テレビに関する話題……本と雑誌のニュースサイト/リテラ
岸田首相の総選挙直前『報道ステーション』単独出演に「中立性欠く」と批判殺到!「野党も党首討論でなく単独出演させろ」の声
報道ステーション+土日ステ公式Twitterより
本日14日、岸田文雄首相が衆議院を解散した。就任からわずか10日後の解散というのは1954年の第一次鳩山一郎内閣の45日間を大きく上回る歴代1位の短さだが、ボロが出ないうちに「ご祝儀」を狙って総選挙に雪崩込みたいという下心しか感じられないものだ。
だが、問題は、この間のテレビの公平性や中立性も無視した姿勢だ。たとえば、きょう、『報道ステーション』(テレビ朝日)は与野党各党の党首討論を放送するが、岸田首相はわずか2日前の12日にも『報ステ』に単独生出演したばかりだ。
この日の『報ステ』は、「岸田総理に問う“日本のミライ像”」と題し、新キャスターの元NHK記者・大越健介が「生討論で迫る」という触れ込みだったが、冒頭からおっぱじめたのは野球話。岸田首相も「(開成高校野球部時代のポジションは)セカンドかショート」などと答えた。
総裁選中からテレビは「岸田氏は愛妻家」だの「お好み焼きと納豆が好き」だの、どうでもいい話題ばかり垂れ流してきたのに、今度は「元野球少年」……。一応、大越キャスターは野党からあがっている「発言がブレている」「アベノミクスの3番煎じ」といった批判を織り交ぜながら岸田首相の経済政策を追及し、最後には核廃絶問題を取り上げて「岸田総理は核兵器禁止条約に背を向けているのでは」と迫った。だが、放送日やその前日の国会代表質問で岸田首相が拒否した森友問題再調査について追及されることは一切なかった。
しかし、問題は追及が甘いか鋭いかというものではない。あらためて指摘するまでもなく、衆院選の公示が19日、投開票が31日と直前に迫っているなかで、テレビ番組が野党の代表を出演させることもなく岸田首相だけを単独出演させ、主張を一方的に垂れ流したことだ。
しかも、この日の『報ステ』は、岸田首相をなんと30分以上も出演させたのである。解散後に野党も交えた党首討論を開催したからといって、とてもチャラにできるものではないだろう。
実際、12日の岸田首相単独出演には非難が殺到。デーブ・スペクターも〈岸田総理が報ステのレギュラー!!〉とTwitterに投稿したほどだったし、日本共産党の小池晃書記局長は〈テレビ朝日の「報道ステーション」は、総選挙直前に岸田首相・自民党総裁を単独出演させています。放送の中立性と、ジャーナリズムのあり方から見て、極めて大きな疑問を感じざるを得ません〉と指摘。同党の山添拓参院議員も〈今後は順次、岸田氏と同じ尺で野党各党の単独インタビューもするのだろう。なにしろ総選挙前なのだから〉と投稿した。
あまりにも当然のツッコミと言わざるを得ないが、しかし、総選挙直前の岸田首相の単独テレビ出演は『報ステ』だけではなかった。岸田首相は10日には『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ)に、11日には『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京)に出演、なんと『報ステ』まで3日間連続で単独テレビ出演していたのである。
テレビ局や岸田官邸としては「所信表明演説を受けて政策を問うための出演」として正当化するのだろうが、それは言い訳にならない。実際、昨年9月に首相に就任して10月26日に所信表明演説をおこなった菅義偉・前首相の場合、演説をおこなった当日夜にNHK『ニュースウオッチ9』に出演したが、首相就任および所信表明演説直後のテレビ出演はこのときだけだった。
しかも、岸田首相の『報ステ』出演時は公示まで1週間のタイミングだ。報道の公平性・中立性を考えれば、岸田首相とともに野党代表を出演させて討論するか、あるいは山添議員が指摘したように、岸田首相が出演したのと同時間を使って別の日に野党の代表のインタビューをそれぞれ放送するべきだろう。だが、『報ステ』が岸田首相の単独出演から2日経ったきょう放送するのは、前述したように、与野党党首が揃って出演する党首討論。岸田首相は今週2回目の出演となる。
