『ワイドナショー』松本人志の“ただのフォロー係”化がヒドすぎる!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
matsumoto_01_140827.jpg
フジテレビ オフィシャルサイト 『ワイドナショー』番組ページより


 最近、松本人志の劣化がヒドいという声をよく聞く。まあたしかに番組は視聴率低迷で次々打ち切りになっているし、映画の評判も作品を追うごとに悪化。『すべらない話』や大喜利的番組でもまったくおもしろいことをいえず、逆に若手に気を使わせている状態だ。

 でも、何がヒドいって、やっぱり一番ヒドいのは『ワイドナショー』(フジテレビ系)の松本人志だろう。松ちゃんがテレビではじめてニュースや時事問題を扱うということで注目されたこの番組だが、その司会進行やコメントがとにかく目を覆いたくなるようなヒドさのだ。

 といっても、政治経済を知らなすぎるとかピント外れの暴言を連発とか、そういうことをいいたいわけはない。それなら全然オッケーなのだが、事態はまったく逆。とにかく無難で当たり障りがなくて、その場を丸くおさめる小役人のようなふるまいしかしないのである。

 たとえば、橋本聖子参院議員の高橋大輔キス強要セクハラ問題を扱った先日の放送。高橋が会見で「セクハラ・パワハラじゃない」と弁明したことに、松ちゃんは当初、「高橋くんが言えば言うほど、結局パワーかいっていう……」と橋本批判を口にしていた。ところが、ゲストコメンテーターの小倉智昭が「セクハラでもなんでもない」「僕は橋本さんよく知ってるけど、2人でよろこんで抱き合ったこと何度もある」「橋本さんに対しておもしろくない人が写真を出したとしか思えない」と、完全にお友達の立場から橋本擁護をまくしたてはじめると、小倉への対応は東野幸治にまかせて自分は一切沈黙。で、少したって久しぶりに口を開いたと思ったら、こんなコメントを口にしたのである。

「議員をやっていくうえで、そのくらいのパワーはいるだろう、と。そのパワーをもっと世界に向けて使えばいいんじゃないか」

 批判派と擁護派の中間をとっただけの、オマエは学級委員か、みたいな内容。これがあの松本人志の言葉か、と呆然とさせられるが、その後も姿勢はかわらない。小倉が何を言っても「そうなんでしょう」と同意し、東野が平凡な解説を口にしても「そうやね」と相づちをうつだけ。ゲストの前園真聖が小倉に真っ向から対立して「高橋さんは嫌だったと思う」「スポーツ界は上下関係が厳しいから拒否できない」と本質に迫る発言をしているのに、それを拾おうとせず、逆に「少年の感想みたい」とからかって話をそらす。とにかくもめごとをさけることに必死なだけの、デキの悪い学級委員会の司会みたいな進行を続けたのである。

 安倍首相の広島原爆の日のコピペ問題を扱ったときもそうだった。番組では、パネルに安倍首相の今年と去年のスピーチを書き起こし、重複してないオリジナル部分に青いマーカーをつけたのだが、結果は青い部分が圧倒的に少なく、ほとんどが重複だったことが判明。

 すると、松本はこの結果になぜか一瞬、「(結果は)逆やと思った。(多かったのは青いマーカー)以外かあ」と絶句し、そして、慌てて、「でもそうなんですけど、毎年ガラッとそんなに変えれないよっていうのはありますよね。首相が全部前の日に書いてるわけでもないですし」とフォローを始めたのである。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

松本人志の怒り 赤版

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 稲田が自衛隊と米空母の訓練を秘密に
2 自衛隊とカールビンソン共同訓練の裏
3 講演で稼ぐネトウヨ文化人のビジネス
4 オザケン父と息子の鋭すぎる権力批判
5 星野源が大衆ウケするようになった理由
6 「週刊女性」が「共謀罪」を大特集
7 ガンバ大阪「ナチス旗」問題を取材検証
8 玉川徹に自民議員が共謀罪の正体を
9 室井「安倍を倒せ」に山本太郎の答えは
10 安倍政権が関東大震災・朝鮮人虐殺を
11 エイベックス役員がグラドルに強姦未遂
12 中川俊直不倫醜聞は自民党の体質に原因
13 国谷裕子がクロ現降板の舞台裏を告白!
14 シリア攻撃を支持した安倍の支離滅裂!
15 秋篠宮家の料理番がブラック告発
16 マツコが“忘れられない男”と首都高で
17 池上彰が朝日叩きとネトウヨを大批判
18 りゅうちぇるの意見が真っ当すぎる!
19 星野源の“壮絶”闘病生活
20 グッディ!土田マジギレ真の原因
PR
PR
1玉川徹に自民議員が共謀罪の正体を
2自民が森友追及され逆ギレ強行採決
3オザケン父と息子の鋭すぎる権力批判
4室井佑月が山本太郎に迫る!(前編)
5「週刊女性」が「共謀罪」を大特集
6ペギー葉山が遺した安倍政権批判の言葉
7安倍が北朝鮮危機煽りつつ桜を見る会
8キノコや筍を採るだけで共謀罪
9講演で稼ぐネトウヨ文化人のビジネス
10森友国有地取引で財務省主導の証拠が
11加計学園総帥が「首相の後ろ盾ある」
12安倍政権が関東大震災・朝鮮人虐殺を
13「共謀罪」にアジカン後藤らが反対の声
14室井「安倍を倒せ」に山本太郎の答えは
15北朝鮮危機の最中に安倍はフィットネス
16 高畑勲が安倍を止められない苦悩を吐露
17有村治子議員がNHKに言いがかり
18三回忌を迎えた愛川欽也を偲ぶ!
19昭恵夫人のサミット機密漏洩に新証拠!
20安倍政権が自衛隊の対北武器使用指針
PR
PR

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

室井佑月が斎藤貴男と「共謀罪」を徹底批判!「安倍政権に逆らう人が片っ端から逮捕される」

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」