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キムタクに「両親と絶縁」「実家が一家離散」の報道が! SMAPを裏切らせた妻・工藤静香がこの問題にも関係?
キムタク「一家離散」報道の背景とは…
SMAP独立騒動の裏切りで、いまやすっかり“ジャニーズの母”メリー喜多川副社長のお気に入りとなったキムタクだが、ここにきて、本当の両親との関係悪化がクローズアップされている。
ジャニーズタブーのない、数少ないメディアのひとつである「週刊女性」(主婦と生活社)3月29日号が、20年間暮らした木村の実家が売りに出されていることを報じた上で、木村家が事実上の離散状態にあると書きたてたのだ。
「キムタクの両親はもう長いこと別居生活を送っています。母のまさ子さんは都内マンションに居を移し、そこから食育の講演で全国各地を回るなど精力的な活動を続けています。そして父の秀夫さんも別の戸建てに移り住み、盆栽などを扱う和風カフェをオープンさせています」(「週刊女性」に掲載された写真誌カメラマンのコメント)
さらに、長男のキムタクも両親とほとんど顔をあわせることがなくなり、絶縁に近い状態だという。
たしかに、キムタクと両親の関係が悪化しているという情報は以前から流れていた。昨年5月には、キムタクの父親である秀夫さんが「フライデー」(講談社)の取材に応じ、息子をこうこき下ろして話題になった。
「彼に落ちるところまで落ちて欲しい。そしてもう一回、ドン底から這い上がってきたら本物だよ」「42歳にもなって、いつまでもキムタクのままではいられないだろうから。俺は飽きた(笑)」
こうした“一家離散”“親子絶縁”の一つの原因は、母親がスピリチュアルにハマったためという見方が根強いが、一方で見逃せないのが工藤静香の存在だ。
実際、工藤静香と結婚するまでは、キムタクは実家の両親や兄弟と非常に円満な関係を保っていた。一時は父親を社長にして独立しようとしたこともあるし、ジャニーズと交渉して父親が社長の個人事務所から写真集を出版したこともある。
また、最近、両親がキムタクの名前を出すことに、キムタクが嫌がっているという報道があったが、以前のキムタクはそういう素振りは見せなかった。
両親は当時、イタリアンレストランを経営していたが、キムタクの愛犬の名前「ボニータ」を店名にし、キムタクに関連する雑貨を堂々と売っていた。キムタク自身もしょっちゅう実家に帰っていたという。
「キムタクは静香と結婚する以前、“かおりん”という女性と付き合っていましたが、彼女もこのイタリアンレストランを手伝ったりしていて、本当に仲のいい家族という印象でした」(女性週刊誌ジャニーズ担当記者)
ところが、静香と付き合い始めて以降、この関係が一気に変わった。交際してまもなく、キムタクは静香の実家にマスオさん状態で住み始め、自分の実家にはまったく帰らなくなった。
「きっかけは母親のまさ子さんが静香との結婚を強硬に反対したからだと聞いています。まさ子さんは前の彼女のかおりんのことをすごく気に入っていて、家族同然に考えていたので、ショックだったんじゃないかと言われています。まさ子さんがスピリチュアルに走ったのも静香と結婚してからのことですから、ある意味、静香が木村家の一家離散のきっかけをつくったとも言える」(前出・女性週刊誌J担当記者)
これについては嫁姑の関係なので、どちらが良い悪いの話ではないが、少なくとも、静香がキムタクを大きく変えたというのは事実だ。
実際、静香との結婚をきっかけに変わったのは、実家との関係だけではない。昨年のSMAP騒動で、キムタクがSMAP“育ての親”飯島三智マネージャーと中居正広らメンバー4人を裏切った背景に、静香の存在があったことは、本サイトをはじめいくつかのメディアで報じられた。裏でメリー喜多川副社長と急接近していた静香が、当初、メンバーと一緒に独立することを決めていたキムタクを説得して翻意させたというものだ。
しかし、実はこのベースには、静香と飯島マネージャーとの険悪な関係があったようだ。静香は結婚前から、とにかく飯島マネージャーのことを徹底的に嫌い、避けていたという。あるジャニーズ関係者がこんな証言をする。
「当初、飯島マネージャーが結婚を反対していたというのがきっかけだったようです。その後、飯島マネージャーは折れて、メリーさんを説得するなど、むしろ結婚に協力するようになったのですが、それでも、静香は受け入れなかった。たぶん、その背景には、飯島さんとSMAPメンバーとの濃厚すぎる関係があったんじゃないでしょうか。女性同士の嫉妬の感情があったと思います」
このジャニーズ関係者は、静香がいかに飯島マネージャーを嫌っていたかを物語る、あるエピソードを教えてくれた。それは、木村と静香の第一子が生まれた時のことだ。
