森友・籠池理事長の豹変の裏に官邸からの圧力? 会見では“稲田防衛相夫の入れ知恵か”の質問に狼狽も

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 永田町ではこうした籠池理事長の態度豹変に早速、「官邸と裏取引したか、もしくは圧力がかかったのではないか」という見方が流れている。森友問題を取材している全国紙の社会部記者がこう語る。

「官邸サイドが籠池理事長に、第三者を介してこれ以上余計なことをしゃべるな、と圧力をかけたという情報は流れていますね。2〜3日前より新聞やテレビ報道の流れが安倍首相ら政界との関係を追及する方向から、3種類の工事契約費問題に移り、籠池理事長の刑事責任問題が言及され始めましたが、これは官邸や大阪府の松井一郎知事がリードしたものです。つまり、刑事責任追及の空気をマスコミを使ってつくり出し、裏で『これ以上、余計なことをしゃべったら、逮捕されるぞ』というようなメッセージを直接、送ったんでしょう」

 実際、昨日の会見では、これを示唆するようなシーンがあった。一気呵成に言い分をまくしたてていた籠池理事長が、「ある質問」に対して、ものの見事に狼狽したのだ。それは、『日本会議の研究』(扶桑社)の著者であり、今回の森友学園問題の追及を引っ張ってきた著述家・菅野完氏による、こんな質問だ。

「今回の認可、自分からの取り下げって知恵つけたのは、稲田さんの旦那さんの稲田龍示さんですか? 誰ですか?」

 すると、籠池理事長は一瞬フリーズし、さらにはそれまでの勢いとは打って変わって「ちょっと待って」と言い、湯飲みの茶を口に含んだ。そして、菅野氏からの質問には一切答えず、9日の大阪府による実地検査を批判しはじめたのだった。

 その後も菅野氏は引き下がらず、「これを取り下げる知恵を理事長に授けたのは稲田大臣の旦那である稲田龍示さんですか?」と再度質問すると、籠池理事長はようやく「違います」と否定したが、会見に同席していた理事長の長男・佳茂氏が「どこの方ですか?」と口を挟み、菅野氏が自身の名を告げると、籠池理事長は「菅野? あ、菅野さんかー。あなたが菅野さんかー」と言い、立ち上がって「あなたちょっと悪いんじゃないの〜、ホントに!」と怒りを見せて、それ以上、この話題に答えようとしなかった。

 ご存じの通り、稲田朋美防衛相には、自身も顧問を務める「保守の会」会長である松山昭彦氏が2年前に〈国会議員になる前の稲田朋美先生は塚本幼稚園の顧問弁護士だったそうです〉と自身のFacebookに書き込んでいたことが発覚。稲田防衛相は国会で否定したが、その後、松山氏は〈顧問弁護士だったのは稲田先生の旦那さんの方でした。この場を借りて訂正いたします〉と投稿。また籠池氏の長男・佳茂氏も「週刊文春」(文藝春秋)3月16日号で同様の証言をしている。龍示氏自身も日刊ゲンダイや文春の取材に「僕も弁護士として守秘義務があって、どういう仕事をしているのかは相手方もあるので、勘弁してください」と否定しなかった。

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