福島の子ども甲状腺がん検診「縮小」にノーベル賞の益川教授らが怒りの反論! 一方、縮小派のバックには日本財団

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
masukawa_01_161226.jpg
『僕はこうして科学者になった 益川敏英自伝』(文藝春秋)より

「甲状腺検診は「自主参加」による縮小でなく、拡大・充実すべきです」

福島県で増え続ける子どもたちの甲状腺がんについて、12月20日、ノーベル賞受賞者の益川敏英氏や、物理学者の沢田昭二・名古屋大学名誉教授らが福島県にこんな緊急の申し入れを行った。

 本サイトでも何度も指摘しているが、福島原発事故以降、深刻さを増していのが健康被害、特に福島県の子どもたちの甲状腺がんの多発だ。今年9月に公表された 「福島県民調査報告書」によると、福島県の小児甲状腺がん及び疑いの子どもたちが前回より2人増えて合計174人と膨大な人数となっている。こうした発表が出るたびに、増え続ける甲状腺がんの子どもたち──。

 しかし政府や有識者会議、電力会社は「被曝の影響は考えにくい」などと非科学的態度、抗弁を続けている。しかも、現在、福島では子どもたちの甲状腺検査を縮小しようという異常な事態が進んでいるのだ。

 こうした動きに危機感を持ち、立ち上がったのが益川氏らだったのだが、提言は当然だろう。

 そもそも縮小の動きが明らかになったのは今年8月、地元紙福島民友に掲載された「県民健康調査検討委員会」の星北斗座長のインタビューだった。星氏はここで、甲状腺検査の対象者縮小や検査方法の見直しを視野に入れた議論を検討委で始める方針を示したのだ。星氏といえば、これまでも「現時点では福島で見つかった甲状腺がんは原発事故の影響とは考えにくい」などとその因果関係を否定してきた人物だが、さらにこれに同調するように、9月には福島県の小児科医会が、検査規模の縮小を含めた検査のあり方を再検討するよう県に要望を行っている。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

関連記事

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

福島の子ども甲状腺がん検診「縮小」にノーベル賞の益川教授らが怒りの反論! 一方、縮小派のバックには日本財団のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。ノーベル賞原発事故松崎太陽甲状腺がん益川敏英福島原発の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 美智子皇后が事実婚パートナーに神対応
2 安倍政権が企む“子なし世帯増税”の異常性
3 美智子皇后がトランプとの面会に難色
4 マツコがLGBT発言を封印した理由
5 安保法制密約で自衛隊将校が実名告発!
6 レコ大責任者がバーニング周防社長を告発
7 日馬富士暴行で貴乃花批判のおかしさ
8 マツコが“忘れられない男”と首都高で
9 安倍の教育無償化はやっぱり嘘だった
10 マツコ「安倍首相は馬鹿」にネトウヨが
11 「不倫学」が教える防止策とは?
12 柳広司、中原昌也らが東京五輪に疑問の声
13 マツコがいじめ、弱者叩きの構造を喝破
14 有働由美子を勇気づけた山口智子の言葉
15 イノッチが夫婦別姓反対派を一蹴!
16 池上彰が朝日叩きとネトウヨを大批判
17 オリラジ中田が日馬富士事件で松本批判?
18 山口敬之氏が詩織さんに卑劣すぎる反論
19 安倍がネトウヨ『報道特注』に出演熱望
20 欅坂・平手が「今年はひどいことばかり」
1安倍政権が企む“子なし世帯増税”の異常性
2国連が安倍政権のメディア圧力に勧告へ
3加計学園で設置審委員が内情暴露!
4日本大使館が「民進党は米国が分裂させた」
5義家前文科副大臣が加計疑惑に茶番質問
6萩生田が前川前次官にシンゴジラを観ろ
7安倍の教育無償化はやっぱり嘘だった
8安倍政権が乱発するトンデモ閣議決定
9欧米で安倍と訪日トランプに嘲笑の嵐
10 安保法制密約で自衛隊将校が実名告発!
11鶴保前沖縄担当相に辺野古利権疑惑
12内田樹が喝破!安倍独裁を容認させるもの
13美智子皇后がトランプとの面会に難色
14安倍がネトウヨ『報道特注』に出演熱望
15マツコがいじめ、弱者叩きの構造を喝破
16 柳広司、中原昌也らが東京五輪に疑問の声
17「朝日、死ね」足立議員のトンデモぶり
18日馬富士暴行で貴乃花批判のおかしさ
19JASRACが坂本龍一を騙しうち!
20『シン・ゴジラ』の3・11暗喩に園子温が

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

連載一覧へ!

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」