「飯島さんは真っ先に病院へ駆けつけたんですが、静香から会うのを拒否されたんです。飯島さんは木村さんの子どもに会うのをすごく楽しみにしていたようで、ことあるごとに『子どもに会ってみたい』と言っていた。しかし工藤はなかなか会わせようとしなかった。2年くらい経ってからかな、飯島さんが『この前やっと拓哉の子どもを抱っこさせてもらえたの、すごく可愛い子なのよ~』とうれしそうに語っているのを聞いて、飯島さんのことがちょっと気の毒になったほどです」
こうした静香の飯島敵視の姿勢が、キムタクにも影響を与えていたのは明らかだろう。
というのも、キムタクはもともとSMAPメンバーの中でももっとも飯島マネージャーと信頼関係が深かったからだ。
かつて、キムタクは飯島マネージャーのことを「ミッチー」と呼ぶほど仲がよく、飯島の手腕に絶大な信頼を寄せていた。さらに、「ひと言いえば、すぐにそれを実行してくれる。自分の考えていることを理解してくれる凄い人」とも公言し、96年、ラジオ番組で森且行のSMAP脱退時のエピソードを語ったときは、飯島氏をこう絶賛したこともある。
「この人やっぱすげぇなぁって思ったのは、森がバイクの世界に行くってなったときに良き理解者だったこと。アドバイスしてあげたりしてて、この関係性って羨ましいなって、僕から見ても思いましたね」
実際、飯島マネージャーのほうもキムタクをいちばん大事にしていた。ドラマの仕事では、ほかのメンバー以上に設定や脚本はもちろん、相手役、脇役選びにも徹底的にこだわり、主役級や一流どころを集めていた。キムタク主演のドラマでは主題歌もタイアップでSMAPの曲を使ったことは一度もなく、久保田利伸、B'z、宇多田ヒカル、山下達郎、エルビス・コステロなど、ほかのメンバーのドラマとはちがうプレミア感を出そうとした。映画主演作も、ほかのメンバーがとちがって、ウォン・カーウァイ監督の映画でデビューさせ、2作目も山田洋次と、超一流の監督と組ませた。
ところが、そんなに大事にされ、信頼関係を築いていたキムタクが静香と結婚して以降、徐々に飯島氏と距離を取り始め、飯島マネージャーが独立の動きを見せた今回、「揉めているのは、飯島さんと事務所、巻き込まないでほしい」「飯島さんだけ辞めればいい」と言い放ったのである。
実は飯島マネージャーが独立をあきらめたのは、引受先に「キムタクが来ないなら受け入れられない」と拒否されたからでなく、キムタクに裏切られて、心が折れてしまったからだという見方もある。
「キムタクがついてこなくても、稼ぎ頭は中居ですし、勝算は十分あった。それなのに、飯島さんが独立をあきらめて芸能界から身を引くと言い出したのは、やっぱり木村さんに裏切られたからなんです。飯島さんは木村さんがなんだかんだいっても一緒にきてくれると最後まで信じていた。それがああいう言い方で拒否されたことで、精神的ショックが大きく、まいってしまった」(前出・ジャニーズ関係者)
それにしても、両親、さらには、長年、尽くしてくれた最大の恩人まで裏切らせるのだから、工藤静香の影響力は恐るべしではないか。実際、ベテラン芸能記者は二人の関係性をこう解説する。
「キムタクは本当に静香の言うことはなんでも聞くようです。もともと、二人ともヤンキー体質で、出会いのサーフィンも静香が先輩だった。姉御的な関係から始まっているんです。その後も家庭や子育てをそつなくこなし、芸能界の先輩として的確なアドバイスもくれる。キムタクはそんな静香にどんどん依存していったようです。外で強気に見せている人は、そのぶん、家庭で甘えられる母親のような妻が必要というのはよく聞きますが、キムタクはその典型ということでしょう」(芸能レポーター)
しかも、静香のすごいところは、たんに個人的感情でキムタクに恩人との関係を切らせただけでなく、一方で、最大の権力者に取り入り、その受け皿をきっちり作ってみせたことだ。
「同じく結婚を反対していたメリーさんには、逆に、付け届けや食事の誘いなどのアプローチをして、取り込んでしまったわけですからね。メリーさんはキムタクに残留を決意させた工藤のことを『静香は本当にできた嫁。いい嫁をもらった木村は本当に幸せだ』と大絶賛していたと言います。そして、キムタクは、いまやジャニーズでは幹部扱いの存在になった。その人心掌握術や戦略は凄腕としかいいようがありません」(スポーツ紙記者)
このぶんだと、気がついたら工藤静香がジャニーズ事務所の取締役に入っていて、メリーさん亡き後のジャニーズを仕切っていた、なんてことも十分ありうるような気がしてくるのだが、それは考えすぎだろうか。
(時田章広)
最終更新:2018.07.22 09:57
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