高市首相G7欠席めぐり今度は茂木外相の嘘答弁が発覚! “飲酒でドタキャン”を隠すために嘘に嘘を重ねる高市政権の迷走

2026.11.01 07:45
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実は“代理出席者”はいなかった!ドタキャンはやはり飲酒が原因か 会食同席者も飲酒を事実上認め…

 しかも、代理出席問題をめぐってはもうひとつ、決定的な嘘が判明している。それはほかでもない、代理出席者が遠藤外務審議官だったという説明だ。

 今回の欠席が判明した直後に、高市首相が〈遠藤外務審議官が代理出席してくれました〉とポストしたのを皮切りに、外務省も同様の説明をし、茂木外相も今回の答弁で、G7に自分が代理出席しなかったことについて「今回の会議は30分という極めて短時間で、日本の発言も1回数分程度と見込まれたため、遠藤外務審議官が出席することが適切だと判断した」と、前もって高市首相の代理として遠藤審議官を出席させることを判断したかのような答弁をした。

 だが、実は、アメリカに滞在中だった遠藤審議官はG7シェルパとして、高市首相の出席欠席に関係なく、もともと高市首相のサポート役として首脳会議に同席する予定だった。

 つまり、遠藤審議官は「代理」として駆り出され出席したわけではなくもとからの出席予定者。当日のG7に、欠席した高市首相の代理は実は誰もいなかったというのが真相なのである。

 そもそも遠藤審議官を代理出席させたという説明は、最初から不自然だった。仮に茂木外相が何らかの事情で出席できなかったとしても、普通に考えれば、外務副大臣(中曽根康隆、堀井巌)を出席させるはずだからだ。

 それすらしなかったというのは、あらかじめ出席することになっていた遠藤審議官しか参加できないくらい=しかるべき代理出席者を誰も立てられないくらい、高市首相の欠席が急なトラブルだったということだろう。

 もちろん、それは、高市首相が最初の頃に説明していたような「ディスプレイが間に合わなかった」などというトラブルではない。

 高市首相は「大きなディスプレイ使うので、業者に頼むので整わない」と言っていたが、首相公邸で業者が来ないと国際会議もできない体制になっていることなどはありえないし、もし何らかの機器トラブルで公邸でのオンライン会議ができなかったとしても、官邸や外務省に移動すれば、30分もかからないで対応できる。

 いや、それ以前に、G7オンライン会議だからといって、高市首相のいうような大きく特別なディスプレイが絶対に必要なわけでもない。実際、2024年4月14日のG7ではドイツのショルツ首相が中国訪問の最中に開かれたが、AP通信が伝えたその様子を見ると、ショルツ首相は中国のホテルの一室から10インチ程度の端末参加しており、大型ディスプレイは見当たらなかった。

 ディスプレイの問題でもない、体調不良でもない(体調不良ならそう発表するはずである)、代理出席が間に合わないくらいの急なトラブルとはいったいなんだったのか。矛盾だらけの嘘の言い訳を並べ立てても、高市首相が隠したい、本当のドタキャンの理由とはなんだったのか。

前回の記事でも指摘したが、高市首相はG7開始直前の18時30分から〜19時45分に開かれた麻生太郎副総裁、木原稔官房長官らと首相公邸で会食をしており、官邸周辺では「その際に酔っ払ってG7に出られなくなった」という理由が確定的に語られている。

 実際、高市首相がその席で飲酒していたことがここにきて確実になった。これまでは時事通信が匿名の出席者証言として報じただけだったが、辻元議員が同席していた中西祐介官房副長官を国会で追及したところ、こんな答弁があったからだ。

辻元「この会合ではどのようなアルコール類が出されましたか?」
中西「総理の私的な会合に関することでございまして、詳細については差し控えたい」
辻元「あなたは飲みましたか? お酒」
中西「いただきました」
辻元「高市総理はどうでしたか」
中西「承知をしておりません」

もし高市首相が飲んでいなかったら、当然、否定したはずで、この回答は飲酒を認めたに等しい。

「場所を移動するどころか代役を立てる暇もなかったのは、高市首相が酔っ払ってしまい出席できる状態でなくなった、あるいは寝てしまって起こしても起きなかったとか、風呂に入ったまま出てこなくなったとか、そういうトラブルだったからでしょう。しかし、酒を飲んで酔っ払って、G7を欠席したなんてことが明るみに出たら、それこそえひめ丸事故の時にゴルフを中断せずプレーし続けて退陣に追い込まれた森喜朗元首相のように、進退問題に発展しかねない。だから、すぐに嘘とわかるような言い訳でも、必死で並べ立てて隠そうとしているのでしょう」(全国紙官邸担当記者)。

 辻元議員ら野党は引き続き追及の姿勢を崩しておらず、11月5日の外防委員会でも立憲民主党の田島麻衣子参院議員が質問する予定だというが、おそらくまたぞろ、高市首相や外務省はおそらく嘘や矛盾を誤魔化すためにまたぞろ新たな嘘をつくのだろう。

 一国の首相がありえない失態を覆い隠すために無茶苦茶な嘘をつき、行政機構と官僚がその嘘と口裏をあわせるために組織を挙げて事実をねじまげ、真実を隠す。こんな政権を存続させたら、この国のガバナンスと民主主義は完全に終わってしまうだろう。

最終更新:2026.11.01 07:52

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