離れ、振り込め詐欺、生肉…安倍首相の安保法制説明がワケわからなさすぎで失笑! フジテレビへの生出演は逆効果

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 安倍首相は今月6日に「本当はテレビ番組に出たいのだが、どこも呼んでくれない」などとぼやいていたが、これは真っ赤な嘘。少なくとも、テレビ朝日やTBSは、安倍首相が番組に出演したいと言えば、応じるつもりがあったという。

 ところが、安倍首相はTBSやテレ朝では批判にさらされると怖じ気づき、盟友の日枝に泣きついて「PRの場を」と要請したらしいのだ。

 たしかに番組を観ても、犬山、やく、津田らは決して安倍首相に厳しかったわけではかった。一応、ツッコむポーズはとるものの、安倍がトンデモ回答してもさらに追及するわけでもなく、そのまま言わせっぱなし。

 さらに、伊藤アナにいたっては、新国立競技場の問題にも「民主党政権時代に決まったなどいろんな背景があるようですが」などと虚偽(決まったのは自民党政権下のこと)のフォローを入れていたし、安保法制についても、安倍首相が火事のたとえ話を行う前から伊藤アナは何度も“疑問を出すのは首相が説明してからで”と念を押していた。

 また、ネットでは伊藤アナが安倍首相に安保法制が「中国を想定している」ことを言わせようとしたと批判されているが、むしろ、これは表立っては口にできない安倍首相をアシストしようとしたと考えるべきだろう。

 いずれにしても、この日の『みんなのニュース』の進行は明らかに安倍の言い分を語らせてあげようという配慮の行き届いたものだった。それでもこんなことになってしまうくらい、安倍首相の説明がひどかったということである。

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