ホリエモン、淳の背後にある「極力マスクをしたくない」という主張
本サイトの既報でも指摘したが、そもそもこのトラブルの原因は、『グッとラック!』や淳が言っているような、“双方の行き違い”などにあるわけではない。声を荒げたのがどちらかとか口調や態度がどうだったかなどの些細な部分に違いがあるだけで、トラブルの本質に関しては、堀江氏の最初の主張、店主のブログでの反論、この『グッとラック!』での双方のインタビュー、すべてで一致している。
それは、店側が「マスク着用でないと入店できない」と説明しているのに対し、マスク未着用者が1名いる堀江氏一行が「どの状態までマスクをしないといけないのか」と質問をしていたことだ。
その時点でマスクを着けていない者がいるのだから、「どの状態まで」という質問はおかしいだろう。少なくともまずマスクを用意してから話をするべきだ。しかもこの餃子店のそばには薬局もあるのだから、買おうと思えばすぐにでも買いに行けたはずだ。それはせず、「どの状態までマスクをしないといけないのか」と質問するなど、文脈無視のイチャモンとしか言いようがない。
しかも、マスク未着用のうえ、「どの状態までマスクをしないといけないのか」と質問してくる時点で、その人物が「マスクの着用は最低限にしたい」「極力マスクをしたくない」と考えていることは明白なわけだから、「マスクを外すのは最低限にしてほしい」「極力マスクを外さないでほしい」と考えている店が、危険性を察知して入店を断るのは当たり前の話だ。
ところが、淳はこの本質に蓋をして「行き違い」などと矮小化。それどころか、「極力マスクをしたくない」という主張をこう擁護していたのだ。
「ぼくはホリエモンさん、交流あるんで、わかるんです。言ってること、ほんと合理的だし、ぼくも飲食店がマスクを過剰にしてくれというのは、やっぱり食べるときにはマスクとるわけだから、その、あまり過剰にやれっていうのも、どうかなと思ってる派」
「どうせ食べるときにはマスクとるわけだから、あまり過剰にやれっていうのも、どうかな」