信長はなぜ?「本能寺の変」の真実を明智光秀の子孫が解き明かした

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
nobunaga_01_141222.jpg
フジテレビ『信長協奏曲』番組サイトより


 月9ドラマ『信長協奏曲』(フジテレビ系)が今日、最終回を迎える。平均視聴率13%を超え、まずまずの人気を博し、映画化の噂も流れている。

 改めて信長人気の根強さを再認識した形だが、その信長を語るうえで避けて通れないのが、その最期。謀反を起こされて志半ばで倒れることになる、いわゆる「本能寺の変」は、日本史のなかでも最大のミステリーとされている。信長の重臣・明智光秀は、なぜ謀反を起こしたのか。その謎をめぐって、信長からの理不尽なイジメに光秀が憎しみを抱いていたという「怨恨説」から、一武将として天下取りをねらった「野望説」、他の武将は一切事件に関与せず個人的理由で謀反に至ったという「単独犯行説」、豊臣秀吉や徳川家康、朝廷などを首謀者とする「黒幕説」まで、さまざまな説が百出してきた。

 また本能寺の変は、手薄な警護で自ら危機を招いた信長の油断が一因であったことや、さらに光秀の謀反を知ると毛利氏と和睦をまとめて驚異的なスピードで引き返し仇討ちを果たした秀吉の功名が、基本ストーリーとなっている。真相は明かされていないものの、これらのストーリーは歴史学会でも公認され、いわば「定説」といっても過言ではないのだそう。

 しかし、この「定説」に大きな一石を投じた、と話題になっている書籍がある。それが『本能寺の変 431年目の真実』(文芸社)。「本能寺の変」をテーマにした書籍が数多あるなか、25万部を突破するほどの異例のヒットとなっている。なぜ、これほどに話題を集めているのか。それは、作者が「本能寺の変」を起こした張本人、明智光秀の子孫であるからだ。

 光秀の末裔であり本書の著者である明智憲三郎氏は、歴史学者でもなければ、学術畑でもない。なんと本職はシステムエンジニアで、大手電気メーカーに入社後、一貫して情報システム分野で活躍してきたのだ。その理系の発想をもって、これまでの「定説」をことごとく否定する論理的手法も話題に拍車をかけている。

 さて著者自身が本書の特徴として挙げているのが、その独自の検証方法。「歴史捜査」と名付けたその手法は、信憑性のある史料を見極めるため徹底的に一次資料を洗い直し、証拠と推理に妥当性をもたせていくというもの。著者いわく、歴史学会では史料の信憑性に慎重な学者でさえ「軍記物」を採用しているのだとか。つまり、武将や大名が武勲や武功について物語形式でつづったプロパガンダのような書物を歴史研究の裏付けにしているというのだ。著者は、それでは「真実には決して行き着けないのです」と主張する。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

本能寺の変431年目の真実

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

信長はなぜ?「本能寺の変」の真実を明智光秀の子孫が解き明かしたのページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。家族文室竹裏側の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 安倍の秋葉原街頭演説が極右集会そのもの
2 衆院選極右候補者「ウヨミシュラン」
3 安倍政権にNOを突きつける芸能人
4 安倍は経済・社会保障でも嘘つきまくり
5 見城AbemaTV安倍ヨイショとテレ朝
6 平野、ケラ…作家たちが安倍政権にNO
7 中原昌也「安倍応援団はあまりに下世話」
8 中村文則「この選挙は決定的な岐路に」
9 救う会元幹部が安倍の拉致利用に怒り
10 美輪明宏が安倍と支持者を一喝!
11 博士、町山が安倍と見城の癒着批判
12 安倍政権忖度でドキュメント番組が改変
13 安倍が神戸製鋼社員時代に不正に関与?
14 「不倫学」が教える防止策とは?
15 加計関係者を判事に!安倍の司法私物化
16 自民党がテレビを恫喝しネトウヨ煽動!
17 山本太郎、改憲翼賛体制とどう闘う?
18 マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
19 安倍、森友加計問題の説明する気なし
20 室井佑月が前川前事務次官に加計問題を訊く
1山本太郎、改憲翼賛体制とどう闘う?
2安倍、森友加計問題の説明する気なし
3マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
4安倍「妻は籠池さんに騙された」と言い逃れ
5高江ヘリ事故に安倍首相「功績」アピール
6田崎史郎のトンデモ安倍擁護に玉川徹が
7中原昌也「安倍応援団はあまりに下世話」
8 自民党がネトサポに他党叩きを指南
9自民党がテレビを恫喝しネトウヨ煽動!
10加計関係者を判事に!安倍の司法私物化
11安倍首相が日報問題でも口封じ人事!
12原発事故の主犯は安倍、裁判所の判断も
13中村文則「この選挙は決定的な岐路に」
14小学8年生の安倍伝記漫画が反日と炎上
15長谷川豊の自己責任論こそ維新の正体!
16ノーべル賞ICAN の足を引っ張る安倍
17安倍の秋葉原街頭演説が極右集会そのもの
18安倍は経済・社会保障でも嘘つきまくり
19昭恵氏に新たな口利き疑惑 オカルトの影も
20博士、町山が安倍と見城の癒着批判

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

連載一覧へ!

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」