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岡田将生が腐女子受けを狙っている? 男子にキス、男子に告白

 第8話では、同業者である犯罪心理学者がモンスターになってしまい、赤城は「俺も……」と不安になるのだが、「赤城さんはモンスターにはなりません」と断言する百合根。「僕がちゃんと止めますから」と当たり前のことのように言う彼に対して、赤城はちょっと言葉を詰まらせながらも「キャップのことだって、俺が……」と言う。こういったやり取りを見て、ネットでは「STって S=すごい T=ツンデレ の略なのか??」といった声も上がっているほど。ドラマはもうすぐ最終回を迎えるが、来年の1月10日には映画の公開も決定しており、まだまだこの2人のイチャイチャを見る機会はありそうだ。

 さらに、11月上演予定で初舞台となる蜷川幸雄演出の『皆既食〜Total Eclips〜』では、岡田は若く才気あふれるフランスの天才詩人・ランボーを演じるが、原作の『太陽と月に背いて』はランボーと年上の詩人ヴェルレーヌの同性愛にスポットを当てた作品。ヴェルレーヌはランボーの才能をいち早く見抜くが、そのエキセントリックな魅力に絡めとられ、妻子を捨てランボーへ走ってしまう。ヴェルレーヌは生瀬勝久が演じるのだが、2人のイチャイチャどころか、ドロドロの愛憎劇が繰り広げられる。年上の男を翻弄する、小悪魔男子。これまた妄想しがいのある役どころだ。

 でも、いくら腐女子の妄想がかき立てられるとはいえ、そんなの役柄だけの話だろうと思いきや、実は岡田自身にもBL妄想をかき立てるエピソードが多い。小栗旬からの手紙に男泣きしたり、林遣都に面と向かって「かわいい」と言ったり、若葉竜也や加瀬亮、生田斗真、賀来賢人に対しても思わせぶりな言動をしている。なかでも溝端淳平は実家にも招くほど仲が良く、「両想いじゃないか」と噂されるほど。こうしたイケメン俳優たちとの仲良しエピソードが、腐女子の妄想スイッチを刺激しまくっているようだ。

 また、仕草や思考、リアクションが女の子っぽいところや一時期編み物にハマったことがあるなど、“オトメン”エピソードに事欠かないことも妄想に拍車をかけている。オトメンぶりには、姉と妹という女きょうだいに囲まれて育った影響もあるようだが、くわえてかなりのシスコンらしい。とくに妹が大好きで、妹のパシリをやったり、妹にツンとして「がんばってるじゃん」と素っ気なく言われるのがたまらないと言うなど、いじられ体質というかMっ気の要素もある。

 男友だちが多く、オトメンで、いじられ好きなM気質……このあたりが岡田自身が腐女子たちの妄想をかき立ている大きな要因。とはいえ、共演者から“純粋”と評される岡田だけに、こうした要素はあくまで素で、自ら腐女子ウケを狙っているわけではないだろう。ただ、これほどまでにBL妄想が掻き立てられる役が続くということは、もしかしたら制作サイドや事務所がその路線を狙っている可能性はないとは言い切れないのではないか。今後も、岡田の行く末からは目が離せない。
(田口いなす)

最終更新:2015.01.19 05:44

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