新年特別企画山本太郎プレイバックインタビュー前編

2016年年頭は、山本太郎の「バカみたいに前向きな言葉」を聞いて安倍政権と闘う元気を取り戻せ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

■バッシングと評価をどう受け止めたか? 「坂上忍さんのことは逆に心配(笑)」

──それにしても、山本さんは安保法案の可決後、かなり強いバッシングに遭いながらも、なぜかすごくお元気ですよね。

山本 バカだけが元気だ!っていう(笑)。批判にも目を通しますよ。目的は、向こう側がどういうことで足を引っ張ろうとしているのかを知るというのがひとつ、もうひとつは、真剣に批判してくれている方もいらっしゃるし、そこにはやっぱり耳を傾けて改善できるところは改めたいと思うんで。エゴサーチしてます(笑)。

──でも、山本さんはバッシングについて、いまはどのように受け止めているんですか?

山本 ふたつあると思います。牛歩に関してと、喪服を着て数珠を持った表現に関してと。まず、牛歩に関しての批判は何ひとつ当たるものではない。議長の議事整理権の範囲のなかで僕が表現したことなので、これは問題がないと思っています。7~8割の方々は今国会での成立なんてあり得ないだろ?という考え方を示していましたから、そうした声を聞かないという政治に対して表現をするというのは当然のことです。
 ただ、もうひとつの、喪服を着て数珠を持って、ということに関しては、あれをやって叩かれないわけはないと思います。叩くには美味し過ぎる材料を自ら提供すれば……ってことですよね。実際、参議院の品位を貶めたという話になっています。厳重注意も受けましたが、もちろん議長から見てそのような状態であったならば素直に受け止めるというのが筋であり、それは自分のなかで受け止めます、と。
 でもその一方で、議会制民主主義が破壊されるような強行採決……人間かまくらという防護壁までつくり、何をやっているのかもわからないうちに採決されてしまった。しかも、かまくらづくりに特別委員会の人間だけじゃなく、与党側の関係のない議員、秘書まで混ざっていたとなれば、それは品位を貶めていないの?と普通は考えますよね。いまも、あちらはお咎めなし、ですし。だとしたら、その品位とは状況によって変わるものなのかな、とは思います。

──それにしても、除名にならなくてよかったです。

山本 除名を決断するのは議長ではないんですよ。懲罰委員会にかかり、全議員の3分の2以上が同意した上で除名になる。つまり、除名というのは非常にハードルが高い。ですが、たとえそこで除名になったとしても、向こうは逆に損をするんです。だって、強行採決の流れで除名をされた議員が出てくれば、反対する人々の受け皿、象徴になる。向こうにとってはあまりおいしくない。この先、安保関連の話題が出る度に記憶が蘇る訳ですから。逆に言うと、「非常識なバカ」という批判が盛り上がって、それを厳重注意で叱る、というかたちで受け流したほうが正解なんですよね。問題が大きくならない。ちょうどいい落としどころだった、ということです。

──ってことは、安保法反対の流れをつくるためには懲罰委員会にかけられるのもアリだった?

山本 いや、アリです、アリです。当然ですよ。何のためにやっているかってことですもんね。問題が大きくなった方が、政治に興味ない人たちにも、伝わる可能性が出てきます。「何故、あんな馬鹿な事を?」を入り口にデタラメ安保法案の本質にまで辿り着く人が一人でも増えれば最高、と思ったんですけれども。

──今回の安保法案をめぐる議論の大きな変化のひとつに、多くの芸能人が反対の声をあげたこともあると思います。まさに参議院で山本さんが踏ん張っていた裏では、国会前に石田純一さんがスピーチに立ったりですとか、坂上忍さんは生放送の番組で「安保に大反対」と発言。さらに坂上さんは「いま、政治家でいちばんまともなのは山本太郎ぐらい。まともすぎて逆に心配」とまで言っていました。

山本 逆にこちらが心配になりますよ(笑)。もちろん、そういうエールは非常にありがたくて、ぐっとくるものがあります。けど、やっぱりそれぞれを大切にしてもらいたいなと思うんです。だって、そういう影響力ある立場の方が、わざわざ山本太郎のことなんかに触れなくても、法案には反対できますから。NGワードをわざわざ使うのは、すごいリスクのある発言です(笑)。でも、ほんとうにありがたいです、うん。ぜひ政治献金を、とお伝えしたいです。ガハハハハ!

