『報ステ』古舘伊知郎“最後の一刺し”がギャラクシー賞を受賞! 安倍とヒトラーの類似性をドイツ取材で証明

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
hurutachi_140715.jpg
テレビ朝日『報道ステーション』HPより


 この1年間で放送された優れた番組に贈られるギャラクシー賞の贈賞式が、昨日6月2日、都内で行われた。注目は、テレビ朝日『報道ステーション』の「特集 ノーベル賞経済学者が見た日本」(2016年3月17日放送)「特集 独ワイマール憲法の“教訓”」(2016年3月18日放送)がテレビ部門大賞を受賞したことだろう。

 ギャラクシー賞は毎年、特定非営利活動法人「放送批評懇談会」がNHK、民法放送各局から独立して審査・顕彰するが、ニュース番組が大賞を受賞するのは初めてのこと。そして、大賞を受賞した『報ステ』の特集「独ワイマール憲法の“教訓”」は、現在、安倍首相が改憲での創設に強い意欲を見せている「緊急事態条項」と、ヒトラーが独裁に利用した「国家緊急権」が酷似していることを鋭く指摘したもの。それも、古舘伊知郎キャスターが直接ドイツからレポートして、権力が暴走する歴史を丹念に検証するという力作であった。

 ご存知の通り、『報ステ』はこれまで、安倍政権からの有形無形の圧力にさらされてきた。古舘氏は今年の3月末をもって番組を降板。最後の出演で古舘氏は“圧力がかかって辞めるわけではない”としつつも、「ただ、このごろは、報道番組で、あけっぴろげに、昔よりもいろんな発言ができなくなりつつあるような空気は、私も感じています」と、放送メディアが安倍政権を忖度し、現場も自由な報道ができていない現状を率直に語った。

 その意味で、今回、古舘氏の“最後の一刺し”であった「特集 独ワイマール憲法の“教訓”」が、ギャラクシー賞の大賞に輝いた意味は大きい。さらに贈賞式では、同じく今年の3月でNHK『クローズアップ現代』を降板した国谷裕子氏に特別賞が授与され、古舘氏と二人三脚で『報ステ』を支えてきた元プロデューサー・松原文枝氏がスピーチをするなど、現在の放送メディアの苦境を現場の人間が臆さずに跳ね返そう、という強い意志を感じるものだった。

 放送メディアには、政権の圧力に屈さず、決して忖度することのない番組作りをしてもらいたいと切に願う。目前にある日本社会の危機を真摯に検証し、愚直に報道することこそが、視聴者がメディアに求めているものに他ならないからだ。

 以下に、今回ギャラクシー賞の大賞に輝いた『報ステ』の特集を、当時本サイトが紹介した記事を再録するので、ぜひこの機会にいま一度、じっくりとその内容をお読みいただきたい。
(編集部)

********************

 昨夜3月18日に放送された『報道ステーション』(テレビ朝日)が、いま大きな話題を集めている。というのも、昨夜の特集は安倍首相が改憲の入口として新設を目論んでいる「緊急事態条項」。しかも、ヒトラーが独裁のために悪用した「国家緊急権」と重ね合わせるという、安倍首相が激怒すること間違いなしの内容で、古舘伊知郎キャスター自らがドイツへ渡りレポートする力の入れようだったからだ。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

『報ステ』古舘伊知郎“最後の一刺し”がギャラクシー賞を受賞! 安倍とヒトラーの類似性をドイツ取材で証明のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。安倍晋三水井多賀子編集部の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 加戸とネトウヨがわめく報道特集デマ
2 高須院長に屈したミヤネ屋の意識の低さ
3 デーモン閣下が相撲ファンの差別に苦言
4 自衛隊日報隠ぺいに安倍と官邸も関与か
5 青山繁晴が閉会中審査でデマ質問!
6 松居一代報道にホリプロが圧力!
7 横浜市長選で問われる第二の家計問題
8 安倍が秘書官と今治市の面会を隠ぺい
9 稲田がまた…安倍のともちんラブを検証
10 青山繁晴が前川氏に論破されてボロボロ
11 恵俊彰が田崎史郎を「政権の代弁者」と
12 安倍は加計の新学部を自ら発案していた
13 葵つかさが「松潤とは終わった」と
14 相模原事件から1年、事件の背景を問う
15 稲田のウソは日報隠蔽だけじゃない!
16 青山繁晴が森友問題で晒した嘘と醜態!
17 ネトウヨの泉放送制作デマを検証する!
18 ネトサポの親玉が愛人に告発された
19 安倍首相が閉会中審査でも大ウソ!
20 ネトウヨ絶賛の加戸前知事証言はインチキ
PR
PR 飲むだけで白髪改善と髪のボリュームを取り戻せる!?
1自民党HIPHOPポスターに怒りの声
2安倍は加計の新学部を自ら発案していた
3横浜市長選で問われる第二の家計問題
4室井佑月と小林節が「まずは民進党を…」
5安倍首相が閉会中審査でも大ウソ!
6日野原重明氏安倍の改憲に反対を表明
7安倍が秘書官と今治市の面会を隠ぺい
8山本地方創生相の加計問題デタラメ発言
9自衛隊日報隠ぺいに安倍と官邸も関与か
10坂本龍一、内田樹、久米宏が改憲批判
11ネトウヨ絶賛の加戸前知事証言はインチキ
12松本人志「安倍擁護じゃない」どの口が
13稲田のウソは日報隠蔽だけじゃない!
14青山繁晴が閉会中審査でデマ質問!
15『4時ですよーだ』Pが松本の変節批判
16安倍首相の体調悪化は本当なのか?
17松尾と鴻上が芸能人と政治的発言に意見
18有田芳生が蓮舫戸籍公開問題に緊急寄稿
19神社本庁の不動産取引と「皇室」疑惑
20ネトウヨの泉放送制作デマを検証する!
PR
PR 飲むだけで女性のカラダの悩みを解消!?

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」