ホリエモンの行為は自身の社会的影響力や立場をかさにきた弱いものいじめ
実際、堀江氏は9月27日の時点ですでに〈腹が立ってそれをFBに書くことすら許されないのか?そして過剰で意味のないマスク信仰すら否定することを書けないのか? 知らん人がわざわざ店を調べてクレーム電話まですることまで予見しなきゃいけないとかおかしくね?〉(9月27日)などと嘯いていた。
いったい何を言っているのか。堀江氏がわざわざ店名を特定できるような書き方をしていたことは前述したが、仮にそういう意図がなかったとしても、IT企業創業者で、ツイッターのフォロワーは350万人を超え、YouTubeのチャンネル登録者数も100万人を超える人間が「知らん人がわざわざ店を調べてクレーム電話まですることまで予見」できないなんてあり得ない。
それに、もし堀江氏が攻撃を予見していなかったというなら、「この店に対する誹謗中傷はしないで欲しい」と呼びかければいいと思うが、堀江氏はそれをいまだしていない。逆に、店が休業に追い込まれたあとも、堀江氏を擁護するツイートやその餃子店を批判するツイートをリツイートしたり、堀江氏批判ツイートを攻撃している。いまだに、店攻撃を扇動し続けているのだ。
改めて言っておくが、堀江氏の行為は自身の社会的影響力や立場をかさにきて個人経営の店を攻撃する弱いものいじめでしかない。
堀江氏については、以前、タクシー運転手に対して車両ナンバーや顔、社名がわかる形で攻撃を繰り返していたことを批判したが(https://lite-ra.com/2018/07/post-4147.html)、今回もやっていることは全く同じ。とにかくお客という立場なら何を言ってもいいと思ってるのだ。
自身のロケット事業に巨額の研究開発費を受け取っている政権に対しては(https://lite-ra.com/2020/07/post-5543.html
)、一切批判をせず、むしろ批判潰しをするくせに、弱い立場の個人商店やタクシー運転手には、仕事を奪われかねない状況にまで平気で追い込む。本サイトはこれまで堀江氏を公共性の欠如した新自由主義者と批判してきたが、この男の酷さはそれ以前の問題なのかもしれない。
(編集部)
最終更新:2020.10.05 08:26