>  >  > 安保法合憲論の憲法学者の主張に唖然

礒崎首相補佐官に続き官邸推薦の憲法学者も「法的安定性関係ない」「中国に対抗するため安保法は必要」…もはや日本は法治国家じゃない

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
isozaki_150614.jpg
いそざき陽輔のホームページより


 集団的自衛権行使についての説明でツイッター上で女子高校生に論破されたと話題になった首相補佐官の礒崎陽輔氏が、またやらかした。一連の安保関連法案について「法的安定性は関係ない」とまで言い放ったのだ。

 それは、7月26日、地元大分の講演での発言だ。

「我が国は憲法9条の解釈から自衛権は必要最低限度でなければならず、集団的自衛権は必要最低限度を超えるからダメだとしてきた。1972年の政府見解だ。しかし、40年経って時代は変わった。集団的自衛権も、我が国を守るためのものならいいのではないか、と(安倍政権は)提案している」

 そう自説を展開した後、こう言い切ったのだ。

「何を考えないといけないのか。法的安定性は関係ない。(集団的自衛権の行使が)我が国を守るために必要な措置かどうかを気にしないといけない。我が国を守るために必要なことを憲法がダメだということはあり得ない」

 必要なことならルールなど無視していいと言っているのだ。だったら端からルールなど必要ないではないか。すべてはその時々に“王様”が決める。法治国家の否定である。

 これにはさすがに与党からも批判の声が相次いだ。自民党の谷垣禎一幹事長は「極めて配慮の欠けたことだ」と言い、公明党の山口那津男代表も「足を引っ張らないように」と苦言を呈した。だが、肝心の政権側は、菅義偉官房長官が「安全保障環境の変化を十分に踏まえる必要があるという認識を示したもので、問題はない。辞任には当たらない」と完全擁護している。

 それも当然だろう。実は、この礒崎発言こそが安保法制を貫く安倍政権の本音なのだ。

 安保法制推進論者の意見を聞くと、必ず出てくるのが「必要だからやらなければならない」という理屈だ。安倍晋三首相はこれまで、集団的自衛権行使を容認しても法的安定性は保たれると強弁してきた。だが、本音の部分では、法的安定性より必要性が優先されると思っている。それが、最側近の礒崎氏の口から出てしまっただけのことなのだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

安倍政権を笑い倒す (角川新書)

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 安倍応援団が“森友学園”疑惑封じ!
2 森友学園と「維新」の癒着の証拠が!
3 宮崎駿監督の新作は、言論弾圧も覚悟
4 森友学園問題で安倍の答弁がヒドい!
5 櫻井翔と『報ステ』小川アナが熱愛!
6 嵐メンバーの意外な恋愛事情
7 安倍と関係・森友学園が改憲の署名集め
8 森友学園が秋元康の愛国ソング強制!
9 安倍晋三小学校問題を報道しないテレビ
10 恵俊彰が田崎史郎を「政権の代弁者」と
11 安倍の嘘つきは小学生時代からだった
12 村上春樹が新作に込めたメッセージ
13 「安倍晋三記念小学校」は安倍も了承
14 鈴木清順の弟が明かす戦争体験の影響
15 どこも報じない櫻井翔一家の野望
16 国有地疑惑の愛国小学校と安倍の関係
17 維新から出馬報道、シミケンは嘘つき?
18 宇多田「東京は子育てしにくい」は事実
19 嵐の暴露本第二弾に、櫻井、松潤
20 X JAPAN、TAIJIの死の謎
PR
PR
1森友学園問題で安倍の答弁がヒドい!
2「安倍晋三記念小学校」は安倍も了承
3安倍晋三小学校問題を報道しないテレビ
4保育所で国旗と国歌強制する安倍のバカ
5国有地疑惑の愛国小学校と安倍の関係
6共謀罪で法務省がテレ朝玉川の取材拒否
7厚切りジェイソンが日本のお笑い批判!
8安倍トランプ会談を絶賛ワイドショー
9国有地不正取得の学校と安倍の蜜月証拠
10安倍はトランプにFTAを要求されてた
11森友学園が秋元康の愛国ソング強制!
12森友学園と「維新」の癒着の証拠が!
13南スーダン日報の隠蔽に稲田も加担
14安倍と関係・森友学園が改憲の署名集め
15米山新潟知事が語った共謀罪と原発
16厚切りジェイソンが“日本スゴい”批判
17石原慎太郎を増長させたメディアの責任
18アパ代表「ユダヤ陰謀論」
19金正男暗殺映像にテレビ局が数百万円
20清水富美加に“洗脳”報道なしの理由
PR
PR

人気連載

政治からテレビを守れ!

水島宏明

テレ朝とNHKの"失態"につけこむ安倍政権とほくそえむ籾井会長

政治からテレビを守れ!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」