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「ビジネスジャーナル」捏造事件、そしてリテラと株式会社サイゾーの関係についての謝罪と説明

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『NHKニュース7』が取り上げた貧困女子高生に対するバッシング問題で、本サイトと提携関係にあるニュースサイト「ビジネスジャーナル」の捏造が発覚した。

 昨日、同サイトが掲載した「お詫びと訂正」によれば、8月25日付で同サイトが配信した『NHK特集、「貧困の子」がネット上に高額購入品&札束の写真をアップ』という記事内で〈エアコンがないと言っているにもかかわらず女子高生の部屋にはエアコンらしきものがしっかりと映っている〉と記述したが“事実を確認できなかった”、そしてNHKに“疑惑”に対する問い合わせ結果の回答コメントを〈入手〉したとして記載していたが、実際はNHKに取材も行っておらず〈架空のもの〉だったのだという。

 事実無根の誹謗中傷を行い、取材への回答を“捏造”するという行為はジャーナリズムへの信頼を裏切るものであることはもちろん、なによりも一般人である高校生を事実ではない情報で貶めたという点は、けっして見過ごすことのできない言語道断の行為だ。

 本サイトは、今回のNHK貧困女子高生の問題について、「ビジネスジャーナル」の該当記事配信より早い8月23日付で『卑劣! NHK貧困女子高生に“貧乏人は贅沢するな”攻撃! 片山さつきも乗り出し生活保護バッシングの悪夢再び』(リンク)と題して、ネット上で起こっている女子高生バッシングを批判し、片山さつき議員の過去の言動を含めて糾弾する記事を掲載していた。

 それだけに、提携サイトがこんな捏造によって女子高生バッシングを行ったことは慙愧に堪えない。提携サイトの立場から深く謝罪するとともに、あらためて本サイトとビジネスジャーナルの運営会社である株式会社サイゾーとの関係について説明をしておきたい。

 本サイト・リテラについて、ネット上では、「『ビジネスジャーナル』と『リテラ』は同じ運営元・株式会社サイゾーだ」「ビジネスジャーナルは右、リテラは左から煽るマッチポンプの関係」などと批判が起こっている。

 今回のような事態が発覚した以上、こうした批判を受けるのはやむを得ないが、リテラは2004年に休刊した月刊誌「噂の真相」の元スタッフを中心に立ち上げたメディアで、編集部は株式会社サイゾーから完全に独立した組織である。運営も、本サイトの運営会社情報に記載してあるように株式会社ロストニュースが行っており、この会社に株式会社サイゾーとの資本関係は一切ない。

 ただし、本サイトは記事をより広く多くの読者に読んでもらうために、株式会社サイゾーのサーバーを借り、その運用システムを使用し、広告マーケティング面を委託するかたちをとってきた。収益についても株式会社サイゾーが本サイトで得た広告収入から一定割合を受け取るという方式で運営されている。

 また、リテラの記事は新規読者開拓のため、サイゾー系メディアの「ビジネスジャーナル」「日刊サイゾー」「TOCANA」に記事を配信している。

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