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ネトウヨに負けるな! AKB、中居くん、ももクロが政治的発言!

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『憲法主義 条文には書かれていない本質』(PHP研究所)

 AKB48の内山奈月が先日発売した『憲法主義 条文には書かれていない本質』(PHP研究所)が、現在、品切れ状態になるほどに売れている。

「AKBが憲法本?」「そもそも内山って誰?」とさまざまな疑問が湧いてくるが、本書は“憲法の暗唱”が特技の内山が、九州大学准教授・南野森の講義を受け、憲法の本質に迫るという趣旨のもの。先日、朝日新聞の「天声人語」が本書を絶賛。そこから爆発的に売れているようだ。

 いまは慶應大経済学部に在籍中の内山だが、本書におさめられた南野との講義は2月末に行われたもの。いくら憲法の暗唱が特技でも、女子高生にとって憲法を読み解くのは難しそうに思えるが、南野が「本当に頭のよいお嬢さん」というように、これがなかなか侮れない指摘を繰り出している。

 そのひとつが、いま現在、大きな議論を呼んでいる集団的自衛権の容認をめぐる憲法第9条1項・2項の解釈問題。ご存じの通り、安倍政権はこれまでの「集団的自衛権を認めない」という憲法解釈から「180度の転換」をし、集団的自衛権を容認するという“解釈改憲”を閣議で強行した。こうした解釈改憲に対し、内山は「解釈改憲が手軽に行えるとしても、それを繰り返すことは非常に危険」と論及する。

 さらに内山は、「憲法の価値とは、「誰が草案を書いたのか」とか「草案の素晴らしさ」がそれを決めているのではない」といい、百田尚樹をはじめとする右派たちの“GHQに押しつけられただけでこんなものは憲法ではない”という声を一刀両断。「憲法が「その国に根づいているか」、「安定しているか」、「運用されてきたか」ということが、その憲法の価値を定めているのだ」とまとめている。──歴史と未来を左右する大問題を「最高責任者は私だ」の一言で片づけようとする反知性主義の安倍首相には、ぜひ彼女の爪の垢を煎じて飲ませたいほどである。

 社会や歴史の問題に対して、堂々と自分の意見をもって口にする……本来、こうした態度を示すことは、批評家やコメンテーターと呼ばれる立場の人たちの仕事でもある。だが彼らは、世間からの反感を買うことを恐れて、自身の立場を守ることに気をとられてばかり。むしろ、いまの日本で、バッシングも恐れずに政治発言を果敢に行っているのは、アイドルたちのほうだ。

 その最たる例が、先日、大きな話題を呼んだSMAP・中居正広の発言だろう。6月15日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ)で日韓関係の悪化がテーマに取り上げられた際、司会のダウンタウン・松本人志は「隣国やからしょうがない部分はあると思うよ」「201号室と202号室と住んでたらそりゃ色々あるやんか。壁も薄いし、ね」と当たり障りのない話をしたが、これに対し中居は「謝るところは謝ればいいんじゃないですか?」と切り出したのだ。

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