>  >  > 櫻井よしこ「憲法で震災が拡大」デマ

櫻井よしこと日本会議が震災を改憲主張の道具に…「緊急事態条項ないから被害拡大」のデマを被災地の消防が否定

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷
ustukushii_01_160506.jpg
美しい日本の憲法をつくる国民の会HPより


 やはりこの者たちに被災地を思う気持ちなどないのだろう。安倍政権と同様、憲法改正を悲願にする極右陣営が、熊本大地震を改憲の道具にしようと躍起になっているからだ。

 日本会議のダミー団体「美しい日本の憲法をつくる国民の会」と「民間憲法臨調」が憲法記念日に開いた集会のテーマは、もちろん「緊急事態条項」。この両団体で共同代表と代表を務めているのが櫻井よしこだが、彼女は憲法記念日に先立ち4月26日に行った会見で、熊本大地震について、こう語った。

「(熊本県は)全体の状況というものが把握できなかったのが事実ですね。そういうことも含めてですね、緊急事態条項というものがあればですね、最初から国がそこにぱっと行ってですね、対処できるということが、おそらく大きな違いなんだろうと思います」

「国がぱっと行く」ことはできたのに、安倍首相が被災地に入ったのは地震発生から9日後の4月23日。しかもそれは翌日に行われた衆院補選のアピールではないかと言われた。だいたい、初動で政府が熊本県に送り込んだのは現地対策本部長となった内閣府の松本文明副大臣のみ。その松本副大臣は、国と熊本県庁をつなぐテレビ会議で“自分の食べるものを差し入れして”と要望、その上、現地では自治体職員たちに「物資は十分持ってきているので足りているんだ。被災者に行き届かないのは、あんたらの責任だ。政府に文句は言うな」と怒鳴り散らしていたと報じられている。

 松本副大臣は結局、事実上の更迭となったが、緊急事態条項云々以前に国が真剣に被災地のことを考えていたならば、14日の地震発生直後から熊本県の蒲島郁夫知事が要請していた激甚災害指定を急いで出していたはずだ。だが、そうした国のおざなりな対応は棚にあげて、櫻井は“緊急事態条項があれば万事解決”と言うのである。

 櫻井の嘘つきぶりは既報の通りでいまさら驚きはしないが、さらに櫻井は言うに事を欠いて東日本大震災の話をもち出し、「ガソリンとか燃料が足りなくって、車も動かない、暖房も不十分であったということで、このとき緊急事態条項などがあれば、物資の流通ということにおいて、被災者のみなさん方を困窮状態におくことはなかったのではないかと。これは客観的に分析されていますよね」などと断言した。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 金正男暗殺映像にテレビ局が数百万円
2 共謀罪で法務省がテレ朝玉川の取材拒否
3 安倍が「云々」を「でんでん」と読み恥
4 『めちゃイケ』にジャニーズの圧力
5 「安倍晋三記念小学校」は安倍も了承
6 安倍晋三小学校問題を報道しないテレビ
7 レプロと幸福の科学、どっちが“ブラック”?
8 ジャニーズでSMAPとキスマイいじめ!
9 木村拓哉帰国でJがトンデモ情報操作
10 アパ代表「ユダヤ陰謀論」
11 創価学会信者・長井秀和がタブーに言及
12 しのぶとさんまが戦争政策を真っ向批判
13 有働由美子を勇気づけた山口智子の言葉
14 りゅうちぇるの意見が真っ当すぎる!
15 南スーダン日報の隠蔽に稲田も加担
16 『夫のちんぽが入らない』の深い意味
17 グッディ!土田マジギレ真の原因
18 関東連合元幹部がIT長者の素顔を暴露
19 宇多田「東京は子育てしにくい」は事実
20 石原都知事時代の贅沢三昧は舛添以上
PR
PR
1「安倍晋三記念小学校」は安倍も了承
2保育所で国旗と国歌強制する安倍のバカ
3安倍晋三小学校問題を報道しないテレビ
4「おしどりマコ」の原発取材
5稲田が憲法違反隠すため嘘ついたと白状
6国有地疑惑の愛国小学校と安倍の関係
7安倍トランプ会談を絶賛ワイドショー
8共謀罪で法務省がテレ朝玉川の取材拒否
9安倍はトランプにFTAを要求されてた
10稲田の憲法蹂躙発言に国会前抗議デモ
11山崎まさよしの憲法9条の歌とは?
12安倍とトランプが反マスコミで意気投合
13オスプレイ・フライトマニュアルの中身
14南スーダン日報の隠蔽に稲田も加担
15室井佑月が山口二郎と語る野党の闘い方
16ゴルフめぐり安倍とトランプ嘘つき合戦
17米山新潟知事が語った共謀罪と原発
18安倍もうひとりの祖父の物語
19アパ代表「ユダヤ陰謀論」
20ニュース女子・長谷川幸洋の反論が酷い
PR
PR

人気連載

政治からテレビを守れ!

水島宏明

テレ朝とNHKの"失態"につけこむ安倍政権とほくそえむ籾井会長

政治からテレビを守れ!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」