フジ『日曜報道』テレ東『WBS』だけでなく『報ステ』までがなぜ選挙直前の単独出演を
そもそも、御用メディアであるフジテレビの『日曜報道THE PRIME』や、菅首相時代から首相会見でよく質問者に指名され、岸田首相の初会見でも指名されていたテレ東の『ワールドビジネスサテライト』はまだしも、『報ステ』はいまだ民放を代表する報道番組のひとつだ。また、前述したように『報ステ』は元NHK記者の大越氏がメインキャスターに就いたばかり。ご存知のとおり、安倍政権以降の『報ステ』は古舘伊知郎や小川彩佳の降板をはじめ、番組リニューアルを大義名分にした社外スタッフの首切りなどが起こり、どんどんと政権に忖度した報道姿勢が目立つようになっていたが、大越キャスターの誕生でその方向性も改まるのかと注目を集めていた。しかし、そんななかで岸田首相を単独生出演させて30分以上も特集するとは──。ようするに、この間、政権批判潰しに躍起になってきたテレ朝のドン・早河洋会長の存在があるかぎり、『報ステ』の忖度報道も変わらないということなのだろう。
いや、看過できないのは『報ステ』だけではない。テレビ局はどこも自民党総裁選の告示前から候補者を連日のように生出演させ、野党が要求してきた臨時国会の招集を拒否するという憲法違反の状況を批判することもなく、さんざん自民党のPRに手を貸してきたからだ。
実際、岸田首相だけに絞ってみても、9月の1カ月間に岸田氏が出演したテレビ番組の数は20を超えているのだ。以下、列挙しよう。
9月2日 『ひるおび!』TBS(高市早苗も出演)
『報道1930』BS-TBS
9月5日 『日曜報道THE PRIME』フジテレビ
9月6日 『スッキリ』日本テレビ
『大下容子ワイド!スクランブル』テレビ朝日
9月9日 『バイキングMORE』(フジテレビ)
9月10日『Nスタ』TBS
『日経ニュース プラス9』BSテレ東
9月14日『BSフジLIVE プライムニュース』BSフジ
9月15日『報道1930』BS-TBS
9月17日『LiveNews イット!』フジテレビ(候補4人で出演)
『報道ステーション』テレビ朝日(候補4人で出演)
『ワールドビジネスサテライト』テレビ東京(候補4人で出演)
『news zero』日本テレビ(候補4人で出演)
9月18日『自民党総裁選 討論会』NHK(※日本記者クラブ主催討論会の中継)
9月19日『日曜報道THE PRIME』フジテレビ(候補4人で出演)
『日曜討論』NHK(候補4人で出演)
9月20日『BSフジLIVE プライムニュース』BSフジ(候補4人で出演)
9月22日『news23』TBS(候補4人で出演)
9月24日『深層NEWS』BS日テレ(候補4人で出演)
9月26日『日曜報道THE PRIME』フジテレビ(候補4人で出演)
政治的公平を無視するテレビ局 総裁選中に野党の政策をまともに取り上げたのは『モーニングショー』だけ
まさしく「メディアジャック」と呼ぶべきものだが、繰り返すがこれは岸田氏の出演に絞ったものであって、告示前には河野太郎や高市早苗、野田聖子といった候補者がそれぞれワイドショーやニュース番組に単独出演してきたのだ。
さらに、候補者が出演せずとも、ワイドショーやニュース番組はこの間、総裁選の話題を大々的に取り上げてきた。自民党は各候補の出陣式にはじまり、所見発表演説会や「党風一新の会」と候補者との意見交換会、共同記者会見、4日間の政策討論会などと“ニュースのネタ”をばらまいていたが、テレビはそのネタに食いついて毎日のように紹介してきた。
