社員に「北朝鮮人帰れ」の張り紙! ブラック企業大賞を攻撃した「アリさん引越社」はブラックどころかヘイト企業だった

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
arisanhikkoshi_01_151130.jpg
「アリさんマークの引越社」公式サイトより


 先日11月29日、「週刊SPA!」(扶桑社)のweb版が「ブラック企業大賞はただの企業イジメ」と題して、同賞にノミネートされていたアリさんマークの引越社の井ノ口晃平副社長のインタビューを先行配信し、「ブラック企業大賞をエサに企業恐喝まがいの行為をして、金銭を要求することが真の目的」などという副社長の言い分をそのまま掲載していた。

 本サイトは翌日11月30日の記事で早速、その内容がまったくのデタラメであるとして、ブラック企業大賞側の反論をお伝えしたが、もうひとつ、根本的な問題を指摘しておかねばならない。

 それは、アリさんマークの引越社(以下・引越社)が、まさにブラック企業大賞「アリえない賞」受賞に値する、ありえないレベルのブラック企業であるという事実だ。

 同社では、長時間労働や残業代未払いはもちろん、引越し作業中の荷物破損や車両事故の損害を社員に弁償させるというとんでもない制度をしいていた。弁償金分の借金を背負わされ、毎月給与から弁償金を天引きされ、辞めるに辞められない状況に追い込まれている社員もいる。

 また、ブラックな労務管理を変えようと、組合に加入した社員に対して、同社は追い出し部屋への異動を命じ、さらにはへイトスピーチ的な攻撃まで行っていた。

 ところが、「SPA!」はこれらの問題についてはほとんど触れず、逆に井ノ口副社長の自分たちが被害者であるとするような言い分だけを一方的に垂れ流したのだ。

 そのひとつが、社員A氏をめぐる労働争議の問題だ。A氏が追い出し部屋に異動、懲戒解雇された問題で、プレカリアートユニオンという組合が会社前で抗議活動として街宣を行ったところ、井ノ口副社長と本部長がヤクザまがいの態度で恫喝。その模様がネットで配信され、週刊誌で取り上げられたのだ。

 これについて、井ノ口副社長は「SPA!」で、問題のある社員に懲罰人事を命じただけなのに、ユニオンから理不尽な要求をつきつけられた、恫喝の動画もユニオンにはめられた、というようなことを言っているのだが、取材してみると、これはまったくのでたらめだった。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

ブラック企業2 「虐待型管理」の真相 (文春新書)

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 共謀罪強行採決もまだ希望はある!
2 加計に利権独占させた安倍政権の手口
3 官邸が文科省前次官の実名証言ツブし
4 国連報告者から安倍に共謀罪批判文書
5 松本人志が「冤罪あっても」共謀罪支持
6 安倍が朝日の加計学園報道をテロ認定!
7 『ゴジラ対ヘドラ』坂野監督の死を悼む
8 葵つかさが「松潤とは終わった」と
9 共謀罪成立で横浜事件の恐怖が再び
10 室井佑月が共産党に「ネトサポつくれ」
11 村上春樹が「歴史修正主義と闘う」宣言
12 江角もハマった恐怖のママカースト
13 室井佑月が共産小池晃と安倍答弁を分析
14 スノーデンが警鐘鳴らす日本の監視体制
15 報ステ後藤謙次の安倍批判がキレキレ!
16 木村拓哉帰国でJがトンデモ情報操作
17 佐野元春が共謀罪反対「治安維持法だ」
18 加計学園疑惑に決定打、安倍側近が圧力
19 秋篠宮家の料理番がブラック告発
20 加計学園総帥が「首相の後ろ盾ある」
PR
PR
1報ステ後藤謙次の安倍批判がキレキレ!
2『あさイチ』が基地に苦しむ沖縄を特集!
3松本人志が「冤罪あっても」共謀罪支持
4共謀罪が衆院委員会で強行採決の暴挙
5加計学園「総理の意向」文書は本物!
6佐野元春が共謀罪反対「治安維持法だ」
7加計学園疑惑に決定打、安倍側近が圧力
8安倍が朝日の加計学園報道をテロ認定!
9 共謀罪に周防監督らも猛反対の声
10安倍の9条加憲は日本会議幹部の発案
11室井佑月が共産小池晃と安倍答弁を分析
12室井佑月が共産党に「ネトサポつくれ」
15ガンダム“生みの親”が安倍首相批判!
16官邸が文科省前次官の実名証言ツブし
17加計に利権独占させた安倍政権の手口
18水木しげるが50年前に書いた文章が発掘
19安倍の改憲で高等教育無償化はまやかし
20共謀罪強行採決もまだ希望はある!
PR
PR

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」