官邸の圧力!?『報道ステーション』で安倍批判をした古賀茂明が番組を降ろされた!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

〈“私はシャルリー”っていうプラカードを持ってフランス人が行進しましたけど、まぁ私だったら“I am not ABE”(私は安倍じゃない)というプラカードを掲げて、『日本人は違いますよ』ということを、しっかり言っていく必要があるんじゃないかと思いましたね〉

 時間にしておよそ7分。この“演説”に官邸がどれほど激怒したことか。放送中から番組関係者の元には数分と置かず抗議と思しき電話が入った。しかしオンエア中なので出られず、着信だけがずらりと残り、官邸のイラつきの激しさがわかったという。そして、あまりに電話に出なかったため、最後は怒りのメールで締めくくられた。テレビ朝日関係者がこう話す。

「官邸からダイレクトに局の上層部にも連絡があったと聞いています。さまざまなルートでプレッシャーをかけてきた。『古賀に何を言わせてるんだッ』『発言を止めろ!』って。いつもは番組終了後に反省会があるのですが、あの日はそれどころではなかったですね」

 それにしても、「抗議」というのはどういう了見なのだろう。古賀氏は古賀氏の責任において、今回の事態に対する自らの見解を述べたに過ぎない。しかも、テレビで顔出しをして。人質解放の交渉の余地があったのになぜしなかったのか? 人質が取られていると知っていながらなぜ相手を刺激するパフォーマンスを繰り返したのか? 一国民として誰もが抱く疑問を口にして、元官僚の知見からそれに対する解説を述べただけだ。それが政権にとって都合の悪い内容だったから、国民に知られてはマズイ内容だったから、抗議をしたというのだろうか。

 いずれにしてもこの一件で、4月以降、古賀氏の姿は『報ステ』から(おそらくテレ朝全体から)消えることになった。すぐに降板とならなかったのは、3月一杯の出演日をあらかじめ決めていたからだ。テレ朝幹部はこの間の古賀氏の出演日には、どんな言葉が飛び出すか固唾を飲んで見守っているという。当の古賀氏自身は相変わらずだ。2月13日の放送でも「先進国のなかで原発が安いと言っているのは日本だけ」と、健在ぶりを見せつけていた。

 実は、今回の古賀氏“更迭”は、本サイトがしばしば指摘してきた官邸による「報ステ潰し」の一環のようなのだ。というのも、“粛清”は古賀氏だけではなさそうなのだ。いま局内で囁かれているのが、メーンキャスターの古舘伊知郎の信頼が厚く、これまでの『報ステ』路線を支えてきた番組統括の女性チーフプロデューサー、そして古舘と絶妙なコンビネーションワークで視聴者に人気のあったコメンテーターの恵村順一郎氏(朝日新聞論説委員)の2人が、古賀氏と同時に4月から“粛清”されることが決まったという。先のテレ朝関係者が言う。

「チーフプロデューサーは『報ステ』の前身の『ニュースステーション』時代からディレクターを務めてきた人で、安倍政権に限らず歴代与党からの圧力にも臆することなく『報ステ』路線を貫いてきた。古舘さんや恵村さんが自由にコメントできたのも、彼女の存在が大きかった。それだけに、上層部が官邸サイドから『あの女プロデューサーをなんとかしろ』と言われているという噂はずっとあった。その意味で、今回の人事はあまりにわかりやす過ぎ。4月以降、番組の雰囲気はガラリと変わるかもしれません」

 この“粛清人事”を主導しているのは、これも本サイトが何度も書いてきた、安倍首相→見城徹(幻冬舎社長)→早河洋(テレビ朝日会長)ラインだといわれている。

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

この記事に関する本・雑誌

国家の暴走 安倍政権の世論操作術

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

官邸の圧力!?『報道ステーション』で安倍批判をした古賀茂明が番組を降ろされた!のページです。LITERA政治マスコミジャーナリズムオピニオン社会問題芸能(エンタメ)スキャンダルカルチャーなど社会で話題のニュースを本や雑誌から掘り起こすサイトです。テレビ朝日安倍晋三田部祥太の記事ならリテラへ。

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 安倍首相の大嘘解散会見に騙されるな!
2 前川喜平が安倍政権の愛国教育を批判
3 安倍の身勝手解散は民主主義の破壊
4 アムウェイにキラキラ女子が急増中!
5 総選挙直後に加計獣医学部を認可の情報
6 室井佑月が前川前事務次官に加計問題を訊く
7 灘中校長が語る自民党とネトウヨの圧力
8 安倍が国連演説で北朝鮮を煽りまくり
9 痛快!SMAP3人の奴隷解放宣言
10 市川沙耶と熱愛・野島アナに二股の過去
11 葵つかさが「松潤とは終わった」と
12 フィフィが水原希子に狡猾なヘイト攻撃
13 田中慎弥が看破した安倍マッチョの正体
14 安倍解散強行の理由は森友捜査ツブシ
15 長渕剛が安倍政権を批判する新曲を発表
16 田崎史郎が大義なき解散をトンデモ擁護
17 安倍自民党がテレビ各局に文書で圧力
18 Twitter「永久凍結」菅野完氏インタビュー
19 東京五輪買収は決定的と海外で報道
20 NHK岩田が安倍に反旗は大ウソ!
1坂本龍一が受けた政治圧力と誹謗中傷
2東山紀之がキャスター就任で反差別表明
3安倍御用・山口敬之の不起訴はおかしい
4安倍解散強行の理由は森友捜査ツブシ
5水原希子がヘイト攻撃に毅然メッセージ
6安倍が国連演説で北朝鮮を煽りまくり
7室井佑月が前川前事務次官に加計問題を訊く
8 田崎史郎が大義なき解散をトンデモ擁護
9総選挙直後に加計獣医学部を認可の情報
10Twitter「永久凍結」菅野完氏インタビュー
11前川喜平が安倍政権の愛国教育を批判
12卑劣!官邸と産経が望月記者攻撃を煽動
13 フィフィが水原希子に狡猾なヘイト攻撃
14東京五輪買収は決定的と海外で報道
15財務省と森友、口裏合わせの新証拠音源
16田中慎弥が看破した安倍マッチョの正体
17痛快!SMAP3人の奴隷解放宣言
18安倍首相の大嘘解散会見に騙されるな!
19西村京太郎「日本に現代戦は無理」
20NHK岩田が安倍に反旗は大ウソ!

人気連載

アベを倒したい!

室井佑月

連載一覧へ!

アベを倒したい!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」