マイナンバー制度で「キャバ嬢」が激減する? 会社バレ、家族バレ恐れて副業キャバ嬢の3割が退職の調査結果

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
kyabakura_151110.jpg
『「キャバクラ」の経済学 なぜ、男たちは「彼女」に財布を開くのか?』(イースト・プレス)

 2016年の1月からいよいよ本格的な運用が開始されるマイナンバー制度。情報流出の危険性など、運用開始前から不安視する声の絶えない本制度だが、このマイナンバー制度が導入されることにより、大ダメージを受けるのではと囁かれている業界がある。

 それは「キャバクラ」だ。キャバクラ嬢は会社や家族に内緒で副業として働いている人も多いのはよく知られた話だが、ではなぜ今まではその副業がバレずにすんでいたのか? その秘密は、彼女たちがお店と一般的な社員・アルバイト扱いの雇用関係を結んでおらず、「個人事業主」扱いとして働いていることにある。

 個人事業主である彼女らは、本来であれば毎年確定申告を行わなければならないのだが、お店がその旨を教育していなかったりするケースが多く、申告していない人が多い。であれば、税務署から連絡が行かないと本当はおかしいのだが、税務署も収入の実態把握が難しく、またその数の多さにひとりひとり追いかけるようなことは今までしてこなかった。だが、マイナンバー制度が始まれば、収入の把握は容易になり、これからは確定申告を行わないということはできなくなる。すると、副業の所得も住民税に反映され、会社にバレることになるのである。

 そのことについて、最近出版された、山本信幸『「キャバクラ」の経済学 なぜ、男たちは「彼女」に財布を開くのか?』(イースト・プレス)にはこのように書かれている。

〈マイナンバー制度が始まったことによって、キャバクラ運営会社はキャバクラ嬢も含めて店で働く人のマイナンバーを収集しなければならなくなった(中略)。
 会社に内緒でWワークをしている会社員の女性や夫に黙って働いている主婦も困ったことになる。女性会社員は個人住民税を会社が「特別徴収」という給料天引きの方法で徴収(地方税法上の義務)している。副収入がある人は会社に申告してまとめて「特別徴収」してもらうか、市区町村から送られてくる納税通知書を使って自分で納める「普通徴収」に切り替えるという方法があるが、特別徴収を普通徴収に切り替えると副業禁止が徹底している会社ほど副業を疑う(←ココが重要)ようになる。コンプライアンス絡みで調査が入るかもしれない。
 これまでは特別徴収のままにしておいても、この業界は本人の特定が難しいためにバレにくかった。だが、2016年以降(マイナンバーを使った最初の確定申告は2016年の収入を2017年の確定申告期間に行うとき以降)はマイナンバーによって名寄せされて会社の収入もキャバクラの収入も税務署に把握され、特別徴収のままでは恐らく会社にバレるのではないか。といって普通徴収にすると、今度は会社に怪しまれる〉

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

「キャバクラ」の経済学 (文庫ぎんが堂)

  • amazonの詳細ページへ
  • 楽天ブックスの詳細ページへ
  • Yahoo! ショッピングの詳細ページへ

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

マイナンバー制度で「キャバ嬢」が激減する? 会社バレ、家族バレ恐れて副業キャバ嬢の3割が退職の調査結果のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。キャバ嬢田中 教の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 俳優・宍戸開が真っ当な安倍批判を連発
2 昭恵夫人がヘイト運動家にメッセージ
3 宮崎駿が『永遠の0』を酷評
4 羽生結弦パレードに和田政宗ら右派勢力が
5 下村博文がセクハラ被害記者に「犯罪」攻撃
6 「安倍はトランプに捨てられた」と海外で酷評
7 ジャニーズタブーで犯罪もみ消し
8 辺野古警備代7億円水増し請求の裏
9 元家族会の蓮池透が「安倍は嘘つき」
10 財務省の矢野官房長がテレ朝に圧力
11 松本人志『ドキュメンタル』のセクハラ
12 たけし独立に沈黙の文春に林真理子が「忖度か」
13 安倍の嘘つきは小学生時代からだった
14 柳瀬秘書官が「安倍命の官邸についていけない」
15 首相案件文書に安倍首相と加計理事長の相談が
16 りゅうちぇるの意見が真っ当すぎる!
17 日本会議から勧誘の電話!会話を公開
18 原発広告に文化人や芸能人が
19 AKB48「Teacher Teacher」に批判の声 
20 長尾敬、杉田水脈…安倍チルがセクハラ暴言
1林芳正文科相に関する記事の削除とお詫び
2セクハラかばう麻生財相の女性蔑視発言
3羽生結弦パレードに和田政宗ら右派勢力が
4安倍首相が大阪でやらせ応援プラカード
5村田諒太が安倍政権の国民栄誉賞に異論
6柳瀬秘書官が「安倍命の官邸についていけない」
7下村博文がセクハラ被害記者に「犯罪」攻撃
8「安倍はやめろ」抗議デモが国会前を埋め尽くした
9加計獣医学部講義で小川榮太郎のデマ本が
10財務省の矢野官房長がテレ朝に圧力
11「安倍はトランプに捨てられた」と海外で酷評
12財務省・福田次官のセクハラ否定がヒドい
13昭恵夫人がヘイト運動家にメッセージ
14長尾敬、杉田水脈…安倍チルがセクハラ暴言
15柳家小三治「総理いつまでやってんだ」
16 俳優・宍戸開が真っ当な安倍批判を連発
17田崎史郎が「僕“でさえ”会ってると思う」
18上念司もケントと同様、加計の客員教授
19セクハラ被害のテレ朝記者に卑劣個人攻撃
20高畑勲監督が「日本の侵略戦争」を問うた幻の映画企画