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ぺこぱ松陰寺に続き「かまいたち山内」にネトウヨ疑惑…“給付金は日本国籍だけ”と主張する排外主義や嫌韓ツイートにも「いいね」

山内は昨年「STOP RACISM」のTシャツ写真アップ 脱ネトウヨの可能性も

 2019年夏の「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」における「慰安婦像」展示をめぐる大村秀章・愛知県知事バッシングにも「いいね」している。たとえば河村たかし・名古屋市長の〈大村氏は、私の名誉を毀損するtwitterを吹聴するヒマがあるなら、私、名古屋市長からの「公開質問状」に早く答えなさい〉(2019年10月17日)というツイートに「いいね」。あるいは、高須氏が〈大村愛知県知事は、「愛知県に慰安婦像を設置する会」の会長らしいです…元々そういう思想の人物だったのですね〉というユーザーからのリプに〈謎が解けました〉(2019年8月13日)と応じるトンデモ陰謀論ツイートにも「いいね」していた。

 かまいたちは、人気だけでなく、漫才のクオリティやバラエティのトーク力も若手芸人中で頭一つ抜けており、近い将来、お笑い界のトップに立つといわれる逸材。そんなお笑い芸人が、差別的、排外主義的ツイートにまで「いいね」していたというのは、ショックだし、その拡散力を考えると、かなり問題と言っていいだろう。

 ただ、一方で救いを感じる情報もある。というのも、山内のこうしたネトウヨ的ツイートへの「いいね」は1年前の6月頃を最後にほとんど見られなくなっているのだ。

 また、山内といえば、昨年8月24日に「STOP RACISM」というロゴの入ったチャリティTシャツを妻と揃って着ている写真をインスタグラムで公開し、話題になっていた。

 もちろん、人気が全国区になったので政治性を隠し始めただけで、Tシャツは「STOP RACISM」の意味を知らずに着ていただけという可能性もあるが、前述したように、山内はその1年前まで韓国差別ツイートに「いいね」したり、わずか4カ月前に外国人への給付金に反対するツイートに「いいね」をしていた。それが、「いいね」をしなくなったというのは、何か大きな変化があった可能性もある。

 たとえば、山内は昨年6月に「何度も『梨泰院クラス』を観るように伝えたけど『半沢直樹』しか観ない」と相方の濱家隆一への不満をテレビで語るほど『梨泰院クラス』にはまったらしいが、もしかして、多様性や反差別も描いている同作を観たことで、嫌韓やネトウヨ的差別主義から脱却したとか……。あるいは高須院長ファンだった山内が、例の愛知・大村知事に対するリコール署名不正問題で目が覚めたという可能性もある。

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