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

2016年年頭は、山本太郎の「バカみたいに前向きな言葉」を聞いて安倍政権と闘う元気を取り戻せ!のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。インタビュー山本太郎編集部の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 木下優樹菜の「新しい不倫相手」は本当に存在するのか?
2 「医療逼迫していない」は嘘だった!なのにGoToキャンペーン前倒し強行
3 安倍政権がまた「災害ないがしろ」!被災地に耐久性不十分の段ボールベッド
4 森友公文書改ざんで安倍首相を守った太田充主計局長が財務省トップに
5 葵つかさが「松潤とは終わった」と
6 安倍政権の「Go To」批判封じを『ひるおび』八代弁護士がポロリ
7 東京女子医大がボーナスゼロで400人の看護師が退職希望も、安倍政権は
8 「東京でコロナ感染224人」は本当に検査を増やしたせいだけなのか
9 東京の感染者は7月1日から100人超、発表67人を139人に修正
10 GoToキャンペーンは、 “影の総理”今井補佐官と菊池桃子の夫が経産省の利権に
11 「桜を見る会」で昭恵夫人、菅官房長官と写真の“大物半グレ”が逮捕
12 嵐の暴露本出版!メンバーの不仲話も
13 新しい地図の番組『ななにー』に吉村知事出演でSMAPファンが抗議!
14 吉村洋文知事は「武富士」の盗聴犯罪を隠蔽するスラップ訴訟の代理人に
15 フジ特番が触れなかった津山事件の真相
16 安倍政権がコロナ増税の動き! 新会議に震災で復興税導入を主張した経済学者
17 王将社長射殺事件と闇社会の関係
18 年金積立金が1~3月期で18兆円マイナス! 国民の年金を溶かした安倍政権の責任
19 横田滋さんの死で蓮池透さんが語った無念と危機感!
20 河井克行の買収に安倍事務所が関与の新証言!現金渡した相手を首相秘書が訪問
1東京の感染者は7月1日から100人超、発表67人を139人に修正
2 年金積立金が1~3月期で18兆円マイナス! 国民の年金を溶かした安倍政権の責任
3小池百合子都知事が東京アラート解除のため陽性者数を操作していた疑惑
4「医療逼迫していない」は嘘だった!なのにGoToキャンペーン前倒し強行
5森友公文書改ざんで安倍首相を守った太田充主計局長が財務省トップに
6小池百合子が当選後、コロナ対応担う都立病院の合理化計画
7GoToキャンペーンは、 “影の総理”今井補佐官と菊池桃子の夫が経産省の利権に
8安倍政権がまた「災害ないがしろ」!被災地に耐久性不十分の段ボールベッド
9大谷医師が明かしたネトウヨの電凸攻撃!「反日」と怒鳴り込まれたことも
10 河井克行の買収に安倍事務所が関与の新証言!現金渡した相手を首相秘書が訪問
11 安倍政権がコロナ増税の動き! 新会議に震災で復興税導入を主張した経済学者
12東京女子医大がボーナスゼロで400人の看護師が退職希望も、安倍政権は
13東京都の感染者100人超で小池知事、加藤厚労相、安倍首相の仰天言動
14吉村洋文知事がコロナワクチン開発でもペテン手口!
15安倍首相がイージス・アショア停止を悪用して「敵基地攻撃能力」保有へ
16「桜を見る会」で昭恵夫人、菅官房長官と写真の“大物半グレ”が逮捕
17「東京でコロナ感染224人」は本当に検査を増やしたせいだけなのか
18河井事件でバービーが「安倍首相の名前で金を受け取らせたのは圧力」
19小池百合子、小野泰輔の“ヘイト”に津田大介が切り込んだ
20香港問題で安倍首相と自民党の二枚舌

カテゴリ別ランキング

マガジン9

人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