滝沢秀明「SMAPはアホ」発言に対し、今井翼が「解散はメリーさんのせい」と真っ向批判! Jで広がるメンバー間対立

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SMAP騒動の余波は、仲がいいと言われていたタッキー&翼の間やほかのグループ内にも…

「事務所に感謝するのは当たり前。それをわからなかったらアホでしょう」

 SMAP解散問題について「週刊文春」(文藝春秋)の直撃を受けたタッキーこと滝沢秀明が、こんな発言をしたのは約1ヶ月前。「ジャニーズの先輩でもある中居正広ら4人をアホよばわりした」と、一部で波紋を呼んだ。

 ところが、今度はそのタッキーと「タッキー&翼」でコンビを組んでいる今井翼がSMAP 解散をめぐって衝撃的な発言をしたらしい。ただし、内容はまったく逆。今井はジャニーズの女帝・メリー喜多川副社長のことをこう痛烈に批判したというのだ。

「SMAP解散はメリーさんのせいだ」

 こちらを報じたのも同じ「週刊文春」(外部リンクhttp://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/blomaga/ar1119612)。先週発売の10月20日号で「翼は日頃から中居(正広)君を慕っていて、『SMAPさんが分裂なんてあり得ない』と激しく動揺していました」「翼はじつは『週刊文春』を愛読しているのですが、酒をあおっては、『SMAP解散はメリーさんのせいだ。俺はもう事務所を辞めるしかない』と投げ遣りに言っていた」という知人の証言を掲載したのだ。

 たしかに、今井はSMAPの中居正広と同じ中学出身で、1998年に放送された月9ドラマ『ブラザーズ』(フジテレビ)では、主演である中居の弟役として出演。さらに、今井が2014年にメニエール病を患い休養した際には、中居から直筆の手紙と空気清浄機をプレゼントされたことを自分のラジオ番組で語ったこともある。

 また、8月15日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ)のビストロスマップに片岡愛之助が出演した際、フラメンコと歌舞伎のコラボである舞台『十月花形歌舞伎 GOEMON 石川五右衛門』のVTRが流れると、中居はすぐさま「これ翼出てんだよね~」とうれしそうにコメント。今井が中居を慕っているのはもちろん、中居のほうもずいぶんかわいがっているようだ。

 しかし、このSMAPに対する温度差のちがいは、単に今井が中居を慕っているというだけの問題でなさそうだ。実は、同記事で、今井の知人はこんなことも語っていた。
 
「飲み始めは上機嫌で『俺の筋肉どう?』などと、はしゃいでいるのですが、酔いが回ると『解散したい』とくだを巻き始め、『滝沢は自由だ。事務所の恩恵を受けてる』などと事務所のことを愚痴るんです」

 滝沢はジュニア時代からジャニー社長やメリー副社長からも可愛がられ、中堅タレントの中では“小さいジャニーさん”と呼ばれるくらい権力をもっているという。先日の“SMAPアホ発言”も、明らかにメリー氏ら事務所サイドの意向を代弁したものだった。

 つまり、翼の“メリー氏批判”の裏には、幹部に可愛がられ、事務所べったりの姿勢を示すタッキーへの反発があるようなのだ。

 プライベートでも仲がいい、といわれていたタッキー&翼だが、SMAP騒動をきっかけにして、思わぬ形で確執が表面化したということか。

 しかし、これは滝沢と今井だけの問題ではない。SMAP騒動前後からジャニーズのタレントたちの関係がかなりぎくしゃくしているのだという。それは、タレントたちがメリー氏や娘の藤島ジュリー景子副社長にひいきされているかどうかを過剰に意識するようになったためらしい。

 もともと、メリー氏の特定タレントへのえこひいきはかなり露骨なものだった。たとえば、溺愛しているマッチこと近藤真彦、NEWSの手越祐也などは何をやっても許されるのに、元KAT-TUNの田中聖や田口淳之介など、気に入られていないメンバーはちょっとした素行不良や結婚の意思を表明しただけで事務所を追い出され、引退に追い込まれる。

 仕事でも、メリー氏やジュリー氏のオキニはいい仕事を優先して回され、本人らの希望も反映されるのに、2人が気に入らないタレントはどんなに人気があっても冷遇される状況があった。

 しかもそれが、SMAP騒動を機にもっと露骨になったという。所属タレントたちは、SMAPというジャニーズの屋台骨を支えてきた国民的人気グループですら、メリー氏に嫌われればあっという間に放逐されてしまうことを見せつけられたのはもちろん、SMAPや飯島氏に近かったタレントは仕事をどんどん干されていった。

 その結果、ジャニーズタレントの間では、メリー氏・ジュリー氏への忠誠を誓うような動きが続出している。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に選ばれ、授賞式のスピーチで監督でも共演者でもスタッフでもなく、ジャニー氏とメリー氏、ジュリー氏に対して「これでちょっとは恩返しができたかなと思うと、すごくありがたく、また頑張っていこうと思っています」と謝辞を述べた嵐の二宮和也、あるいは「文春」の直撃に対しSMAP批判・事務所擁護を展開した滝沢秀明、SMAPの功績をなかったかのように嵐をもち上げる後輩タレントたち……。

 一方で、メリー氏・ジュリー氏に嫌われ、冷遇されているタレントたちの不満、鬱憤もかなりたまっているという。

 SMAP騒動によって、飯島派VSメリー&ジュリー派という明確な派閥はなくなったが、ジャニーズには、メンバー間格差、そしてメリー氏のオキニタレントVS非オキニタレントという新たな火種が燻り始めている。タキツバの意見対立はそのことを明らかにしたといえるだろう。

 今後はコンビやグループ内でも意見が分かれ、内部分裂を起こす動きなども出てくるかもしれない。
(島原らん)

最終更新:2017.11.24 07:35

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