ネトウヨと視聴者の会が『ひるおび』を“反日番組”と勘違いしスポンサーに圧力! 田崎史郎大活躍の政権忖度番組をなぜ?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

『ひるおび!』は政権寄り、前川氏の告発を取り上げたのも最後だった

 実際、『ひるおび!』は他番組と比較して、森友問題・加計問題扱いを始めた時期は最後発。テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』『ワイド!スクランブル』や、フジテレビ『直撃LIVE グッディ!』がこれらの問題を追及するなかで完全に遅れをとり、果ては、安倍首相が生出演するような『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)までもがこれらの疑惑を大々的に取り上げるようになっても『ひるおび!』だけは最後までなかなか積極的に扱おうとしなった。

 象徴的なのが、前川氏の実名告発を朝日新聞と「週刊文春」(文藝春秋)が同時に報じた5月25日の放送だろう。この日、各局は大々的に前川氏の発言を報じたのだが、『ひるおび!』は11時台の新聞チェックのコーナーで申しわけ程度に扱っただけ。12時台からのメイン特集では東京五輪の費用問題や北朝鮮のサイバー攻撃などとくに緊急性があるとも思えないひまネタで時間を埋め、前川氏の告発は一切取り上げなかった。言っておくが、他局にさきがけTBSは事前に前川氏の独占インタビューを収録済みで、その日の夜の『NEWS23』はもちろん、朝の『あさチャン!』『ビビット』や昼前の『JNNニュース』でも前川氏の証言映像を大きく取り上げたにもかかわらず、である。

 また、加計問題をやっと取り上げるようになってからも、田崎氏によるトンデモ解説と、桜を見る会に招かれたこともあり安倍首相が大好きなことを隠さないMCの恵の仕切りで、政府・与党寄りかつ野党批判のトーンでスタジオの議論を締めくくることがほとんど。安倍政権を忖度する姿勢はまるで変わっていない。事実、昨日8月7日放送でも、前回世論調査よりも微増した内閣支持率について、田崎氏が「僕は楽観視していない」とのコメントを出し、それを受けた恵が「想定の範囲内ということ」などと言って仕切っていた。いったい誰目線なのか聞きたくなるではないか。

 まあ、本サイトとしては正直なところ、こんな“政権忖度番組”は勝手に終わってくれて結構。だがしかし、『ひるおび!』ですらネトウヨたちから見ると「反日極左の印象操作番組」になってしまうのだから、いよいよ世も末と言うほかない。こいつらの頭のなかでは、もはや『そこまで言って委員会NP』や『ニュース女子』『真相深入り!虎ノ門ニュース』のようなトンデモフェイク番組以外は、すべて偏向番組という世界なのだろう。

 だが、呆れてばかりもいられない。今回はたまたまバカなネトウヨたちのぬか喜びに終わったが、連中が見当違いにもテレビ番組を“反日捏造”とレッテル貼りし、みさかいなくスポンサー企業に対する圧力運動を展開しているということは、まぎれもない事実だからだ。

 今後、極めて面倒な彼らの言いがかりに企業が屈し、健全な番組がやり込められたり、権力を監視する報道が抑制されたりすることは、残念ながら、大いにありうることである。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

ネトウヨと視聴者の会が『ひるおび』を“反日番組”と勘違いしスポンサーに圧力! 田崎史郎大活躍の政権忖度番組をなぜ?のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。ひるおびネトウヨ田崎史郎編集部の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 視聴者の会が加計でトンデモ意見広告
2 茂木人づくり相の公選法違反に新証拠
3 安倍政権が福井国体を戦前賛美に利用
4 ナチス礼賛、高須院長がまた訴訟恫喝!
5 加計学園獣医学部施設の設計図疑惑
6 ネトウヨ高須院長に息子が苦言!
7 高校生平和大使の演説中止と安倍政権
8 三浦瑠麗が戦前賛美、その御用学者体質
9 葵つかさが「松潤とは終わった」と
10 長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表
11 ローラが所属プロに奴隷契約の終了を
12 ウーマン村本こそ“最強反戦芸人”だ!
13 Nスペ731部隊検証にネトウヨ錯乱!
14 『永遠の0』は恐い!元特攻要員が批判
15 高橋洋一ら安倍応援団が特区ビジネス
16 吉永小百合が「9条は変えさせない」
17 松本人志追及に井上公造が「圧力ない」
18 日本の外務省が文大統領と同様の発言
19 欅坂46平手欠席の背景にブラック労働
20 トランプ差別発言に有本香と玉川徹が
1長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表
2久米宏、さんま、村本も東京五輪批判
3綾瀬はるかが毒ガス製造の元兵士を取材
4テレ朝が萩生田に全面謝罪した背景
5三浦瑠麗が戦前賛美、その御用学者体質
6高橋洋一ら安倍応援団が特区ビジネス
7市原悦子が語る戦争と安倍政権への怒り
8 高校生平和大使の演説中止と安倍政権
9グアム北ミサイルは存立危機事態でない
10トランプ的どっちもどっち論横行の日本
11仲代達矢と桂歌丸が語った戦争体験
12寂聴「憲法を汚した安倍は世界の恥」
13安倍政権が福井国体を戦前賛美に利用
14手塚治虫が描いた戦争をいま読み直す
15閉会中審査、小野寺防衛相も隠蔽体質
16加計学園獣医学部施設の設計図疑惑
17幹部から新人までほとんどが商売右翼
18安倍の「人づくり」名称のルーツは?
19岸田『ひるおび!』出演にネトウヨが
PR
PR 飲むだけで女性のカラダの悩みを解消!?

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」