「能年にしても、人見知りやこだわりが強く、扱いが難しいのは確かでしょう。しかし、それを上手にマネジメントできる人材がレプロにはいなかった。大体、レプロも能年を干すつもりなどなく、『あまちゃん』ブレイク以降はプロジェクトチームを立ち上げて売り出し戦略を考えていたのです。しかし、そこでまったくいいアイデアが出ず、空中分解状態になった。能年とのコミュニケーションも取れず、お互い疑心暗鬼になったというのが今回の騒動の本質でしょう」(同前)
とはいえ、全面戦争に突入したかたちとなった両者の溝は深い。しかもレプロの能年の契約は2017年まで残っており、そうなると能年は今後2年仕事ができない事態に陥るのだ。
絢香、鈴木あみ、沢尻エリカなど事務所とトラブルになり干された芸能人は多いが、このまま表舞台から消えてしまうには、能年の存在はあまりにも惜しいと思うのだが……。
(時田章広)
最終更新:2015.05.25 03:20