戦争法案を「平安法」と言い換えろ! 安倍政権が「戦争」という言葉の取り締まりを本格化!

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会見で「戦争法案」を批判する安倍首相(YouTube「ANNnewsCH」より)


「本日、日本と世界の平和と安全を確かなものとするための平和安全法制を閣議決定いたしました」

 安倍晋三首相が14日におこなった、安保法制関連法案閣議決定についての会見。本サイトはその検証記事を公開し、数々の詐術を指摘したが、考えてもみると、今回の閣議決定はそのタイトルからしていかがわしかった。

 この関連法案は、集団的自衛権行使を可能にする武力攻撃事態法など現行法10本を一括改正する「平和安全法制整備法案」と、武力紛争時に米軍など他国軍への支援を行うための新法「国際平和支援法案」の計11本だが、いずれも最近までは単純に「安全保障法制」(安保法制)と呼ばれていたものだ。

 それが、急に「平和安全法制」と言い換えられたのである。略すと「平安法」となり、政府はこの呼称を普及させようとしているのだ。

「戦争できる国」にするための法案であるという本質を隠蔽するため、「平和」を目くらましに使おうという魂胆だろう。しかも、これだけ重大な政策転換なのに、10本もある現行法の“改正”をひとつひとつ丁寧に審議するのではなく、一括して“夏までに”通してしまおうというのは、いかにも乱暴すぎる。法案の問題点が国民に広がる前にサッサと成立させてしまいたいという思惑と後ろめたさがミエミエなのだ。

 安倍首相は会見で「『戦争法案』と言うのは無責任なレッテル貼り」と強く批判したが、ここには明らかに、マスコミに対して「戦争」という言葉をタブーにしようとする動きがある。本サイトは以前から、こうした安倍政権による“言葉狩り”の卑劣な手法を指摘してきた。以下に再録するので、ぜひご一読願いたい。
(編集部)

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 安倍政権がめざす「美しい国」が北朝鮮や中国のような国であることがいよいよハッキリしてきた。国家や政府が決めたことには一切の批判や反論を許さないという方針で、メディアに圧力にかけていることは何度も指摘したが、今度は、国会でも言論狩りを始めた。

 社民党の福島瑞穂参院議員が国会で、一連の安全保障関連法案を「戦争法案だ」と述べたことについて、自民党が「一方的な決めつけだ」として議事録からの削除や修正を求めているという一件だ。すでに新聞・テレビでも報じられているが、福島氏の発言があったのは4月1日の参院予算委員会でのこと。安倍晋三首相への質問の際に、「安倍内閣は14本から18本以上の戦争法案を出す」と発言した。これに対して安倍首相が「レッテルを貼って、議論を矮小化していくことは、断じて甘受できない」と反論したが、福島氏も引き下がらなかった。

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