その一方、野党が打ち出す政策や動きについて紹介する時間は申し訳程度で、総裁選中に野党4党の代表らを出演させて総裁選候補者の主張と比較するなど、まともに野党の政策を取り上げたのは『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)だけ。あとは、自民党PR報道のみならず、八代英輝弁護士が共産党のデマ発言をおこなって同党と野党共闘を攻撃した問題で批判を受け、スポンサーのCM放映休止という事態に陥った『ひるおび!』が、アリバイ的に野党議員を出演させるようになったことくらいだ。
つまり、衆議院の任期満了が近づき選挙が間近に控えていることは明々白々であるなかで、テレビは視聴者のほとんどが投票権さえない政党内の選挙の報道に明け暮れ、それだけに飽き足らず、総選挙の公示まで約1週間というタイミングでも自民党・岸田首相の一方的な主張を喧伝しつづけたのだ。
もちろん、これから『報ステ』だけでなく各局の報道番組で与野党代表を集めた討論がおこなわれるが、自民党の代表たる岸田首相だけが単独インタビューを受けたことはこれで相殺されるものではない。しかも公示後はどの局も放送法や公選法を気にして、総裁選のときに繰り広げたような選挙報道はおこなわなくなる。ようするに、野党が政策について主張する機会が自民党にくらべて圧倒的に少ないまま投開票を迎えるのだ。
本サイトでも既報のとおり、今月5日放送の『ひるおび!』では、野党の代表らを出演させながらも自民党の補完勢力である日本維新の会の松井一郎代表が野党共闘にウザ絡みを繰り広げただけなく、構成や進行も“野党下げ”のために仕掛けたのかと言いたくなるような内容だったが、そのなかで芸人のバービーは「こうやって野党を一列に並べるような話し合いじゃないほうがよかった」「おひとりずつちゃんと聞けたほうが(よかった)。この間の(自民党)総裁選のときは、おひとりずつ聞けたじゃないですか」と指摘していた。まさしく至極当然の指摘だが、テレビ局側にはこの真っ当な感覚がない、ということなのだろう。
(水井多賀子)
最終更新:2021.10.14 09:51
関連記事
新着 | 芸能・エンタメ | スキャンダル | ビジネス | 社会 | カルチャー | くらし |
公選法違反疑惑浮上の斎藤知事「SNS戦略の企画立案は依頼していない」の言い訳は通用するか? 削除されたPR会社社長の投稿を検証
斎藤知事が百条委員会欠席で「知事会出席」を理由にするも…前の知事時代には政府主催の知事会を欠席しあの時の懇話会に参加
国民民主・玉木雄一郎の不倫に“政治活動中の公私混同”疑惑が浮上! ヤバすぎる差別体質とビジネス右翼ぶりにも懸念の声
松本人志「訴訟取り下げ」でワイドショーが醜悪な忖度! 吉本御用スポーツ紙は「物証なし」だけ強調し復帰を扇動
萩生田光一ら非公認“裏金”候補に自民党から政党助成金2000万円振込み発覚も…選挙情勢では続々当選の可能性
“裏金”“統一教会”の萩生田光一を応援する極右勢力と有名テレビコメンテーター 一方、新たな裏金疑惑を検察が捜査開始の報道も
石破茂が史上最速で馬脚あらわに! 手のひら返し解散、統一教会も裏金も再調査せず、菅・麻生以外の人事も酷い
安倍首相が統一教会に選挙支援依頼の証拠を朝日がスクープ! 進次郎のバックにいる菅義偉や萩生田光一もあらためて追及せよ
高市早苗のヤバさは極右思想だけじゃない! 総務省文書問題、統一教会との関係、政治資金規正法違反をめぐる“大嘘”の数々
傀儡・小泉進次郎が改革できない“キングメーカー菅義偉”の官房機密費疑惑! 不正選挙やメディア対策にも
松本人志「訴訟取り下げ」でワイドショーが醜悪な忖度! 吉本御用スポーツ紙は「物証なし」だけ強調し復帰を扇動
『仰天ニュース』“赤木ファイル”特集で安倍政権・公文書改ざん事件の卑劣があらためて注目! 中居正広も「あってはならない」と
ジャニーズ会見で井ノ原の「ルール守って」発言賞賛と記者批判はありえない! 性加害企業が一方的に作ったルールに従うマスコミの醜悪
ジャニーズ性加害でジュリー社長辞任もテレビ局は検証放棄! 局内での行為が疑われるテレ朝とNHKの無責任な姿勢
ジャニーズ性加害問題で露わになったテレビ局の共犯性! ジュニアの練習場を提供したテレビ朝日はジュリーの謝罪後も批判なし
