日教組も黙認…日本の学校は今も「徴兵訓練」をやっている!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
chouhei_01_140802.jpg
『ボクラ少国民』(講談社文庫)

「このままいくと、次は改憲、そして徴兵制復活ということになるんじゃ……」

 7月1日、安倍政権が「集団的自衛権容認」を閣議決定して以降、国民の間で徴兵制への懸念が強まっている。だが、正直に言うと、こうした意見を聞いても今さら寝ぼけたことを言っているとしか思えない。なぜなら日本は、6・3・3の学校教育で誰でも「一人前の兵隊」になるよう徴兵訓練を行っているからである。すでに事実上の「徴兵制」が敷かれているといってもいい。

 何をバカなことを……。日本の学校は、戦後、日教組によって国旗掲揚や国歌斉唱まで拒むような「平和教育」をしてきたではないか。そう、反論する人もいるかもしれない。

 しかし日本の映像を見た外国人の反応を紹介する「海外反応サイト」では、日本の学校風景、とりわけ小学生が教室の掃除や給食の給仕する姿や、体育祭、朝礼などの学校行事における団体行動に驚きを隠せず、「まるで軍隊だな」「我が国の徴兵訓練よりしっかりとやっている」という書き込みで溢れかえるほど。私たちが「当たり前」と思ってやってきた学校行事や集団行動は、世界の人からすれば「軍事訓練」そのものなのである。

 事実、日本の学校教育には「軍事教練」の名残が、いたるところにある。

 その代表的が「ランドセル」であろう。ランドセルは西洋式軍用背嚢から派生した。軍隊に入ったときのために背嚢を担ぐ訓練を6歳からやっている、というわけだ。同じく中学になって学生服(詰め襟)が制服になったのも「軍服に慣れる」ためなのだ。

 学校では、1クラス3、40名。それを5名前後の班に分けるが、これも軍隊の小隊と分隊からきている。遠足や修学旅行などの校外活動では、これを「中隊」規模となる100名前後に分ける。学校の活動単位は、基本的にすべて軍隊の区分けといっていい。

 朝礼は司令官の訓示の訓練。気をつけ、前ならえ、休めは軍隊の待機行動の基本。ホームルームの起立、一同礼、着席も隊長への挨拶。生徒による掃除や給仕は集団行動の意識付け。今はさすがに減っているが、教師による生徒への体罰も上官の命令に対する絶対服従を身体に叩き込むためで、こちらも軍事教練の名残なのだ。

 一人のミスを班(小隊)の連帯責任で懲罰を与えるのも同様だ。軍隊では一人のミスで小隊が全滅しかねない。小隊が全滅すれば、そこから分隊、中隊へと被害が広がる。だからこそ軍隊では、班(小隊)全体が共通意識を持ち、裏切らず、逃げ出さないよう徹底して同調圧力をかけ、小隊が一個の生物のようになるよう訓練する。この傾向は運動部に今でも色濃く残っていよう。とりわけ坊主頭、不祥事の際、有無を言わせぬ連帯責任など高校野球は、銃をバットに持ちかけた軍事教練と思えば、なるほど、と納得するはずだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

徴兵制 (岩波新書 黄版 143)

  • amazonの詳細ページへ
  • 楽天ブックスの詳細ページへ
  • Yahoo! ショッピングの詳細ページへ
  • セブンネットショッピングの詳細ページへ

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

日教組も黙認…日本の学校は今も「徴兵訓練」をやっている!のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。徴兵制日教組の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 俳優・宍戸開が真っ当な安倍批判を連発
2 昭恵夫人がヘイト運動家にメッセージ
3 山口達也の強制わいせつでマスコミの忖度!
4 辺野古警備代7億円水増し請求の裏
5 ジャニーズタブーで犯罪もみ消し
6 宮崎駿が『永遠の0』を酷評
7 羽生結弦パレードに和田政宗ら右派勢力が
8 「安倍はトランプに捨てられた」と海外で酷評
9 下村博文がセクハラ被害記者に「犯罪」攻撃
10 元家族会の蓮池透が「安倍は嘘つき」
11 財務省の矢野官房長がテレ朝に圧力
12 りゅうちぇるの意見が真っ当すぎる!
13 安倍の嘘つきは小学生時代からだった
14 たけし独立に沈黙の文春に林真理子が「忖度か」
15 AKB48「Teacher Teacher」に批判の声 
16 松本人志『ドキュメンタル』のセクハラ
17 柳瀬秘書官が「安倍命の官邸についていけない」
18 首相案件文書に安倍首相と加計理事長の相談が
19 葵つかさが「松潤とは終わった」と
20 原発広告に文化人や芸能人が
1林芳正文科相に関する記事の削除とお詫び
2セクハラかばう麻生財相の女性蔑視発言
3羽生結弦パレードに和田政宗ら右派勢力が
4安倍首相が大阪でやらせ応援プラカード
5村田諒太が安倍政権の国民栄誉賞に異論
6柳瀬秘書官が「安倍命の官邸についていけない」
7下村博文がセクハラ被害記者に「犯罪」攻撃
8「安倍はやめろ」抗議デモが国会前を埋め尽くした
9加計獣医学部講義で小川榮太郎のデマ本が
10財務省の矢野官房長がテレ朝に圧力
11「安倍はトランプに捨てられた」と海外で酷評
12財務省・福田次官のセクハラ否定がヒドい
13昭恵夫人がヘイト運動家にメッセージ
14長尾敬、杉田水脈…安倍チルがセクハラ暴言
15柳家小三治「総理いつまでやってんだ」
16 俳優・宍戸開が真っ当な安倍批判を連発
17田崎史郎が「僕“でさえ”会ってると思う」
18上念司もケントと同様、加計の客員教授
19セクハラ被害のテレ朝記者に卑劣個人攻撃
20高畑勲監督が「日本の侵略戦争」を問うた幻の映画企画