東京地検特捜部が田母神俊雄を“横領”で強制捜査! 背景にチャンネル桜・水島社長との政治資金めぐる内紛が

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 さらに問題視されたのが同社の倒産寸前に催されたパーティだった。「週刊金曜日」(09年1月9日号)によると、このパーティを主催したのは「ハッピー241」を運営する企業だったが、パーティに出席した約400名の中には田母神氏の他、林芳正防衛相(当時)、石破茂、小池百合子、森山真弓など防衛族議員など関係者がずらりと勢揃いしたという。

 名目は「ハッピー241」の新番組「ガンバレ自衛隊!」の制作発表だったが、実際はトランス社が権威や人脈を誇示するためのもので、資金調達のために利用されたのではといわれている。

〈トランスデジタルは、このパーティ開催に関連して「防衛プロジェクト」という名目で二億円もの資金を使っていたという。となれば、政治家に対する不正な資金提供があったのではないかという疑惑も持ち上がってくる〉(週刊金曜日より)

 そして、この「ハッピー241」の番組制作に協力し、パーティ運営にもかかわっていたのが、「チャンネル桜」だった。当然、水島社長もこの防衛族議員たちにまじって、パーティに参加していた。

 当時「週刊金曜日」の取材に応じた水島社長は「自分も被害者だ」との認識を示しているが、「チャンネル桜」そして水島社長がトランス社の広告塔的役割を演じていたのは事実だ。

 それにしても、右派組織はどうしてこうも金がらみのトラブル、内紛が多いのだろう。過去には、北朝鮮拉致問題の「救う会」にも使途不明金問題が噴出したことがある。

 保守、愛国、伝統──そんなスローガンとはほど遠い展開となった田母神不正資金疑惑。今後の推移に注目したい。
(美波万樹)

最終更新:2017.11.24 08:07

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