天皇在位式典で三浦大知が歌う「歌声の響」は明らかに天皇、皇后の沖縄へのメッセージだ! 天皇が作詞に込めた意味

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ネトウヨや安倍応援団は「パヨク妄想」と必死で否定してきたが…

 そして、ここにきて、在位30周年記念式典での「歌声の響」である。これは明らかに、天皇・皇后二人の強い希望によるものだろう。しかも、歌うのは沖縄出身の三浦大知。現在、沖縄が置かれる状況を考えれば、この選択それ自体がメッセージであることは、もはや疑う余地がない。

 本サイトでは、たびたび明仁天皇と美智子皇后の沖縄に対する強い思い入れを紹介し、その言葉の端々に、安倍政権の沖縄政策に対する強い懸念が読み取れると伝えてきた。その度に、ネット右翼や安倍応援団からは「パヨクが都合よく解釈するな」「妄想も大概にしろ」なる罵声が飛んできた。

 しかし、これが“メッセージ”でなかったらなんなのか。

 前述した一首(一番)に続く二首(二番)は、「歌声の響」を皇后が作曲した際に、あらためて明仁天皇が詠んだものとされている。引用して終わろう。

〈ダンジュカリユシヌ/ワタヤワチャガタン/ユウナサキユル/シマチムニヌクテイ〉(だんじよかれよしの歌や湧上がたん ゆうな咲きゆる島肝に残て)。

 みなさんから「だんじゅかりゆし」の歌が湧き上がったことが、あのゆうなの花の咲く沖縄の島々が、わたしたちの心にいまでも残っているのです──。

最終更新:2019.01.20 01:17

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