>  >  > 安倍生出演、報ステ、23の異常な弱腰

安倍首相が生出演『報ステ』『NEWS23』の異常な弱腰! 厳しい質問をせず、野党や元島民の批判VTRをカット

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 たとえば22時の『報ステ』では、富川悠太アナウンサーが「プーチン大統領と一緒に温泉に入ったのか」などと、ワイドショーみたいなどうでもいい切り口。本題の北方領土問題にしても、「4島一括か、2島先行か、はたまた2島だけでいいのか」と具体的プランを聞いてみるのはいいが、安倍首相はまったく明らかにしようとせず、逆に「具体的にすこしでも前進するために、どう交渉していくかを考えなければならない」「新しいアプローチ」などと、抽象的な言い訳を宣伝させてしまうだけ。

 また後藤謙次氏が、安倍首相が現在議長を務めるG7がロシアへの経済制裁を強めているが、その最中で日露だけが接近していいのかという旨の質問をするも、「ウクライナの(クリミア併合)問題に関しては、G7の一員として責任ある協調した行動をとっていく」という建前を垂れ流させただけで、そこで日本政府にとって最大の矛盾点であるシリア情勢に対し、番組側から切り込む気配をつゆほども見せなかった。

 そして最後に23時台の『23』。TBSは会見直後の同日夕方『Nスタ』で元島民の男性を中継しており、「端的に言ってがっかり」「成果はゼロ」「自由訪問は前からやっていることで別に目新しくない」という旨の批判的なコメントを報じていた。そのため、北方領土問題が事実上まったく動かなかったことに対し、強く追及していくものと思われた。

 そして期待どおり、『23』でも安倍首相の生出演中、『Nスタ』と同じ元島民の男性がVTRに登場したのだが、しかしここで不可解なことが起こった。

 というのも、『23』のVTRで男性は、「(安倍首相が島民の手紙をプーチンに渡したことは)非常に大事なことで、私ども島民としての核になる発言だった。それに対してプーチンさんは島民の思いとか安倍首相が投げたボールに対してなんの返答もなかった。会話にならない会見だった」と、プーチン批判のみを述べ、逆に、安倍首相を批判する言葉をまったく発さなかったからだ。『23』側がインタビューをどのように編集したのかは定かではないが、この不自然さを見る限り、少なくとも安倍首相の生出演に気を使ったのは疑いないだろう。

 これまで安倍政権の政策の問題点をしっかりと点検してきた『報ステ』と『23』が、この体たらく……。しかも、この二つの番組は、他にも異常としか言えない自主規制をしていた。

 それは、『報ステ』も『23』も、今回の日露首脳会談に対する野党側の反応を、一秒たりとも報じなかったことだ。

 実は、安倍首相が昨晩最初に生出演した『NW9』では、キャスターらとの質疑こそ“お友達ムード”であったものの、一応、VTRで自民党の二階俊博幹事長の他、公明党、民進党、共産党、日本維新の会の代表らのコメントを紹介していた。

 その際、安倍首相は民進党・蓮舫代表の「日本の大規模な経済援助への進展はあったが領土問題は置き去りにされているかの印象は否めない」「引き分けどころかプーチン大統領に一本とられた形で終わったのだとすれば、国民のひとりとして非常に残念」というコメントに対し、VTRが終わるやいなや猛然と反論。キャスターの進行に食い気味で「蓮舫氏は間違ってます。経済援助ではありません」「勘違いされておられる」とまくしたてた。国会質疑で痛いところを突かれたときのあの調子で、だ。

リテラのSNS

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 宮根誠司がアパホテルを擁護し中国攻撃
2 『夫のちんぽが入らない』の深い意味
3 是枝監督「映画が日本に利用されてる」
4 片山さつきトランプ就任式で大はしゃぎ
5 DHC会長が在日ヘイト発言を連発!
6 アパホテルの反論は嘘と詐術だらけだ!
7 SMAP最後の日に中居と木村が
8 アパホテルのトンデモ極右思想の正体
9 吹石一恵の音痴エピソード
10 嵐の元側近が明かすジャニーズの掟
11 忘れるな、福島原発事故の主犯は安倍だ
12 南京大虐殺を日本テレビの番組が証明
13 北原みのり逮捕の原因は安倍批判?
14 高橋尚子も?パチンコ依存症の悲惨
15 デマ垂れ流し『ニュース女子』とDHC
16 空中分解KAT-TUNの暴露本が出版
17 国分「SMAP好きじゃない」告白の裏
18 グッディ!土田マジギレ真の原因
19 SMAPの寂しすぎる最後は仕方ない!
20 キムタク最大のタブーとは?
PR
PR
1室井佑月が金子勝と安倍政権批判(後)
2室井佑月が金子勝と安倍政権批判(前)
3トランプのマスコミ排除は日本でも
5アパホテルのトンデモ極右思想の正体
6デマ垂れ流し『ニュース女子』とDHC
7安倍政権が“国策映画”計画へ
8DHC会長が在日ヘイト発言を連発!
9今井絵理子と三原じゅん子の資産公開が
10SUGIZOが難民問題で勇気ある発言
11メリルストリープの指摘は日本のことだ
12慰安婦少女像は反日の象徴ではなかった
13片山さつきトランプ就任式で大はしゃぎ
14『日本会議の研究』出版禁止の不当性!
15アパホテルの反論は嘘と詐術だらけだ!
16政権が原発被害隠しにDASH村利用
17佐藤優が慰安婦問題への対応を批判!
18保護なめんなジャンパーは氷山の一角
19宮根誠司がアパホテルを擁護し中国攻撃
20安倍の慰安婦少女像への強行姿勢の裏
PR
PR

カテゴリ別ランキング


人気連載

政治からテレビを守れ!

水島宏明

テレ朝とNHKの"失態"につけこむ安倍政権とほくそえむ籾井会長

政治からテレビを守れ!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」