太田光はこれまでも「死者はインフルエンザ以下」「家で寝てれば治る」と“コロナたいしたことない”発言連発
実際、太田の「コロナたいしたことない」発言は今回だけではない。
たとえば、コロナ禍初期の昨年3月はじめには『サンジャポ』で、コロナの危険性について、こう疑問を呈していた。
「お年寄りや持病を持っている方は重症化する可能性もある。でも、うちの親父やお袋もそうでしたけど、年寄りは毎日、それを気を付けなければいけない。尻もちを突いたり、誤飲しただけですぐに肺炎になって、あっという間に死んじゃうわけですから。それは今までと変わらない」
「インフルエンザは年間3000人亡くなっている。コロナに関してはまだ十数人。お年寄りや妊婦さんや持病を持っている人以外の若者っていうのは、家で寝てれば治る程度」
「回復した人はいっぱいいるって。だけど恐怖心があるために、そこの部分がみんな聞こえなくなっちゃう。本当にこんなに恐れるべき病気なのか」(『サンジャポ』2020年3月1日放送)
この時点ではコロナは未知の疾病であり、間違いがあることは仕方ないが、本来はだからこそ過小評価は避けるべきだ。しかも、このあと感染が拡大し多くの犠牲者が出ても、太田のこのコロナリスク過小評価は変わらない。
3月下旬に志村けんが亡くなったときも、志村を追悼する一方で、「たしかに(コロナの)危険性を教えてくれたけど、志村さんがいなくなって、コロナの毒性が上がった訳じゃないから」(TBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』2020年3月31日放送)と、コロナと切り離して考えろと釘を差す。
感染者が日に日に増加し、第1波の緊急事態宣言の発出直前になっても、恐れるなと繰り返した。
「WHOの情報も二転三転しているように見えるけど。マスクが足りないときだったら、その発症している人は別にそこまでマスクをする必要はないというメッセージも伝えているし、情報が変わってきたら、またその都度メッセージが変わってくる。とにかくパニックにならないってことが一番重要」
「いまニューヨークの現状を見ると確かにもう言葉も出ないというくらいな感じになっているけれども、正しく怖がるということがやっぱりいまも重要で。あれで(ニューヨークについての報道を見て)怖いといって病院に行っちゃうと、さらに医療崩壊につながっちゃうわけだから。そこは落ち着いて家で療養するとかの意識も大事」(『サンジャポ』2020年4月5日放送)