小倉智昭に“大橋巨泉の弟子”を名乗る資格なし!『とくダネ!』では巨泉の遺言を封殺、“裏切り”行為も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

 しかも、小倉の態度は他の番組MCよりもっと悪質だった。実は、7月20日の『とくダネ!』では、コメンテーターの深澤真紀氏が「週刊現代」のコラムのことを取り上げようとしていたのだが、小倉がそれを封じ込めていたのだ。

「(「週刊現代」の連載で)世界情勢だったり、日本の政権だったりということにずっと問題意識をもって、ずっと怒ってらっしゃっていて、俺はこのままでいいのか、日本は……っていうことを最後まで書いてらっしゃった」

 こう話を切り出した深澤。ところが、小倉氏はこれを完全にスルー。菊川怜に向かって「実は巨泉さんはこの番組を見てくれていて、最近の怜ちゃんの仕事を褒めていた」と全く関係のない話を始めた。

 ようするに、自分が巨泉の安倍政権批判を口にしなかっただけでなく、師匠の“遺言”を番組が取り上げること自体を許さなかったのだ。これが「裏切り」でなくて、なんだというのか。

 いや、そもそも、小倉の巨泉への裏切りは今回の“遺言封殺”という問題だけでない。「愛弟子」「恩人」などといいながら、小倉はとっくに、巨泉を切り捨てていたという見方がテレビ業界では根強い。

 小倉はテレビ東京のアナウンサー時代、上層部と対立して進退きわまった際、大橋巨泉に拾われて1976年に「大橋巨泉事務所」(現オーケープロダクション)入りした。当時小倉には多額の借金があり、しかも仕事も鳴かず飛ばず。そんな中、『大橋巨泉の日曜競馬ニッポン』(ニッポン放送)に小倉を起用し、『世界まるごとHOWマッチ』でブレイクさせたのが巨泉だった。

 その後、小倉は巨泉を師匠として仰ぐようになり、まさに『とくダネ!』で語ったような身内同然の関係になるのだが、しかし、その関係は実際には09年頃から大きく変化していた。

 原因は、巨泉が「オーケープロダクション」の株式を売却、同社が大手テレビ制作会社「イースト・グループ・ホールディングス」の完全子会社になったことだった。当初は、それでも、オーケープロダクションの社長だった巨泉の実弟が引き続き社長を務めたのだが、しかしほどなくして社長の椅子を追われ、そのため巨泉と「オーケープロダクション」の縁が切れてしまう。

 このとき、多くのテレビ関係者は、小倉も巨泉の弟と一緒に事務所を出るのだろうと思ったようだが、小倉のとった行動は逆だった。小倉はもともと同社の株式を持ち取締役に就任していたが、そのまま居残っただけでなく、イーストと蜜月関係を築き、一気に経営への関与を強めていった。そして、「オーケープロダクションの事実上の経営者」と呼ばれるくらいに大きな影響力を持って君臨するようになる。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルビジネス社会カルチャーくらし

小倉智昭に“大橋巨泉の弟子”を名乗る資格なし!『とくダネ!』では巨泉の遺言を封殺、“裏切り”行為ものページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。田部祥太の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
ツイート数
1 安倍首相が台風の最中「休養」に批判殺到
2 NHKが台風19号接近のさなか台風情報に安倍政権PR紛れ込ませ
3 報ステ後藤謙次の安倍批判がキレキレ!
4 上田晋也の番組で東国原英夫と千原せいじが日韓問題への無知晒す
5 「ノーベル賞は日本人ではありませんでした」報道で露呈したもの
6 「家政婦」の名目で24時間労働の介護で日当1万円、残業代なし
7 安倍政権御用ジャーナリスト大賞(前編)
8 池上彰が朝日叩きとネトウヨを大批判
9 安倍首相が「桜を見る会」で税金使って地元後援者を大量招待
10 ラグビー日本代表への“日本の心”押し付けがひどい!
11 橋下徹に恫喝された女子高生が告白!
12 『報ステ』の“安倍忖度”チーフPがアナやスタッフへの“セクハラ”で更迭
13 安倍政権御用ジャーナリスト大賞(後編)
14 堀江貴文が“手取り14万円”「お前が終わってんだよ」でまた無知晒す
15 安倍の改憲で高等教育無償化はまやかし
16 志らくが津田大介との“あいトリ”討論で “お上忖度体質”を露呈
17 安倍首相の「消費税増税」国会答弁で開き直り「法人税減税」を自慢
18 葵つかさが「松潤とは終わった」と
19 松尾貴史「日本を壊しているのは安倍さん」
20 ブラックホール会見でNHK記者“日本スゴイ”質問に世界が失笑
1久米宏が「テレビが反韓国キャンペーンをやってる」と真っ向批判
2安倍政権・厚労政務官が外国人在留申請で口利き「100人で200万円」
3 玉川徹がGSOMIA破棄で加熱するテレビの嫌韓煽動を批判
4明石家さんまが吉本上層部と安倍首相の癒着に痛烈皮肉!
5『ゴゴスマ』で今度は東国原英夫がヘイト丸出し、金慶珠を攻撃!
6『報ステ』の“安倍忖度”チーフPがアナやスタッフへの“セクハラ”で更迭
7『ゴゴスマ』で「日本男子も韓国女性が来たら暴行しなけりゃいかん」
8文在寅側近の不正に大はしゃぎの一方、安倍政権が厚労政務官の口利きに無視
9埼玉知事選で警察が柴山文科相への抗議を排除!柴山も表現の自由否定
10安倍首相がトランプからトウモロコシ爆買い
11菅官房長官「トウモロコシ大量購入は害虫被害対策」は嘘
12 GSOMIA破棄は安倍のせい 慰安婦合意から始まった韓国ヘイト政策
13安倍が後に先送り財政検証の酷い中身
14 GSOMIA破棄で日本マスコミの「困るのは韓国だけ」の嘘
15 松本人志や吉本上層部批判の友近、近藤春菜にバッシング、報復か
16『週刊ポスト』の下劣ヘイト記事は「小学館幹部の方針」の内部情報
17GSOMIA破棄!八代・有本ら安倍応援団は「嫌なら来るな」
18 『モーニングショー』で「暑さに耐えるのが教育」元高校野球監督は右派論客
19 古市憲寿の芥川賞候補作「参考文献問題」に選考委員が猛批判
20『関東大震災「朝鮮人虐殺」はなかった!』のデマとトリックを暴く

カテゴリ別ランキング


人気連載

アベを倒したい!

アベを倒したい!

室井佑月

ブラ弁は見た!

ブラ弁は見た!

ブラック企業被害対策弁護団

ニッポン抑圧と腐敗の現場

ニッポン抑圧と腐敗の現場

横田 一

メディア定点観測

メディア定点観測

編集部

ネット右翼の15年

ネット右翼の15年

野間易通

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

政治からテレビを守れ!

政治からテレビを守れ!

水島宏明

「売れてる本」の取扱説明書

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