坂本龍一が最後まで中止を訴えた「神宮外苑森林伐採・再開発」の元凶は森喜朗! 萩生田光一も暗躍、五輪利権にもつながる疑惑
れいわから出馬 水道橋博士が主張する「反スラップ訴訟法」の重要性! 維新・松井だけでなく自民党も批判封じ込めで訴訟乱発
自公維新が提出「国民投票法改正案」にネットで批判の声広がる! 小泉今日子も〈#国民投票法改正案に反対します〉と投稿
三浦瑠麗が「医者はワイドショー見てコロナ怖がりすぎ」と医療従事者を嘲笑! 専門家から反論されると半笑いで「私、医者じゃないんで」
Netflix版『新聞記者』の踏み込みがすごい! 綾野剛が森友問題キーマン官僚に、安倍御用ジャーナリストはあの人が…
公選法違反疑惑浮上の斎藤知事「SNS戦略の企画立案は依頼していない」の言い訳は通用するか? 削除されたPR会社社長の投稿を検証
国民民主・玉木雄一郎の不倫に“政治活動中の公私混同”疑惑が浮上! ヤバすぎる差別体質とビジネス右翼ぶりにも懸念の声
“裏金”“統一教会”の萩生田光一を応援する極右勢力と有名テレビコメンテーター 一方、新たな裏金疑惑を検察が捜査開始の報道も
窮地の岸田首相が一番頼りにしているのはあの「Dappi」“仕掛人”説の自民党・元宿仁事務総長!「日本の黒幕」特集本が暴いた新事実
兵庫・斎藤知事の「パワハラ告発職員」追いつめに維新県議が協力していた! 職員は吉村知事肝いり「阪神優勝パレード」めぐる疑惑も告発
“既成政党に与しない”石丸伸二の選対本部長は「自民党政経塾」塾長代行! 応援団筆頭に統一教会系番組キャスターの元自民党職員も
小池百合子が都幹部だけでなく“最側近”を天下りさせていた!「大日本帝国憲法復活」「国民主権を放棄せよ」の請願に関与の元特別秘書
大阪万博建設現場のメタンガスが急増し1日2tも発生! 3月の爆発事故では「通報遅れ」「天井破損」を隠蔽していたことが発覚
萩生田光一が裏金問題で提出した「領収書の嘘」が発覚! 安倍元首相が「官房機密費100 万円を参院候補者に手渡し」報道も
吉村知事はガス爆発でも開き直り「他区域ではガスが出ない」と大嘘! 地下鉄工事でメタンガス確認、大阪市も発生可能性認めたのに
維新ゴリ押し 万博&カジノにかかる金はインフラ整備を含めると8000億円以上だった! 大半が国と大阪市の負担、巨額の税金も投入
防衛費増額の財源で「法人税」を削除し「国民全体の負担」だけにした政府有識者会議は読売社長、日経元会長、朝日元主筆がメンバー
菅首相の追加経済対策の内訳に唖然! 医療支援や感染対策おざなりでGoToに追加1兆円以上、マイナンバー普及に1300億円
菅首相のコロナ経済支援打ち切りの狙いは中小企業の淘汰! ブレーンの「中小は消えてもらうしかない」発言を現実化
菅首相の追加経済対策が“自助”丸出し! コロナ感染対策は10分の1以下、大半が新自由主義経済政策に…坂上忍も「バランスおかしい」
悪評「マイナポイント」事業の広報費は54億円、1カ月で半分を浪費! 事務局事業も電通がトンネル法人通じて140億円
三浦瑠麗のアマプラCMは削除されたが…amazonもうひとつの気になるCM! 物流センター潜入取材ルポが暴いた実態とは大違い
安倍首相“健康不安”説に乗じて側近と応援団が「147日休んでない」「首相は働きすぎ」…ならば「147日」の中身を検証、これが働きすぎか
正気か? 安倍首相の諮問機関「政府税調」がコロナ対策の財源確保と称し「消費税増税」を検討! 世界各国は減税に舵を切っているのに
東京女子医大がボーナスゼロで400人の看護師が退職希望! コロナで病院経営悪化も安倍政権は対策打たず加藤厚労相は “融資でしのげ”
斎藤知事が百条委員会欠席で「知事会出席」を理由にするも…前の知事時代には政府主催の知事会を欠席しあの時の懇話会に参加
萩生田光一ら非公認“裏金”候補に自民党から政党助成金2000万円振込み発覚も…選挙情勢では続々当選の可能性
安倍首相が統一教会に選挙支援依頼の証拠を朝日がスクープ! 進次郎のバックにいる菅義偉や萩生田光一もあらためて追及せよ
