安倍出演の『ミヤネ屋』は放送法違反だ! 宮根はタイコ持ち発言、日テレ青山は「廃案になっては困る」とポロリ

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 まず最初に、宮根から「なぜうちの番組を選ばれたのですか?」と聞かれた安倍首相は、「(元防衛大臣の)森本敏さんにですね、ぜひこの番組に出てちゃんと説明するようにと言われたのです」と朗らかに返答。緊張感の欠片もないスタートだ。

 その後、安倍首相はこれまでのテレビ出演や国会での答弁とほぼ同じようなとっくに破綻した主張をだらだらと喋りはじめるのだが、なんの批判も追及もしない。

 むしろ、宮根をはじめコメンテーターの青山和弘、春川正明、手嶋龍一らは、安倍首相の言いたいことを先回りするような質問をし、安倍首相が答えるとわざわざフォローをするというような状況だった。

「よく言われてるのが憲法改正してやったほうがあっさり行くんじゃないのって話があるんですが、やっぱりこれ海外情勢が激変しているなかで、やっぱり時間かけられないというのがあるんですかね」

 そして、安倍が砂川事件の最高裁判決を持ち出すと、宮根はこう相づちをうったのだ。

「改正というよりも憲法の中に(集団的自衛権を使って国民を)守らなくてはいけないということが入ってるんですね」

 もっとひどいのは、青山和弘だ。「違憲か合憲かよりも、この安全保障環境の変化にどう対応するか」と擁護し、表向きは安倍が口にできない中国の脅威を代弁したのだ。

「中国、北朝鮮の脅威について、どこまで説得力ある説明ができるかにかかっているのに、外交上の配慮があってできないところに、もどかしさがある、なかなか行き違いがある」

 また、読売テレビ解説委員の春川正明は学生の話をもちだしながら、

「総理、いろんなところでいろんな話をきいて、学生たちと喋っていても、総理のおっしゃるように抑止力として法整備必要だなって言う人が多いんですよね。でもそれとともに聞かれるのが、『安倍さんがどこまでもいってしまうんじゃないか心配だ』と」
「(70年談話についても)学生が『先生、安倍さんこのままいくと怖いですよ』というんです。私は何が怖いの?と聞いたんです」

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