス
10市原悦子が語る戦争と安倍政権への怒り
11長崎のメッセージも安倍には届かず!
12グアム北ミサイルは存立危機事態でない
13トランプ的どっちもどっち論横行の日本
14仲代達矢と桂歌丸が語った戦争体験
15寂聴「憲法を汚した安倍は世界の恥」
16手塚治虫が描いた戦争をいま読み直す
17閉会中審査、小野寺防衛相も隠蔽体質
18三浦瑠麗が戦前賛美、その御用学者体質
19幹部から新人までほとんどが商売右翼
20極右丸出し”日本ファースト”は小池命名
PR
PR 飲むだけで女性のカラダの悩みを解消!?

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」