ビートたけしが安倍政権の道徳教育を真っ向批判!「道徳を守れないお前らが道徳を語るな」「日本の道徳観は単なる郷愁だ」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
takeshi_1_140713.jpg
オフィス北野ホームページより


 来年夏の参院選以降、ついに憲法改正に取り組むと表明している安倍晋三首相だが、彼にとって憲法改正と同様に悲願のひとつに「道徳の教科化」がある。安倍首相は第一次政権時にも道徳の教科化に乗り出したが、「人の心に成績をつけるのか」と非難が相次ぎ、あえなく挫折。だが、今度は満を持して、小学校では来年2016年に、中学校は17年に教科書検定が行われ、そこから2年後には道徳が「特別な教科」として授業が行われることになっている。

 もともとはいじめ対策の一環として打ち出された道徳の教科化だが、そんなものは後付けにすぎず、真の目的は「愛国心教育」にある。事実、第一次政権で改定した教育基本法でも「愛国心」と「公共の精神」を盛り込み、安倍首相は「日本人としてのアイデンティティをしっかりと確立していくことも大切だ」と発言。いわば今度の教科化は、愛国教育によって軍国主義に駆り立てた戦前の「修身」の復活を目論んでいるのは明白だ。

 こうした動きに対して危機感を募らせている人は多いが、そんななか、あの有名人が一冊の道徳本を出版した。北野武の『新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか』(幻冬舎)だ。

 タイトルだけを見ると、押しつけがましそうなうさん臭さがプンプンするが、中身は意外にも、道徳そのものを疑い、問い直す内容だ。

 そもそも道徳とは何かということを、たけしはこう綴る。

〈道徳なんてものは、権力者の都合でいくらでも変わる。
 少なくとも、いつの時代も、どんな人間にとっても通用する、絶対的な道徳はないっていうことは間違いない。それだけは頭に入れておいた方がいい〉
〈道徳は社会の秩序を守るためのもの……といえば聞こえはいいけれど、それはつまり支配者がうまいこと社会を支配していくために考え出されたものなんだと思う〉

 そして、文科相の学習指導要領の「社会全体のモラルが低下している」という一文には、〈俺の個人的感想をいわせてもらえれば、社会のモラルは良くなった気がする〉〈モラルが低下したというのは、要するに自分のモラルに自信がなくなっているということだろう〉という。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか

  • amazonの詳細ページへ
  • 楽天ブックスの詳細ページへ
  • Yahoo! ショッピングの詳細ページへ
  • セブンネットショッピングの詳細ページへ
新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 義家弘介が便宜をビンセンと読み間違い
2 前次官会見で田崎スシローが失笑発言
3 官邸が前川前次官に直接圧力の事実が
4 前川問題で大恥、読売の政権広報紙ぶり
5 金塊容疑者の写真はNEWS手越だった
6 菅に日歯連から3000万円迂回献金
7 田崎史郎に自民党が政党交付金から金
8 官邸の前川証言潰し圧力に負けるな!
9 カンニング竹山、村本も共謀罪に反対
10 “菅官房長官語”の非人間性を証明!
11 安倍政権御用ジャーナリスト大賞
12 葵つかさが「松潤とは終わった」と
13 NEWS手越と金塊事件容疑者が…
14 文春の前次官証言で官邸vsマスコミ攻防
15 報ステ後藤謙次の安倍批判がキレキレ!
16 官邸が文科省前次官の実名証言ツブし
17 恵俊彰が田崎史郎を「政権の代弁者」と
18 松本人志が「冤罪あっても」共謀罪支持
19 阿川佐和子結婚手記に不倫略奪婚は?
20 小倉智昭が師匠・大橋巨泉に裏切り行為
PR
PR
1官邸の前川証言潰し圧力に負けるな!
2松本人志が「冤罪あっても」共謀罪支持
3文春の前次官証言で官邸vsマスコミ攻防
4『あさイチ』が基地に苦しむ沖縄を特集!
5共謀罪が衆院委員会で強行採決の暴挙
6安倍が朝日の加計学園報道をテロ認定!
7加計学園「総理の意向」文書は本物!
8佐野元春が共謀罪反対「治安維持法だ」
9加計学園疑惑に決定打、安倍側近が圧力
10文科省前次官の醜聞はやはり官邸の謀略
11 共謀罪に周防監督らも猛反対の声
13官邸が文科省前次官の実名証言ツブし
14義家弘介が便宜をビンセンと読み間違い
15室井佑月が共産小池晃と安倍答弁を分析
16加計に利権独占させた安倍政権の手口
17前川問題で大恥、読売の政権広報紙ぶり
18共謀罪強行採決もまだ希望はある!
19室井佑月が共産党に「ネトサポつくれ」
20ガンダム“生みの親”が安倍首相批判!
PR
PR

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」