共同・柿崎の首相補佐官に続き…産経新聞元ソウル支局長が「内調」に転職か! 朴槿恵の密会の噂を書き起訴された嫌韓記者

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

韓国で起訴された朴槿恵の記事も現地報道を引用しただけ

 また、内調の国際部門といえば、外交上必要な他国の動向、内情を探るのがミッションのはずだが、加藤氏については、「そんな能力があるのか」という声も上がっている。

「加藤さんはもともと警視庁の公安担当だが、正直、当時もスクープを飛ばしたという話はあまり聞いたことがないし、いわゆる情報を持っている記者ではなかった。ソウル支局に行ってからも、現地のメディアを引用しただけの記事や、適当なトバシ記事を送ってくることが多く、韓国政府にも野党にも独自の情報源があるとはとても思えなかった」(前出・産経新聞関係者)

 実際、加藤氏が起訴された問題の朴槿恵の密会記事も、実は朝鮮日報のコラムを引用して、それに憶測を書き連ねただけのものにすぎなかった。

 そんな記事を書き散らかしているような人間が内調の朝鮮半島担当になっても、せいぜい現地のいい加減な記事を右派マスコミに横流しして、嫌韓をいたずらに煽るくらいしかできないのではないか。

 もっとも、“日本のCIA”などという触れ込みの一方で、実際は「マスコミ報道をチェックしているだけ」「メディアやネットで政権に有利な謀略情報を流しているだけ」とも言われている内調。加藤氏の抜擢はある意味、ふさわしい人事と言えなくもない。

最終更新:2020.09.30 08:01

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

共同・柿崎の首相補佐官に続き…産経新聞元ソウル支局長が「内調」に転職か! 朴槿恵の密会の噂を書き起訴された嫌韓記者のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。加藤達也朴槿恵柿崎明二産経新聞編集部菅義偉の記事ならリテラへ。

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