高市早苗のヤバさは極右思想だけじゃない! 総務省文書問題、統一教会との関係、政治資金規正法違反をめぐる“大嘘”の数々
傀儡・小泉進次郎が改革できない“キングメーカー菅義偉”の官房機密費疑惑! 不正選挙やメディア対策にも
兵庫・斎藤知事問題で維新の責任を改めて検証! 局長を“自死”に追い詰めた維新県議、課長の自死は吉村肝煎り優勝パレードが原因か
自民党総裁選広告「THE MATCH」は「おじさん」どころか「腐敗ジジイの詰め合わせ」だ! 担当の平井広報本部長は親族ぐるみ税優遇
岸田首相「総裁選不出馬」にごまかされるな! 後継候補の河野太郎、高市早苗、石破茂、小泉進次郎、小林鷹之の欺瞞
都知事候補討論会ですっとぼけるも…小池百合子に清和会時代、裏金を受け取っていた可能性が浮上! 派閥上納額は安倍を超える120万円
裏金裁判で安倍派幹部たちの嘘が明らかに! 抜け穴だらけの政治資金規正法改悪で幕引き図ろうとする自民・岸田政権
瀬戸内寂聴が生前、語っていた護憲と反戦…「美しい憲法を汚した安倍政権は世界の恥」と語り、ネトウヨから攻撃も
「BTSグラミー賞逃す」報道に「韓国人のニュースいらない」「日本人の受賞を報じろ」と炎上攻撃が! 日本スゴイの精神的鎖国
ぼうごなつこ『100日で崩壊する政権』を読めば、安倍首相が病気で辞任ししたのでなく国民が声をあげ追い詰めたことがよくわかる
百田尚樹が「安倍総理にお疲れ様とメールしても返信なし、知人には返信があったのに」とすねると、2日後に「安倍総理から電話きた」
村上春樹が長編小説『騎士団長殺し』とエッセイ『猫を棄てる』に込めた歴史修正主義との対決姿勢! 父親の戦中の凄惨な中国人虐殺の記憶を…
村上春樹がエッセイ『猫を棄てる』を書いたのは歴史修正主義と対決するためだった! 父親の戦中の凄惨な中国人虐殺の記憶を…
安倍首相に利用された星野源がエッセイに書いていた“音楽が政治に利用される危険性” 「X JAPANを使った小泉純一郎のように」
“宇予くん”で改憲煽動のJCと手を組んだTwitter Japanはやっぱり右が大好きだった! 代表は自民党で講演、役員はケントに“いいね”
ウィーン芸術展公認取り消しを会田誠、Chim↑Pomらが批判! あいトリ以降相次ぐ“検閲”はネトウヨ・極右政治家の共犯だ
「ノーベル賞は日本人ではありませんでした」報道で露呈した日本の“精神的鎖国” 文化も科学もスポーツも「日本スゴイ」に回収
幸福の科学出家騒動は清水富美加個人の責任なのか? カルト宗教信者の子どもたちが抱える問題
話題の本『夫のちんぽが入らない』のタイトルに込められた深い意味…しかし一方では広告掲載拒否の動きが
福島の子ども甲状腺がん検診「縮小」にノーベル賞の益川教授らが怒りの反論! 一方、縮小派のバックには日本財団
介護殺人に追い込まれた家族の壮絶な告白! 施設に預ける費用もなく介護疲れの果てにタオルで最愛の人の首を…
宇多田ヒカル「東京はなんて子育てしにくそう」発言は正しい! 英国と日本で育児への社会的ケアはこんなに違う
今もやまぬ人工透析自己責任論の嘘を改めて指摘! 糖尿病の原因は体質遺伝、そして貧困と労働環境の悪化だった
『最貧困女子』著者が脳機能障害に! 自分が障害をもってわかった生活保護の手続もできない貧困女性の苦しみ
雨宮塔子が「子ども捨てた」バッシングに反論! 日本の異常な母性神話とフランスの自立した親子関係の差が
『NEWS23』に抜擢された雨宮塔子に「離婚した元夫に子供押しつけ」と理不尽バッシング! なぜ母親だけが責任を問われるのか
小島慶子が専業主夫の夫に「あなたは仕事してないから」と口にした過去を懺悔!“男は仕事すべき”価値観の呪縛の強さ
人気記事ランキング
カテゴリ別ランキング
社会
人気連載
アベを倒したい!
ブラ弁は見た!
ニッポン抑圧と腐敗の現場
メディア定点観測
ネット右翼の15年
左巻き書店の「いまこそ左翼入門」
政治からテレビを守れ!
「売れてる本」の取扱説明書
話題のキーワード