年末特別企画 リテラの2016年振り返り

フジロック、町山智浩、水道橋博士、BABYMETAL…2016年、サブカル論争&炎上7大事件簿

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■事件その6
ロマン優光の著書をめぐり、町山智宏、水道橋博士、春日太一、吉田豪、サブカルオールスターの論戦が

 サブカルオールスターによるバトルロイヤル。その始まりは1冊の本だった。11月に出版された『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』(コアマガジン)のなかで、ロマン優光はここ数年の町山智宏の起こした炎上騒動をあげ、〈サブカルおじさんの害〉と断罪。
 これに対し町山本人はゲスト出演したラジオ番組で「どうも、老害サブカルおじさんです」と自虐ギャグをかますといった反応程度にとどまるが、今度は本のなかで同時に俎上に上がっていた水道橋博士が〈当たり屋人生に責任をとってもらうよ〉とツイッターに投稿。ボヤがだんだんと本格的な火事になっていく。
 そしてそれに加わったのが、時代劇評論家の春日太一。まるで圧力で言論を封殺しようとしているかのような水道橋博士の厳しい言動に疑問を呈した。プロインタビュアーの吉田豪も同じような意見を投稿。どんどん泥仕合となっていく。
 この一連の騒動はその後、当事者同士の謝罪と炎上の再燃を繰り返した末、最終的にはロマン優光の著書に事実誤認があったことから、水道橋博士のもとにロマンと担当編集者が詫びを入れにいくところで幕が引かれたという。
 いったい何がテーマだったのか分からない論戦だったが、ただひとつはっきりしているのは、このサブカルおじさんによるプロレスに若手が入り込む余地はまったくなかった、ということだ。来年もサブカルは結局、このおじさんたち中心で回っていくのだろう。


■事件その7
秋元康の本質が出た二大炎上事件。ネオナチ騒動に女性差別。リテラには運営から恫喝メール

 秋元康のアイドルプロデュースは「あざとさ」ゆえに炎上がつきものだが、今年は笑っては済ませられない炎上事件が2つもあった。1つ目は今年の紅白歌合戦に初出場を決めた欅坂46の衣装がナチスの軍服に酷似していると指摘された問題。
 この類の指摘は大抵無視する秋元だが、ユダヤ系人権団体であるサイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)から謝罪を要求されるにいたり、ようやくコメントを出したわけだが、それは「ニュースで知りました。ありえない衣装でした」という現場スタッフに全責任をなすりつける、あまりにおざなりな対応だった。
 そしてもう1つはHKT48の楽曲「アインシュタインよりディアナ・アグロン」が女性蔑視であると指摘された騒動。〈難しいことは何も考えない 頭からっぽでいい〉などと歌わせるあんまりな内容の楽曲にネットは大炎上。いくつかのニュースサイトがこの内容を取り上げ、当サイトでも記事にしたわけだが、ここから有り得ない事態が起こる。
 歌詞の論評である本サイトの記事に対し、AKB運営会社であるAKSの法務部から、「名誉毀損及び侮辱罪が成立する」「即刻、記事を削除せよ」とのメールが届けられたのだ。

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