ホリエモンのクレームを「ロジックでしっかりしたもの」と擁護
いかがだろう。本サイトの指摘は、淳の発言主旨を捻じ曲げる悪質な切り取りだろうか。
たとえば、淳が「ホリエモン慣れしていないのだから、堀江さんが気をつけないと」と言っていたのに「ホリエモン慣れしていない」の部分だけを本サイトが抜き出し、問題を矮小化、餃子店に責任転嫁としていたのなら、意図を捻じ曲げたことになる。しかし、淳ははっきりとこう言っているのだ。
「行き違っているのは、ホリエモン慣れしていないんですよ」
「辛辣なコメントで合理的な、端的なコメント、バンバン発しますから。だから恫喝しているように思うのかもしれないけど、実際、ぼくはホリエモンさんって冷静な男だと思ってる」
「こんなふうにとらえたのは、やっぱお店の人が、(ホリエモンの)理屈というか、ロジックでしっかりしたもので、バーっと来たときに、面倒くさいって思ったのかなーと思って」
明らかに行き違いが起きたのは店側の受け取り方の問題で、矮小化し店側に責任転嫁しているではないか。
いや、それどころか、淳の発言全体をあらためて見ると、本サイトの元記事で引用した発言よりももっと明確に、一方的にホリエモンを擁護し、店側を貶めていることがよくわかる。
言っておくが、どちらが声を荒げたかについては、双方の主張は異なっており、現時点で客観的証拠もなく、どちらが声を荒げたのか、あるいはどちらも声を荒げていたのかなどは、不明だ(仮に店主側が先に声を荒げていたとしても、堀江氏側に瑕疵があるのは変わらないが)。
にもかかわらず、淳は、堀江氏は「合理的」「冷静」などと擁護し、その際のクレームも「ロジックでしっかりしたもの」と評価。つまり、堀江氏のしっかりした冷静な論理を店側が受け止められなかったと、一方的に推測しているのである。これでは、まるで店側が論理を理解できなかった、感情的だったと言っているのと変わらない。
このほかには、志らくが“仮に自分が正しいとしても自分のSNSをきっかけに店が被害を受けているのだから謝るべき”と言ったのに対し、同調するふうに「結果、特定できちゃったわけですからね、カンタンに」という発言があり、これが唯一、堀江氏を諌めていると取れなくもない。しかし、これにしても、堀江氏が〈●●(市名)の●●(文字の種類)から始まる名前の某餃子店。〉と、店を特定できる形でSNSに投稿していたにもかかわらず、わざわざ「結果」と言う言葉をさしはさみ、ネット民が餃子店を特定できたのは結果的にそうなっただけというように誘導しているのだ。